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パンフで振り返るゴジラ Ⅱ(1962-1968) [パンフでゴジラ]

 ゴジラがもっともゴジラであった時代と言っても良いのでしょうか。。。
 長らくお待たせいたしましたがようやくこの時期のものもまとめ終わりましたのでお届けします。

 これから数百行,あなたの目はあなたの身体を離れ,この不思議なゴジラな世界へと入っていくのです。。。
 (by石坂●二)

 Ⅱ.総天然色期
 :1962〜1968年

総論)
 TOHOカラー,総天然色といったキャッチコピーが懐かしいカラー映画化はこの頃からです。
 マニアが涎をたらして観るほどの東宝らしいすばらしい造形の怪獣が次々とゴジラと戦っていきましたね。この時期の作品が東宝特撮怪獣というコアなファン層を作り上げ,ゴジラマニアの根底を築いてくれたのだと思いますね。
 東宝特撮黄金期を支えるラインアップの数々!出演する男優・女優ともに東宝俳優の花形の方々が揃っておいでです。宝田明,平田昭彦,高島忠夫,ニック・アダムス,佐原健二,田崎潤,土屋嘉男,星由里子,水野久美,浜美枝,若林映子,前田美波里にザ・ピーナッツ!もう書ききれませんな。
 そしてスタッフ陣も超強力!監督・本多猪四郎,福田純,製作・田中友幸,音楽・伊福部昭,特撮監修はもちろん円谷英二その人!(大雑把に列記したので書いてない人がいるとか言わないように)
 おとうは残念ながらこの時代までの作品はリアルタイムに観れた年代ではなく,以下に続く東宝チャンピオンまつりや企画上映(池袋文芸座などで夏休み全作品オールナイトなどよくやっておりました)などで観ておりました。その時代の空気を生で感じることはできませんでしたが,作品を鑑賞するごとに歓喜し,涙し,興奮をしておりましたよ。
 この頃カラー作品化されたゴジラ作品のどれもに言えることですが,モノクロのクラシック時代にあったような怪獣をモチーフとした社会派映画的な要素から,家族全員で楽しめる娯楽作品としての転換期となっていったのかもしれませんね。


キングコング対ゴジラ

        【パンフ表紙】            【パンフ裏】
公開年月日:1962.08.11
併映作品:私と私
監督:本多猪四郎
登場怪獣:ゴジラ,キングコング,大タコ
ストーリー:
 活躍するのは我らがイェ〜イ!高島忠夫でございます。高島所属のパシフィック製薬は提供しているテレビ番組の不振を打開するため,タコ部長に南海のファロ島に魔神の取材に行くように命令されます。
 対してライバル会社のセントラル製薬は北極探査潜水艦シーホーク号の探検調査をバックアップ!なんと氷山の中から原子炉の光と同じ閃光がでているのを見つけてしまいます。
 氷山からはななんとゴジラが出現!ゴジラ出現のニュースにセントラル製薬の人気はうなぎ上り!?

 さてさて,我らが高島さんは雷鳴轟くファロ島で村を襲う大タコを退治するキングコングに出会います。えぇ洋モノ怪獣には大タコが定番です。コングは大タコを倒すと酒飲んで寝てしまいます。
 高島さんはコレ幸いにコングをいかだにくくり付け,日本にむけて運び出してしまいます。パシフィック製薬の宣伝部長は大喜び!「キングコング対ゴジラ」の宣伝文句を心にわくわくで日本に向かう船に乗り込んできます。
 が・・・治安維持のためコングの日本入国は禁止に。。。かわいそーにタコ部長。
 とうとうゴジラは仙台に上陸,眠りから覚めたコングもいかだから脱走して千葉に上陸してしまいます。動物の闘争本能のおかげか,両怪獣は吸い寄せられるように近づき合い,那須高原で相対する事に!

 しかし,勝負はあっという間・・・ゴジラの吐く放射能炎に早々に戦意を喪失したコングさんが逃げて行ってしまいます。う〜ん,飛び道具もってないからね。。。
 自衛隊も2匹の怪獣をほっとくわけにはいきません。ゴジラを落とし穴に落としたりコングに高圧電流攻撃をしたり・・・でもコングは雷に慣れているので電気はヘッチャラみたいです。
 コングさんは伝統的に美女には弱いので,浜さんを連れて逃走。国会議事堂に上っちゃったりします。えぇコングですから建物には上らないといけません。
 高島さんはコングに麻酔薬を浴びせて眠らせる作戦を提案。見事策に落ちたコングさんはグッスリ・・・Zzzzz...寝てる間にガリバーのように吊るされてゴジラの元へ運ばれて行ってしまいます。そう,再び両怪獣を闘わせようという作戦なのです。
 富士の裾野でゴジラに向けて落とされるコング!2回戦の始まりです。。。しかし・・・コング弱し!けちょんけちょんにゴジラにやられてしまいます。

 しか〜し!一天にわかにかき曇り,雷鳴轟くと形勢逆転です!なななんと雷に打たれたコングはそのままその電気を身体に帯電!そう,雷の多いファロ島で育ったキングコングにはそんな隠し技があったのです。
 電気ビリビリクローでゴジラに掴みかかるコング!ゴジラもたじたじです。2匹の怪獣の一進一退の闘いは裾野から海沿いに移動して続きます。とうとう熱海城を挟んで対峙する2匹。両者が城を挟んでつかみかかる名シーンはココですね!シャッターチャンスですよ!
 熱海城を粉々にした2匹の怪獣はそのままもつれ合うように海に落ちていきます。勝敗の行方は・・・
 遠く沖合に南のファロ島をめざし泳いで行くキングコングの姿がみえます。お疲れ様・・・しかしゴジラは?どっかでまた息を潜めているんですかね。。。


おとうの一言:
 東宝30周年を記念する超大作でございます。出演陣も豪華ですよね!高島忠夫,佐原健二,藤木悠,有島一郎,田崎潤,平田昭彦,浜美枝,若林映子などなど,東宝特撮黄金期の面々が揃っておりますね。詳しくは知りませんが,キングコングの版権はクリアしていたんでしょうか。。。
 しかしこの作品からの数作品はいずれもゴジラ作品の中ではいずれ劣らぬ名作として知られ,ゴジラ造形においても「キンゴジ」,「モスゴジ」と言えば泣く子も黙るほどのものでございました。おとうは今回の作品の「キンゴジ」は2番目に好きなプロポーションでして,その昔購入したフィギュアも今も大事に飾っておりますよ。埃積もってますけど。。。
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 それと尻尾をつかんでゴジラを放り投げるコング!熱海城を挟んで2匹の巨大怪獣が相対する場面!思い起こせばいつでもその情景が目に浮かぶほどの名シーンの数々がございました。(←いつでも浮かぶのは異常ですか?)
 こうした迫力ある戦いのシーンはこの作品以降の定番となっていきますね。やっぱり巨大怪獣の戦いですから舞台は富士の裾野が多くなっちゃいますけど。。。(自衛隊も総合火力演習するくらいですからね)富士山をバックに戦う場面はスケールを大きくしてくれますからね!

 パンフの巻末にはちゃんと英語版の解説もちょっとだけ入ってるのね。。。




モスラ対ゴジラ

        【パンフ表紙】            【パンフ裏】
公開年月日:1964.04.29
併映作品:蟻地獄作戦
監督:本多猪四郎
登場怪獣:ゴジラ,モスラ,モスラ幼虫
ストーリー:
 暴風雨が吹き荒れるインファント島。。。大きな波にさらわれ巨大な卵が海へと流れ出していってしまいます。インファント島からドンブラコしてきた卵は静之浦沖に流れ着きます。
 学者さん達が調査をしますがなんだか全然わかりません。卵はいつしか悪代官みたいなのに買い取られ,商売の材料にされることに。
 なんとかこれを阻止しようとがんばる記者さん達のもとに南京豆・・・イヤ,ピーナッツ・・・でなくって小美人が現れます。彼女たちは流れ着いたモスラの卵を返して欲しいと懇願します。しかし,悪代官は小美人さえ商売の道具にしようとします。あぁ人間社会は腐っているのですね。。。小美人は失意の元にインファント島に帰って行ってしまいます。

 一方倉田浜干拓地では砂を大きく巻き上げ巨大な尻尾がのたうちまわり・・・そう,ゴジラが現れたのです!再び日本に上陸したゴジラは悪びれた顔で破壊の限りを尽くします。四日市工業地帯を荒らし,名古屋城を壊し・・・打つ手なし!危うし,日本。
 この危機をなんとかモスラに助けてもらおうと記者さん達はインファント島に向かいます。卵を返してあげられなかったのにゴジラと闘ってくれなんて,日本人はどこまで自分勝手なんでしょう。でも背に腹は変えられません。どうか一つ!m(_ _)m
 島民の全てが・・・小美人さえ断る中,やさしいモスラは立ち上がってくれます。大きな羽を羽ばたかせ,ゴジラのいる,そしてわが子のいる日本へ飛び立っていくのです。
 小美人は最後にポツリと言います。「モスラはもうこの島に帰ってくることはできないでしょう。モスラの時間はもう残り少ないのです。」そう,モスラは自分の寿命が尽きようとしているのに飛び立ってくれたのです・・・涙。涙。涙。

 ゴジラは自衛隊の攻撃をものともせず,いつしか孵化装置に載ったモスラの卵のある静之浦へ。危ない,卵が!
 そこへ親モスラが間一髪現れ,自らの命を懸けて卵を守るためゴジラへの捨て身の戦いを挑みます。空を飛ぶモスラに放射能を吐きまくるゴジラ!
 しかしモスラには飛び道具はありません。大きな羽で巻き起こす風でゴジラを吹き飛ばし,尻尾を掴んで卵からゴジラを引き離していきます。放射能炎をかいくぐり,顔を掻きむしったり・・・しかし決定打にかけるモスラはやや不利です。
 そしてモスラは最後の手段にでます。ゴジラに向けて金色に光る毒の燐粉を降りそそぎます。苦しがるゴジラ!しかし燐粉攻撃はモスラにとっては諸刃の剣,力尽きるその前にゴジラを倒さねば!苦し紛れに放ったゴジラの放射能がモスラの羽を焼いてしまいます。地に落ちるモスラ・・・
 ゴジラが迫る中,モスラは間一髪再び羽ばたきますが・・・モスラの時間はもう限界だったのです。。。かろうじて羽ばたいたモスラは再びゴジラに向かうことなく,我が子の待つ静之浦へ。卵を大きな羽でやさしく包み込むようにしてモスラは力尽きるのでした。(号泣)

 親モスラが力尽きたそのとき,小美人とインファント島の島民たちの歌声に呼び起こされるように卵は孵化の時を迎えます。。。卵から出てくるコロネパン・・・チガッタ,モスラの幼虫。1匹,いや2匹です。双子の卵だったんですね。
 親の亡骸を目の当たりに生まれてすぐだと言うのに戦いを決意する2匹。もう涙なくしてはスクリーンを観ていられません。
 幼いモスラでも力を合わせれば・・・小柄な体を生かしてゴジラに跳ね飛ばされながらも尻尾への噛み付き攻撃!そして岩陰からの糸噴射!チームワークに翻弄されるゴジラはいつしかモスラの吐く糸で身動きが取れないミイラ状態に。。。
 そのまま海に落ちたゴジラは再び現れることはなかったのです。。。よくやったね!モスラちゃん。
 双子のモスラは小美人を連れ,まだ見ぬ故郷・親モスラの暮らしていたインファント島へ戻っていくのでした・・・(涙の拍手!)

おとうの一言:
 おとうは誰がなんと言おうと「モスゴジ」派でございます!
 それだけで生き物のように動き回る尻尾!眉毛を彷彿されるほどに太く憎たらしく盛り上がった上まぶた!最高です!(←ゴジラ造形の話ね)
 中学の頃,大阪まで出かけて某マニア(オ●ク)ショップの先駆けのお店で買った「モスゴジのブロンズ像」(ブロンズではない)は今でも我が家の玄関を飾る家宝となっております。
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 そして子供たちを助けるために残りわずかな命を賭けて戦う親モスラ!力尽きた親モスラの仇討ちに生まれて間もない双子の子モスラがなんども吹き飛ばされながらもゴジラに立ち向かっていく・・・あぁ,今キーボードを叩いていても涙があふれてきます。日本人に浪花節で語ってくる名作でございます。
 なんでアカデミー賞獲れなかったんだろう・・・(←既に思考がおかしい)
 さて,この作品以後。。。不敗神話が生まれます。そう,モスラ幼虫のゴジラ戦不敗神話です!ゴジラが勝てない唯一の怪獣モスラちゃんでございます。えらい!だからおとうはコロネパン大好きなんですよ。
 こちらのモスラ対ゴジラさん,別バーションのパンフがございまして・・・
 『大怪獣百科事典』と称してB6版?って言うのかな,少し小さめのパンフに他の怪獣紹介とコラボレートした形で作られております。
 このパンフが当時有料販売ものだったのか,おまけ的なものであったのかは知らないんです。誰か教えて〜。
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      【パンフ表紙】           【パンフ裏】
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三大怪獣 地球最大の決戦

        【パンフ表紙】            【パンフ裏】
公開年月日:1964.12.20
併映作品:花のお江戸の無責任
監督:本多猪四郎
登場怪獣:ゴジラ,キングギドラ,ラドン,モスラ幼虫
ストーリー:
 異常気象に見舞われる日本。多くの流星が落ちてくる中,一際大きな隕石?が黒部ダムの近くに落ちていきます。同じ頃,セルジナ公国のサルノ王女の乗る特別機は事故に見せかけた爆破暗殺に遭い,行方不明に。しかし王女は謎の声に誘われて飛行機からは脱出していたのです。
 阿蘇山火口に現れた自分を金星人と言い張る女性は,阿蘇山からのラドンの出現を予言し,さらには海からのゴジラの復活を予言します。この女性・・・よく見ると飛行機事故で行方不明となった王女様のような。。。

 予言どおりに現れた2匹の怪獣は小競り合いを繰り返し,箱根芦ノ湖辺りから富士山近くまで子供のようなグダグダ喧嘩を続けています。
 一方,王女は精神学の研究所に連れられ,そこで思いもよらぬ真実がわかります。なんと遥か昔,金星から逃げ延びた金星人の血が王女の身体に流れていたのです。爆破事故から逃げのびれたり怪獣の出現を予言できたのもこのご先祖様の血のなせる業!そして王女は5000年前に先祖の星・金星を滅ぼした宇宙怪獣キングギドラが出現することを伝えます。
 黒部に落ちた隕石から突如飛び出した金色に光る光球は,爆発と共に炎に包まれた竜の様なシルエットに変わり,ついには黄金の鱗に包まれた巨大な怪獣キングギドラとなって姿を現したのでした。
 まさしく天空を切り裂く竜のごとき頭を3つ持ち,大きな翼で空を飛び,地に立ったときのその足の太さ,二本の尻尾,圧倒的な腹回り・・・どれをとってもキングの名にふさわしい凶悪な怪獣の地球デビューでございました。
 3本の頭からはどこを狙ってるのか全くわからない角度で稲妻のごとき引力光線を吐きまくり,宇宙チックな鳴き声で辺りを威嚇しまくる!すごい!すごいぞ!キングギドラ!そして東宝特撮造形チーム!

 高度な文明社会を持つ金星を滅ぼしたキングギドラ。。。地球が助かる術はないのでしょうか・・・そうだ!困った時はモスラを呼ぼう!しかし小美人は言います。モスラだけでは勝ち目はないでしょう。。。でも,ゴジラとラドンが共に力を合わせてくれればもしかすると・・・
 一分の望みにかけ,モスラはアホみたいに喧嘩を続ける2匹に語りかけます。えー・・・なに言ってるかわかりませんけど語りかけます。
 モスラ「力を合わせてキングギドラを倒そう!」
 ゴジラは「いつもおいら達を苛める人間をなんで助けるんだ!」
 ラドン「そうだ!そうだ!」 (←一番好きなセリフです)
 なんども繰り返し説得するものの,ゴジラとラドンはいっこうに首を縦に振りません。2匹の協力を得られないと悟ったモスラは単身キングギドラに立ち向かっていきます。糸しか吐けないのに・・・ウルウルウル…
 鳥居越しに大地に降り立ったキングギドラ(絵になるねぇ~)はまるでモスラなど目もくれずに破壊の限りを尽します。引力光線の一撃に跳ね飛ばされるモスラ!コロネパンのチョコが出てしまうほどの大ピンチです。危うし!モスラちゃん。あぁこのままではなぶり殺しにされてしまう!

 その時!山を駆け下りてくる一陣の風!いやもっとデカイな・・・ゴジラがキングギドラの前に立ちふさがります。しかし大きな大きなゴジラをも圧倒する超巨体のキングギドラ!対峙して改めてそのスケールの違いに驚愕します!
 曙vs若花田のごとき取り組みは曙の押し倒し!土俵際にある鉄橋をも巻き込む大一番!このシーンも絵になるねぇ~!そしてラドンも上空からの援護!キングギドラは大きな羽を羽ばたかせ,空中戦でもその存在感をいかんなく発揮します。
 しかし徐々に協力し,戦いの主導権を握り始める3匹の怪獣たち。3本のうねる首を絡めるように抱え攻撃を加えるゴジラ。そしてモスラを背に乗せ空中からの糸かけ攻撃にでるラドン!モスラの糸に絡まれ次第に動きを奪われていくキングギドラ!さしものキングギドラもこの3匹の怪獣の猛攻にはたじろいだのか,宇宙のかなたへと退散していったのでした。

おとうの一言:
 ゴジラ史上最も有名な悪役怪獣の初登場でございます。金星を滅ぼしたキングギドラが地球にやってくる!
 そのキングギドラの登場がまた良かったですね!燃える炎の塊が徐々に形をなし,終にはキングギドラの姿に!美川健一・小林幸子も真っ青なキンキラボディーに手はなく大きな竜の翼のみ!そして八岐大蛇を彷彿させる3つの竜の首!買いましたよ!ジャンボソフビ人形!クリスマスとお年玉と誕生日のプレゼント全部一緒で良いからって言って当時一番でかいのを買ってもらいましたね。
 見所は・・・ザピーナッツによる怪獣の会話解説ですね。。。モスラがゴジラ,ラドンを説得するシーンは彼女たちなしでは何をしているのかさえわからなかったでしょう。
 この作品はある意味ではゴジラ作品のターニングポイントとなっております。これまではゴジラは完全な悪役,人類の敵として位置づけされておりました。チャンピオンまつりの時期のような子供の味方!とまではいかないまでも,キングギドラ等,新たな悪役怪獣の出現によってゴジラは人類の味方的な道を歩み始めるのです。




怪獣大戦争

        【パンフ表紙】            【パンフ裏】
公開年月日:1965.12.19
併映作品:エレキの若大将
監督:本多猪四郎
登場怪獣:ゴジラ,キングギドラ,ラドン
ストーリー:
 宇宙パイロットの富士とグレン(名コンビですね)は宇宙船P-1号に乗り,新しく見つかった木星の13番目の衛星X星の探検に向かいます。どうもX星からなぞの怪電波が地球に向けて放出されているようなのです。。。
 X星はクレーターばかりの地表。。。しかしそこには地球よりはるかに優れた科学力をもつX星人が住んでいたのです。彼らはなぜかX星の地上ではなく地下に隠れて暮らしていたのです。どうして?
 そう,地球から飛び去っていった宇宙怪獣キングギドラ(怪物0)がX星を襲い,地上には住めなくなっていたのです。X星の統制官はキングギドラを倒すため,地球のゴジラ(怪物01)とラドン(怪物02)を貸してくれないかと申し入れてきます。人類の誰もが求めるガンの特効薬との交換で・・・

 数日後,地球に現れたX星人は明神湖の湖底で眠るゴジラと鷲ヶ沢で眠るラドンを苦もなく確保し,カプセルに閉じ込めて地球の引力圏外へと連れ去っていったのでした。X星ではいきなり連れて来られた怪物01および02が怪物0との戦いを余儀なくされます。お互いに出会いがしらでありながら怪物0を撃退する2匹。喜びに「シェー!」までしちゃうゴジさんでした。
 しかーし!X星人の残したガンの特効薬を伝えるメッセージは真っ赤な偽物!地球への宣戦布告の言葉が収められていたのでした。全世界は大パニックに陥ります。彼らは電磁波でキングギドラを操り,さらには連れ去ったゴジラ,ラドンも操って地球を征服しようと企んでいたのです。
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 グレンに恋をしたX星人(波川女史)は電子計算機の命令に背き,命を落としながらも彼らの弱点を伝えます。そう,特定の不協和音はX星人を狂わせてしまうのです。
 さらに電磁波の遮断がこの戦いに勝つためのポイントだとにらんだ科学者たちはAサイクル光線で怪獣たちのコントロールを断ち切ることに成功します。見事弱点となる不協和音を拡大することに成功した科学者は,全国のテレビ・ラジオを通じて不協和音を流しまくり,X星人たちを苦しめることに成功します。不協和音はX星人だけでなく,電子計算機にも影響を与えるのですかね?
 さらにAサイクル光線で怪獣たちの誘導電波を断ち切ることに成功し,ゴジラ・ラドンは正気に返ります。キングギドラはいつもラリってるので正気かどうかがわかりません。X星人攻撃に向かう自衛隊のバックに流れる伊福部マーチは最高です!

 不協和音とAサイクル光線の猛攻にX星人統制官はまだ見ぬ未来への脱出と称し,自爆の道を選びます。そして我に返ったゴジラとラドンは再びキングギドラと対決!ラドンがゴジラを抱えてのツープラトンのボディアタックに3匹の怪獣はもろとも海中へと転落!キングギドラは宇宙へと逃げていくのでした。。。
 2匹の地球怪獣の姿は見えませんでしたがきっとどこかで生きていることなのでしょう。地球には平和が戻ったとさ。めでたしめでたし。

おとうの一言:
 目新しい新怪獣の出演はなかったものの,マニアの方には忘れることのできないX星人がこの作品でデビューされました。えぇX星人が主役ですかね。。。後々のマニアの方たちに多大な影響を与えたX星人。音が弱点だって設定はマーズアタックとかにも影響を与えたんでしょうか?
 円盤に確保されたラドンやゴジラが運ばれていくシーンがとっても印象的です。劇中でX星人がダシに使ったガンの特効薬。。。今でもできていないんですよね。。。
 それと意外と多いのが波川女史ファンの方。宇宙人と地球人の禁じられた恋。。。「グレン!私は地球人にはなれない!(涙)」名セリフですねぇ~。スターシアと古代守の原点がここにあるのかもしれません。
 そうそう,この作品が公開された頃おとうが生まれたんですよね。。。もしかするとおとうはX星人だったのかもしれません。。。杉並区の荻窪病院近辺でこの頃UFOを目撃された方はいませんか?あ,電子計算機の命令が聞こえる・・・


ゴジラ・エビラ・モスラ 南海の大決闘

        【パンフ表紙】            【パンフ裏】
公開年月日:1966.12.17
併映作品:これが青春だ!
監督:福田 純
登場怪獣:ゴジラ,エビラ,モスラ,大コンドル
ストーリー:
 南太平洋で行方不明となった兄を探すため,ヨットで捜索の旅に出かける一行。でもメンバーは弟に無理やり連れ出された寄せ集め・・・無事に捜索にいけるのやら。案の定大嵐に遭い,全員が海に投げ出されることに!
 船がバラバラになる中,目にしたのは海中からのびる大きな大きなハサミだったのです。。。

 彼らが打ち上げられたのは南海の孤島レッチ島。
 しかしその島は世界征服を狙う組織「赤イ竹」が原爆をつくる秘密基地だったのです。一味は怪獣エビラを使って島民を支配していたのです。島に近づくものはエビラの苦手な黄色い汁を撒きながらでないとすべてエビラの餌食になってしまうのです。
 組織は隣のインファント島から島民を連れ去り,奴隷のようにこき使っています。逃げ出した島民の娘の水野さんと共に秘密基地に潜入しますが運悪く見つかって散々な目に・・・でも弟君は観測用気球にのって隣のインファント島にいくことができました。そこには行方不明になった兄の姿が。。。
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 一味に追われる一行はレッチ島で眠るゴジラを雷で呼び覚まし,混乱を起こすことを計画します。再びインファント等からレッチ島へ仲間を助けに兄弟が向かう中,嵐の雷に呼び覚まされたゴジラが岩山を崩して現れ,エビラと対峙します!
 ここに南海の大決闘が繰り広げられるのです!大きなハサミを振り上げ,ゴジラに襲い掛かるエビラ!エビの目ですから白目がなくてどこ見てるのかわかりません。感情も読めないのでちょっと怖いです。
 ゴジラとエビラの岩バレー!放射炎をエビ反ってよけるエビラ!ハサミでの猛攻!ゴジラも1本背負いで応酬です。そして舞台はシリーズ初の水中戦へ!それでも第1戦は引き分けとなります。
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 一味はゴジラ討伐にジェット戦闘機を繰り出します。が,そんなものは屁でもありません。逆に秘密基地をけちょんけちょんに壊されてしまいます。赤イ竹は最後の手段として時限式核爆弾で島ごとゴジラをやっつけようとしてきます。でも逃げ出すときに撒いていたのは偽モノの黄色い汁!一味はエビラに粉砕されてしまうのです。
 そのまま第2ラウンドへ突入するゴジラとエビラ!息詰まる水中戦の中,大きなハサミの連打でエビラに苦しめられます。しかし,小ハサミを食いちぎり,大ハサミをもぎ取ると勝負あった!
 そこにようやく眠りから覚めたモスラがやってきます。奴隷になっていたインファント島のみんなを大きなカゴにのせ,レッチ島を脱出するモスラ。
 核爆発のその時,なにかを察知したのかゴジラは海へ飛び込みます!大爆発と共に海へ沈むレッチ島。その様子をインファント島へと向かうモスラの持つカゴの中から眺めているのでした。。。

おとうの一言:
 何よりもエビラなんですけどね。。。もう他に言いようがないほどエビです。
 海からハサミだけが出ているシーンはなんか悪夢に出てきそうですよね。
 なんかモスラがちょっといつもと違う感じなのは小美人が南京豆でないからでしょうかね。やや違和感を感じます。
 それとレッチ島の娘ダヨを演じた水野久美さん。前作のX星人・波川女史に続いての出演ですが,衣装的にはコチラのほうが人気ですかね。
 パンフレット的にはオマケみたいのが付くようになってましてね。「すごろく」が付いていたんですけどこれ割と気に入ってます。

 それとこの作品の公開時には別バージョンのパンフレットっていうか,これまでの怪獣を振り返るような「怪獣百科事典」って名前のパンフがありましてね。無料配布だったか有料だったか知らないんですけどね。
 これには怪獣特集と「ゴジラ・エビラ・モスラ 南海の大決闘」の解説と両方掲載されてますね。バランとかマグマなんか掲載されてるところが泣かせます。
 別バージョン(怪獣百科事典)
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        【パンフ表紙】            【パンフ裏】

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怪獣島の決戦 ゴジラの息子

        【パンフ表紙】            【パンフ裏】
公開年月日:1967.12.16
併映作品:君に幸せを
監督:福田 純
登場怪獣:ゴジラ,ミニラ,カマキラス,クモンガ
ストーリー:
 嵐吹き荒れる海上で飛行機の操縦を妨害するほどの謎の妨害エネルギーが発信されていることがわかります。脳波にも似たそのエネルギーの出所は・・・南海の孤島ゾルゲル島でした。このエネルギーに呼び寄せられるようにゴジラはゾルゲル島に向かっているのでした。
 ゾルゲル島は熱帯そのものの気候,得意な気候のためかヒトと同じくらいの大きさの大カマキリがジャングルに潜む無人島です。ここでは気象コントロールの実験が進められていました。これから予想される世界的な食料難を解消するために秘密裏に進められる計画の名は「シャーベット計画」!その実験が成功すれば,島が凍りつくことになるはずでした。
 ところがいざ実験を始めると謎の妨害エネルギーによって冷却されるはずの島が逆に高温化!一時は摂氏70度を超える異常高温が島を覆い尽してしまいます。そしてその影響は大カマキリにも・・・なんとさらに巨大化して怪獣カマキラスとなってしまったのです。

 カマキラスは謎のエネルギーの出所である山をなぜか崩し始めます。そこには何かの卵が・・・カマキラスの突っつきで殻が割れ,中から出てきたのはゴジラの子供・ミニラだったのです。生まれたてのミニラはなんて言うんでしょう・・・色の悪いサツマイモのような・・・ま,そんなもんです。
 ミニラがカマキラスにもて遊ばれる中,ゴジラが現れます。「うちの子になにすんじゃ~!」と言わんばかりにカマキラスを撃退!ようやく母子?は巡り会えたのです。きっと妨害エネルギーは卵の中のミニラがもうすぐ生まれるよ~!って合図をゴジラに送っていたんですね。
 そして色の悪いサツマイモは・・・イヤ,ミニラはゴジラの尻尾につかまって島の奥へと消えていくのでした。
 なんとか島の施設の復旧をめざす研究員さん達ですが,母ゴジラさんがミニラに会いに行く途中で施設を壊滅的に壊してしまったのでもう目処がたちません。いらいらも募るばかりです。そんな中,島で暮らす謎の少女・美波里さんに出会います。少女は島で死んだ考古学者の遺児だったのです。

 島の奥地ではゴジラがミニラに放射能炎を吐くことを教えています。でもミニラはポワンと屁みたいな放射しか吐くことができません。いらだつゴジラはミニラの尻尾を踏みつけて勢いよく放射能炎を吐かせます。スパルタ教育です。教育ママゴンのようなゴジラさんです。遊びたい盛りのミニラはママゴンよりも遊んでくれる美波里さんが大好き!ママの隙を見て果物をもらいにいったりしちゃいます。
 なんとか施設の復旧に努める研究員達ですが,熱病や怪我に悩まされます。美波里さん案内の中,熱病に効く島の奥地の赤い水をとりに行くのですが,そこには恐ろしいクモンガの住処が・・・なんとか赤い水はゲットできたものの,薬草集めの途中でカマキラスに襲われてしまいます。ピーンチ!
 危機を救いにかけつけてくれたのはミニラだったのです!がんばれミニラ!役立たないけど・・・しかし戦いの最中,クモンガを起こしてしまいます。さらにピーンチ!火に油です。。。なんとか隠れ家の洞窟まで逃げてきたものの,クモンガは洞窟の出口に巣を張り逃げ道を塞いでしまいます。
 またまたここに表れたミニラ君。クモンガと一戦交えますが,あっという間に糸でグルグル巻きにされてしまいます。さらにそこにカマキラスが再び・・・怪獣たちのドタバタに再び実験を行って島を冷却し,怪獣たちがおとなしくなる事を計画する研究員たち!決死の実験開始を試みます。

 クモンガはカマキラスもグルグル巻きにし,毒針のひと刺しでとどめを刺します。そしてミイラ状態のミニラにもとどめの一撃を加えに近づきます。危うし!ミニラ!そこに母ゴジラ到着!クモンガvsゴジラの一戦が始まります。一進一退の攻防が続く中,研究員たちの努力で実験は成功!みるみるうちに島の気温は下がり,いつしか雪が降り始めます。
 南海のゾルゲル島に雪が降り積もる中,親子放射能炎でクモンガを倒したゴジラ親子。平和な島へと戻った・・・と言いたいのですが,実験で低温化した島はどんどん雪が積もってきます。とうとうミニラは凍えて動けなくなる程に。そんなミニラをゴジラは優しく包み込み,親子仲良く抱き合ったまま冬眠に入るのでした。
 島の低温化は一時的なもの,いつか島が再び暖かくなったとき,きっとこの親子は目を覚まし,仲良く暮らしていくことでしょう。。。

おとうの一言:
 よくゴジラの息子さんみたいな方を街中で見かけます。芸能界でもいらっしゃいましたよね。。。
 ちょっとゆる~い設定での映画ではございますが,ディープなファンにはたまらないところもございます。
 カマキラスさんとクモンガさん,他にも多数出演なさっていた気がしますがこちらが最初の出演作だったでしょうか?両怪獣ともに吊り系の怪獣でしたよね。カマキラスのカマキリっぽく首を傾げるアクション,クモンガのサワサワと歩みだす様子,怪獣使いのご苦労がよくわかります。
 印象的なのはやはり最後に雪降るゾルゲル島で抱き合う親子ゴジラの姿。哀愁を感じさせますね。。。えぇフランダースの犬のネロとパトラッシュのように・・・(チゲーヨ)
 この作品でゴジラはオスか?メスか?っていうのが結構話題になりました。貴方がお母さんならお父さんは誰?なんか昼の連続ドラマでもできそうですね。正直ゴジラ同士の子供というよりかは何か種類を超えた交配の結果生まれた子供のように感じたのはおとうだけでしょうか・・・だってあんまり親子で似てないんだもん。似てるんだったら○○さんの方がよっぽど良く似ているし。。。はっ!お父さんはもしや!


怪獣総進撃

         【パンフ表紙】            【パンフ裏】
公開年月日:1968.08.01
併映作品:
 海底軍艦
 海ひこ山ひこ
監督:本多猪四郎
登場怪獣:ゴジラ,キングギドラ,ミニラ,ラドン,アンギラス,モスラ幼虫,マンダ,バラゴン,ゴロザウルス,バラン,クモンガ,ファイヤードラゴン
ストーリー:
 小笠原諸島では世界中の怪獣を集め,怪獣ランドとして研究を進めておりました。怪獣たちは各々嫌いなガスとか超音波などの科学的な障壁によって島の外には出れないようになっていたのです。ところがある日,怪獣ランドのあちこちから黄色いガスが立ち上り,島中を覆いつくしてしまうのでした。。。
 そして怪獣ランドにいたはずの怪獣たちが世界各地の都市を襲い始めます。モスクワにはラドン,ロンドンにマンダ,パリには地底怪獣(バラゴンってニュースで言われるけどゴロザウルスなんだよね),ニューヨークにはゴジラ!破壊の限りを尽くします。

 月ロケット・ムーンライトSY-3号で怪獣ランドに調査に向かうと,そこには世界各地で暴れ回る怪獣たちをコントロールする職員の姿が・・・なぜ?さらにそこには職員たちをもコントロールするキラアク星人の姿も。なんとか操られていた一人をとり戻すものの,なぜか飛び降り自殺をしてしまいます。遺体を調べると謎の受信機が・・・
 発信される電波をたどると世界各地に発信装置が隠されていた事がわかります。そーか!キラアクはこれで怪獣たちをコントロールしていたんだ!
 そしてとうとう東京にも怪獣の攻撃が!ゴジラ・ラドン・マンダ,ちょっと遅れてモスラが現れ,東京を廃墟にしてしまいます。しかしその陰でバラゴンの活動が確認され,伊豆半島辺りでキラアクの拠点づくりがうかがわれます。
 よし,ムーンライトSY-3号出動だ!しかしゴジラ・アンギラス・ラドンに行く手を阻まれ,撤退を余儀なくされてしまいます。でも,逃げる最中で富士山麓に消えるキラアクの円盤の姿を・・・
 富士山麓一帯を調査すると,案の定そこにはキラアクの要塞が!姿を現したキラアク星人は,富士火山脈一帯の地下をキラアクの領土とする!と一方的な宣言をしてきます。

 コントロール装置を分析した結果,誘導電波の発信源が月である事がわかります。ムーンライトSY-3号は直ちに月の基地を攻撃!キラアク星人の正体はなんと岩石だったのです。高温中でしか活動できない彼らはそれで富士火山脈を要塞としたのですね。
 月の誘導装置を壊したので,今度はこっちが怪獣ランドのコントロール装置で全10大怪獣を富士山麓に呼び寄せます。やたら巨大な富士山をバックに記念撮影です。違います,キラアクの要塞を攻撃させたのです。
 キラアク星人は宇宙怪獣キングギドラを呼び寄せ,これに応戦させます。困ったときにはキングギドラ!えぇ宇宙人の世界では定説です。しかし,さすがに10対1ではいくら頭が3つあってもたまりません。(でもバラゴン,バラン,マンダは明らかに参戦してませんでしたね)マイナーなゴロザウルスにとび蹴りまで食らって倒されてしまいます。とどめはミニラのリング放射でポワッとやられましたね。

 しかし,キラアク星人の最後の切り札ファイヤードラゴンが現れ,怪獣ランドのコントロール装置を破壊してしまいます。でもコントロールから開放された怪獣たちはそれでもキラアクの要塞を攻め続けます。動物の本能なのでしょうか?
 ムーンライトSY-3号によってファイヤードラゴンの正体もキラアクの円盤であることが突き止められ,とうとう破壊されてしまいます。
 再び平和が戻った怪獣ランドでは元気な怪獣たちがのどかに暮らしているのでした。。。

おとうの一言:
 いや~!おいしいところ総獲りみたいな映画ですな。怪獣が一杯出るだけでいい!そんな感じです。
 めったに見れないバランとか出てることは出てるんですけどちょっと置物ちっくなんですよね。。。モノレール(地下鉄だったかな?)に絡むマンダなんかもうたまりませんよ。
 富士山麓に全怪獣が集合する時はレポーターの実況が入るんですけど,これがおかしい!「さて,どの怪獣が一番のりでやってくるでしょうか・・・ミニラでした。。。」って軽いオチもありましてね。
 やたらいろんな意味で盛り沢山ですよね。ストーリー的にもよくも詰め込んだな。。。って思うレベルですし,怪獣系は文句なし!さらには兵器系の好きな方にはムーンライトSY-3号は生唾モノですよね。いやいや併映だった海底軍艦の方が良かったかな?この盛り沢山な感じは最終作のファイナルウォーズに受け継がれるのかな?ちゃんと「轟天号」でてましたしね。
 怪獣ランドなんてあったら最高なんですけどね。おとうは絶対に職員募集に応募しますよ。えぇ間違いなく!えっ,怪獣の募集じゃないですよ。。。
 それとね,この作品のパンフレットもちょいと凝ってましてね。飛び出す絵本みたいになってるんですよ。飛び出してるのは何かって?たぶんゴロザウルスだと思うんですけどね。。。たぶん。ちょっとカッパみたいな口になっちゃってますけど。。。



※パンフで振り返るゴジラⅡ(1962〜1968)のあとがき
 とうとう残すところあと1回となりましたこの特集。なんだかんだでやり始めてみると早いものですね。。。
 それでも5ヶ月以上かかってますけど。
 さて,最後にお届けしますのは・・・そう,アレです。

 今しばらくのお待ちを!


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メトロンちゃん

ああ…。なにもかも懐かしい。

さて。
ゴジラ映画のBEST of BESTといえば、
当然、怪獣大戦争でございますよね。(強い断定)
隊列をなし進み行く61式中戦車とメーサー砲。
ううん。殺獣光線なんて名前はいらないの。
メーサーだけでいいの。
Aサイクル光線よりも、雑音攻撃よりも、
メーサーと61式が好きなの。
61式は、当時のプラモ(タミヤ)の影響で、
未だに61式『中戦車』と呼んでるの。

実は、おとうたまの記述を見て、ハタと気付いたことがございます。
ワタクシ、いつのまにかP1号とP1-0号をごっちゃにしてお
りました。
すっ、すいません。
基礎がなっていません。
ゴジラオタクの風上にも置けません。
うううっ(涙)
ワタシなんかオタクじゃなく、
ただの良識ある普通の一般人にすぎなかったんだぁ!
おとうたまの背脂を煎じて飲みたいと思います。

…意外と、ラーメンに合いそうな気もします。


by メトロンちゃん (2008-05-28 09:18) 

残弾なし

おとうたま、待ってましたよ。
とっても、とつても、楽しませて頂きました。
特集ありがとうこざいました。
残弾、これらの作品の大半は、映画館で見てます。
確か、若大将シリーズと二本立だったかな。
どちらの作品も、総天然色、
(もう少し成長してから、パートカラーを経験しましたが、このときは鼻血が・・・)
当時、色のイメージが心象を左右した感じでした。
コジラ映画では、薄暗いブルーに恐怖感を覚え、
若大将シリーズではスキヤキのシーンで空腹感を覚えました。
また
映画を見ながら飲んだオレンジジュース、外側は紙バックでなんですが、内側にビニール袋があり、その中にジュースが入っていました。そのジュース色も総天然色、オレンジはかくあるべしという色でした。
今のようにバーチャルリアリティ世界ではなく、まさに絵空事の世界そのままでしたが、その分、子供たちの想像が画面を作る要素があり、各人各様のコジラを見ていたように思います。
by 残弾なし (2008-05-28 11:04) 

おとうたま

メトロンちゃん

P1-0号はマリンだよね?
そっちの方がよっぽどオタクだと思いますが。
おとうはあのガムとブーツが欲しいです。

武器といったらやっぱりマーカライトファープでしょう!これに勝るものはありませんよ。あの一見安定感がなさそうでやっぱり不安定でずっこける重量バランスが最高です。

背脂ですか?
他の赤身部分もトントロ状態になっておりますが・・・
炙ると煙くなると思います。
by おとうたま (2008-05-28 20:46) 

スタMasa

残業明け、駅のホームで電車を待つスタMasaです。 ついに来ましたね、大ゴジラ特集!言いたいことがたくさんあります。勿論クレームではありません。血が騒いでおります。帰還後、コメントさせてください。
by スタMasa (2008-05-28 20:50) 

おとうたま

残弾オヤジ殿

リアルタイム世代ですか・・・うらやましいですね。
オヤジ殿の少年期の映画館での思い出・・・オールウェイズのごとき時代の字おいを感じさせるコメントに味わいを覚えました。よいですね。

そして確かに変に科学かぶれしていない純な意味での想像力は,あの時代の作品を何倍も楽しいものにしてくれたと思います。
各人各様のゴジラ。。。よろしいですね。
by おとうたま (2008-05-28 20:50) 

おとうたま

スタMasaさん

ゆっくりとお帰りくださいまし。
気をつけてね。。。
by おとうたま (2008-05-28 20:52) 

ToT

凄いです!

(最初に水を差すつもりは全く無い事をお断りしておきます。ペコリン)

ところでね、幼少の頃からモスラに関しては1つの疑問があるのですが・・・。
135mの体長で翼長250m、体重15000t・・・・・・、

とっ・・・飛べるのか?本当に?
人間サイズ170cmに縮小したとすると、翼が約3.1m位で体重が188tの物体は、多分空を飛べないと思うのですが・・・。

子供の頃にこんな事を真剣に考えて、眠れない日々を過ごしました。

三つ子の魂・・・・、あぁ今はモスラでは無く、空飛ぶ皿の事で頭いっぱいですが、あの頃と何一つ変わってないや・・・。
by ToT (2008-05-28 23:45) 

おとうたま

Tの字

>凄いです!
えっ?背脂の話ですか?
内臓脂肪も負けてないですよ。
いつか映像をゲットできたら大きなネタにできると思います。はい。

で,飛べる飛べないの話ですが・・・
科学系のお仕事をしていながら未だにあんだけ重い飛行機が飛ぶ理屈が頭で理解し切れていないおとうでございます。
そーゆー意味では飛行機であろうがモスラであろうがキングギドラであろうが,まったく同じレベルとしか認識しておりません。
おそらくはおとうもそれに比べれば全然軽いので,どこかをどーにかするときっと飛べるモノであろうと密かに思っておる次第です。

どーしたら飛べますかね。。。

射場で飛ぶ円盤に不協和音を聞かせれば自爆してくれるのではないかともくろんでおります。いかがでしょうか?
by おとうたま (2008-05-29 08:20) 

メリーの昼寝

おとうたまの「ゴシラ」に対する思い入れはホント尋常じゃありませんな。

敬服いたします。

今回の記事でキングギトラ、モスラ、ミニラはまさにどんぴしゃ世代ですので懐かしさを通り過ぎて涙が出てまいります。うん、うん。

ところでいまでも「槇原敬之」を見ると「ミニラ」を思い出してしまうのは私だけ??(笑)
by メリーの昼寝 (2008-05-29 13:11) 

おとうたま

メリ昼さん

いやいやおとうはまだまだ甘いんですよ。
ゴジラのディープファンの皆様はそれはそれは造形が深うございます。
まだまだそーいった方々の領域には踏み込むことは許されません。

ま,素人にいくらか毛が生えたくらいでしょうか?
そーですね。中学1年生の夏休みくらいの生え具合でしょうか・・・(←ナニガ)

ミニラに似てる方って確かに多いですよね。
まっきーもそうですし,古くは間違いなく同じ血が流れているであろう白木みのるなど,芸能界にもいっぱいおりますよね。
なんかおとうの知り合いにも何人かいるんですよ。
ミニラの顔立ちってけっこー日本人の特徴をそれなりに表したフツーの顔なのかもしれませんね。
by おとうたま (2008-05-29 17:53) 

メトロンちゃん

ども。怪獣博士のメトロンちゃんでっす。
ワタクシの灰色の脳細胞による緻密かつ大胆な計算の結果、
モスラは、1立方mあたりの重さが、約800kg程度になりますた。
比重0.8は、人間よりかなり軽いので、空飛べます。たぶん。

ちなみに、
おとうたまの比重は、たぶん0.9くらいだろーと思います。
脂肪は水より軽いのです。
なので、もちろん、おとうたまも空飛べます。
ココだけの話、放射能光線も吐けます。ぎゃお。
凄い!すごいぞ、おとうたま!

by メトロンちゃん (2008-05-29 23:10) 

おとうたま

メトロンちゃん

解説ありがとう。。。。








でもちょっとイタイみたい・・・
by おとうたま (2008-05-29 23:42) 

スタMasa帰宅途中ネカフェ道草

◎おとうたま

総天然色、TOHOスコープ時代のゴジラ・シリーズ...(嗚呼、感涙”

1962年夏休み公開「キングコング対ゴジラ」
実は、小生、劇場の大スクリーンで初めて見たゴジラが、これでした。
小学2年生でした。
 高島父と故藤木悠の掛け合いは絶妙でした。一番美味しい役どころは
佐原健二でしょうか。 浜美枝と若林映子は数年後、「007は二度死ぬ」に出演されていますね。
 ファロ島に上陸した高島父、藤木悠と酋長のやり取り、笑わせてくれます。
聴視率(視聴率ではなく..そういう時代でした)にしか興味のない、有島一郎扮する多胡部長の軽妙さと、東大出身の生物学者、平田昭彦そして自衛隊指揮官の田崎潤のまじめさが入り混じり、コメディ仕立てながら結構重厚な怪獣映画に仕上がっていました。 確かゴジラ映画の中で、この作品が最も興行成績が良かったとか..。   よく巷で云われることは、ゴジラとキングコング引き分け。 でもラストで海面に浮かび上がったのはコングのみ。小生にはコングの勝ちに見えたのですが....。
 併映「私と私」ですが....小生のおぼろげな記憶では、「若い季節」だったような..?仙台、日乃出劇場でのことですが..。

1964年「モスラ対ゴジラ」。おとうたま一押しの作品ですが、それはよく分かります。本作のゴジラの頬のたるみ、など実に動物的で素晴らしいものがあります。これも劇場公開で観ました。
 後年、VHSビデオで観た時、親モスラが、卵を襲うゴジラの尻尾に食いつき、必死で卵から遠ざけるシーンで、小生、不覚にも大粒の涙を流しました。わが子に対する母の愛の強さを、これほどまでに見事に描いた映画を、ほかに知りません。このモスラの母性愛に迫る映画はベット・ミドラーの「ステラ」ぐらいでしょう。
 さてゴジラの弱点、高圧電流。陸自、懸命の人工雷作戦に、悶絶するゴジラ。しかし電線過熱...副官「勝てるぞ!」 隊員「これ以上電圧が上がりません」 副官「上げるんだ!!」 過熱した電線はついにショート、息を吹き返したゴジラは放射能熱線で鉄塔、戦車を焼き尽くす....。この時の電圧、確か3000万ボルト。
 生まれたばかりのモスラ幼虫2匹。生後数時間、岩島での死闘に人類の未来がかかってしまいました。このうち1匹は、インファント島に帰還した後、死ぬのですね...ゴジラとの戦いの影響だと思いました。
 併映「蟻地獄作戦」...モノクロの戦争映画。仲代達矢のアクションをなんとなく覚えています..。

同年12月「三大怪獣地球最大の決戦」
ゴジラが一大転機を迎える作品です。これには、賛否両論あるようです。
小生は、人類側についたゴジラ、そう嫌いではありません。
ただストーリー内の時間軸が、今ひとつ....。
モスラの幼虫、インファント島から日本まで泳いで来ますが、1961年の「モスラ」では、相当な時間を要したはず。ですが、本作では、小美人に呼ばれたらすぐ日本に来てしまいました。
 警視庁公安課の進藤刑事、「宇宙大怪獣ドゴラ」に続き、夏木陽介サン。TVシリーズ「青春とはなんだ」はこの直後だったでしょうか?
 セルジナ公国のサルノ王女、若林映子サン。暗殺者マルネス(伊藤久哉)、その手下、ウルトラマンを演じる前の黒部進。かの国の公用語は日本語?
 日本の名優、志村喬。この人、結構怪獣映画に出演しているのですよね。
「生きる」「七人の侍」で主演したかと思ったら、「ゴジラ」の山根博士を演じていますよね。本作では脳神経医、塚本博士でした。
 後年、VHSを観て分かったのですが、脚本書いた関沢新一さんは、どうやら「ローマの休日」をゴジラでやりたかったみたいですね。進藤刑事とサルノ王女、G・ペックとヘップバーンですかぁ...。
 阿蘇山で蘇るラドン...1956年夏、阿蘇火口に憤死したラドン2体のほかに生き残っていたのでしょうか。 ゴジラとの子供の喧嘩を続けているうち、やんちゃ怪獣2匹は友達になれたのでしょう。モスラの仲介があったれば、ですが..。
 超ドラゴン怪獣、キングギドラ! 金星の文明を滅ぼした怪獣...ですが、主体性が認められるのは、この作品だけ。その後、X星人やキラアク星人に操られます。
 なんだかんだ文句めいたことを書きましたが、小生、好きな映画の一つです。

1965年12月「怪獣大戦争」
ゴジラとラドン、とうとう地球以外の天体で暴れました。
東宝マークから流れる怪獣大戦争マーチ、バックに映し出される、X星人の円盤、P-1号、地球連合宇宙局のパラボラ・アンテナ..気持ちが高鳴るタイトルです。
 ハリウッドのB級映画俳優、ニック・アダムス。東宝映画2作目の出演。1作目は「フランケンシュタイン対地底怪獣バラゴン」。3作目は1966年春「国際秘密警察/絶体絶命」。いずれも共演女優は水野久美サン。ニック・アダムスは久美サンに本気でプロポーズしたとか...。
 小生、水野久美サンは憧れのお姉さまでした。小生の年代では、そういう人、少なからずいると思います。 本作のX星人ナミカワも悪くはないのですが、小生はフラバラとサンガイの水野久美サンが特に好きです。
 この映画、若干予算を削ったか...「地球防衛軍」「空の大怪獣ラドン」などのバンク・フィルムを随所に盛り込んでいました。
 X星統制官、土屋嘉男サン....「地球防衛軍」のミステリアン総統もそうでしたが、宇宙人を演じさせたらピカイチですね。

1966年12月「ゴジラ・エビラ・モスラ南海の大決闘」
これまでのゴジラ・シリーズと、雰囲気が違う...監督が福田純に変わりました。  本田猪四郎監督、この年の夏、名作「フランケンシュタインの怪獣サンダ対ガイラ」を作りましたが、同時期「お嫁においで」も監督しています。加山雄三、内藤洋子主演の青春映画、この手の映画は、古沢憲吾とか杉江敏夫あたりの分野かと思いますが、なぜか本田猪四郎....サンガイは、監督も脚本共同で気合が入っていましたが、「お嫁においで」は、やっつけ仕事のような映画でした。加山雄三の相手役ヒロイン、この時代なら酒井和歌子...ではなく、沢井桂子。フラバラ、怪獣大戦争出演の本田監督お気に入りの女優さん。ここらに本田監督の意地みたいなものが見え隠れしているような...。
 さて南海の大決闘。なんといっても、水野久美サンのパンチラです!赤い竹の追っ手を逃れ、岩場に潜む時のローアングルで、パンチラです。当時小学6年生の小生には、大変衝撃的なシーンでした。
 地球最大の決戦の時、幼虫だったモスラは、成虫となり、レスキュー要員としての登場でした。ちょっと物足りないかな..。

1967年12月「怪獣島の決戦ゴジラの息子」
確か、怪獣映画としては初の海外ロケ。グアム?だったとか。
これも福田監督。福田さんが演出するゴジラ作品の音楽は、伊福部昭ではなく
佐藤勝ですね。
 ゴジラは、父か母か??? おとうたまが書いているように、意見が分かれるところでしょう。 小生はゴジラの行動から見て、男親ではないかと思うのですが...。前田美波里サン....スタイルよくて、凛々しい美人...ですが、小生、やはり水野久美サン派です。

1968年夏「怪獣総進撃」
オープニング・テーマ曲が素晴らしい。GFWの原型ですね。
キラアク星人のボスを演じた愛京子サン。歌手でもあったようです。
愛京子サンに支配されるなら、小生、地球をキラアクに渡しても異存ありません。   小林夕岐子サンも可愛らしかったのですが、当時中学生の小生、
愛京子お姉さま派でした。

なにやら怪獣よりも、お姉さまの方向にずれてしまったような...(#^.^#)

おとうたま、残るゴジラは「ゴジラ」と「ゴジラの逆襲」。記事を待ち望んでおります。
by スタMasa帰宅途中ネカフェ道草 (2008-05-31 14:40) 

スタMasa

先のコメントで、本多監督を本田と間違いました。お詫びして訂正いたします。
by スタMasa (2008-05-31 19:55) 

おとうたま

スタMasaさん

えー。いつも熱いコメントをありがとうございます。
帰宅前のネカフェ道草・・・大丈夫ですか?
ゆっくり家に帰られてからでも・・・

それと一つ提案があるのですが。
いつもいつもとっても想い入りのあるコメントを頂きもったいなく思っております。
よろしければ各映画の紹介の後ろに「スタMasaの一言」とか「スタMasaの想い出」などの欄を設けますので投稿されませんか?
改めて新規記事としては立ち上げませんが,一つ一つ投稿いただくたびに過去記事に追加記載する形で載せていきます。
まとめて投稿されなくとも結構です。
気に入った1本からひとつずつスタMasaさんの想いをメールででも送って頂ければ適宜掲載させていただきます。
どーでしょう?ご一考を。。。そして是非!

さて,スタMasaさんが最初にご覧になったのはキンゴジでしたか!なるほどなるほど。。。
おとうはこの作品の有島さん大好きなんですよ。なんて言うんでしょう,当時の日本映画のちょっとコメディーチックなところを一人で受け持つような演技をされてましたよね。

併映作品の件ですが・・・
おとうの持っているパンフレットではやはり「私と私」になってますね。(ザ・ピーナッツがでている作品のようです)
って言うか,今改めて見直して気がつきましたけどもう1作アニメ映画が併映になってたみたいです。「おとぎの世界旅行」っていうのが・・・あとで訂正しておこうっと。
パンフには日本橋三越の広告が載っておりましたから,東京近辺で上映された際のパンフレットと推察します。もしかすると各上映地方で併映作品は異なっていたのかもしれませんね。

本当は全ページをスキャナーとかでとってきれいに掲載すれば全てがはっきりとして良いのですが,おとうは印刷物をクリアにアップする事は好みません。(いろいろあるでしょ。)
今回も基本的には「こんなもん持ってます」みたいのをアバウトに紹介させて頂こうと思ってわざとややピン甘気味に撮ったものを掲載しています。

モスゴジ・・・
涙して頂けましたか。
ゴジラの尻尾もって卵から引きずり離すモスラの姿。そしてそのモスラに放射能炎を浴びせ命を絶つゴジラ。時代劇で子供達をかばった母親を悪徳武士が手討ちにするような情景。まさに涙を誘う日本の定番ですよ。えぇ。
そしておとうはスタMasaさんやくまじぃが水野久美を慕うように,この頃の星由里子さんが割と好きです。もちろん2000年代の作品の釈ちゃんらとは趣が違いますが,そうですね・・・ウルトラQの桜井浩子演じる江戸川由利子記者がごとく活発な行動力ある女性として魅力を感じております。はい。

そして地球最大の決戦へと続く物語。。。1匹のモスラ幼虫の死を小美人がテレビ番組の中で離すシーンでもおとうはショックで涙が出そうでしたよ。それぐらいモスラの幼虫も好きでしたから。。。死んだなんて聞きたくなかった・・・
それとご指摘の「ローマの休日」っぽい件。その通りですよね。ただあまりに本筋に比べて盛り上がりが薄すぎてそんな印象を持てませんでしたが・・・やっぱりイタリアンジェラート喰わないとローマの休日にはならんのですよ。

あとラドンの件。
オリジナル「空の大怪獣ラドン」の最後もまた涙でございました。火口での攻撃の中,噴火の火にも焼かれ力つきる1匹のラドン・・・そしてもう1匹もその上に覆いかぶさるように・・・あぁ涙です。。。

怪獣大戦争のタイトルバック・・・かっちょいいですよね。おとうは良く車運転しながら伊福部マーチを口ずさんでおります!(←絶対おかしい)

あ,なんかまた話が長くなってますね・・・
とりあえず最初に書いた投稿の件考えてみてね〜!



by おとうたま (2008-05-31 22:48) 

スタMasa夜更かし中

◎おとうたま

はい、「スタMasaの一言・想いで」投稿、了解しました。

>おとうは良く車運転しながら伊福部マーチを口ずさんでおります!(←絶対おかしい)

小生、運転中、サウンドトラック聴きながら、「怪獣大戦争マーチ」、「怪獣総進撃マーチ」、「サンガイのL作戦マーチ」などを口ずさんでおります(^^♪やっぱり変ですかね...



by スタMasa夜更かし中 (2008-05-31 23:45) 

bamboosora

こちらの記事にも、「nice!」を入れるの忘れてました。
by bamboosora (2009-08-04 11:28) 

おとうたま

bamboo旦那さま2

niceなんて付けなくてもいいんですよ。
おとうはniceを付ける習慣も付けて貰う習慣もあまりありません。

10個のniceより1つのコメントを頂いたほうが100倍うれしゅうございます。


by おとうたま (2009-08-04 18:54) 

bamboosora

久しぶりのパンフレットに少々興奮気味です。
by bamboosora (2009-11-21 10:42) 

おとうたま

bamboosoraさん

今週はモスラの発売予定でしたよね。
割と楽しみにしています。
東宝のミニチュア技術の集大成ともいえる作品でしたよね。
早くみたいなぁ〜。
by おとうたま (2009-11-22 07:55) 

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