ねぎそば喰いに大内宿に行こう! [おとうの独り言/お出かけ系]
【このウシは・・・】
→ http://www.town.shimogo.fukushima.jp/kankou/place02.html
正直おとうはその名前だけなんとなく聞き覚えがあったものの,どんなところでどこにあるのかも知りませんでした。
例によって嫁だがねに拉致され連れてこられたのがこちらでございます。
場所的には会津田島と羽鳥湖の中間?くらい。(←いーかげんな地理感)
よく考えたらスキーですぐ近くまではしょっちゅう来てたんですよね。。。
くわしい場所はじかみさんに聞いておくれ!(←人任せ)
江戸時代には下野街道の一宿場町として栄えた宿場町だそうで,明治以後の開発を免れて当時の面影を色濃く残しているところでございます。
【大内宿の町並みと屋号】
そしてその町並みは江戸時代の宿場の形態を良く残した町並みとして,
「国指定重要伝統的建造物群保存地区」
っていう選定を受けたそうであります。
(解説文章ぼー読み)
【国指定重要伝統的建造物群
保存地区の石碑】
宿場町の町並みの特徴というのは・・・
1.旧街道の両側にほぼ均等に割られた屋敷割りである。
2.主屋は茅葺き寄棟造りで妻を街道に面している配置。
3.屋敷は二座敷を併置し,街道に面する旧宿駅住居の形式。
4.二座敷の表及びその前後を化粧で飾る軒形式。
だそうです。(←これもぼー読みだ)
わかった?
【国指定重要伝統的建造物群保存地区 大内宿について】
ま,なんかそーゆーとこだって事が書いてる看板があったりする。
これがまた想像以上に観光名所なようで,ハトバスみたいな観光ツアーのバスが次から次へといらっさる。
さらには個人観光のマイカーもわっさわっさと・・・(←お前もだ)
大内宿そのものは↑のなんとか地区の指定を受けているので車は入れんよーになっとってね。
手前におっきな駐車場が段々畑のようにありましてね・・・
ここに車置いて宿場町に入っていくですよ。
【宿場の左側】 【宿場の右側】
ま,こんな並びの建物が左右とも20棟くらい並んどるわけでして。。。
先日の川越の街並の時も思ったけど風情がありますな・・・
ただこっちの方は完全に文化財的に保全されている街並ですので,川越の街並よりも数段昔っぽいっす。
時代的には江戸後期くらいの感じなんでしょうか?(←根拠なし)
【神社へ向かう参道には鳥居】 【鳥居と警鐘塔が目を引きます】
ちょうど街並の真ん中くらいには神社へ向かうところに鳥居が立っております。
この鳥居の元に近くの神社だけでなくって「古峯神社(T木県の射撃で有名な神社?)」の石塔みたいのも立ってたんだよね。
方角的にこっちなのかな?
【警鐘塔】
これだけ鉄で出来てるのがなんか不思議な感じ。
明治くらいのモノなんですかね?
ここに上ってカンカン叩いて「ゴジラが来るぞ〜!」とかって叫びたくなります。(←異常です)
さて,こちらに何をしに来たかと言いますと,もちろん風情あふれる宿場町を楽しむのはもちろんですが,一番の目的は「そばを喰う」ことでございます。
この大内宿でそばを出してる店は何軒もありましてね。。。
どの店もよさげだったんですが,今回我が家がチョイスいたしましたのはこちらのお店。
「玉屋(本家)」
でございます。
【本家玉屋】 【佐藤家(玉屋)の由来】
屋号は「玉屋」さん。
おうち的には佐藤さんのお宅ってことになるんでしょうか?
軒先でお土産物を売る傍ら,横を入って行くとそば屋としてののれんも掛かっております。
あ,あと民宿もやっとります。
【そば屋玉屋ののれんと民宿玉屋の看板】【暖簾をくぐると土間が・・・】
そば屋ののれんをくぐると昔の民家そのままの土間が迎えてくれます。
セピア色の空間が広がっています。
案内された部屋には大きな神棚が・・・
そして最近生まれたお子さんの命名の札が飾ってありました。
隣の部屋はこの家のおじいさんおばあさん達の遺影が飾られた仏間になってるようです。
そして鉄瓶の置かれた囲炉裏,古い柱時計・・・
【自在鉤と囲炉裏】 【古時計】
柱や梁の時代を感じさせる深い光沢は懐かしさを感じさせます。
あぁおとうの母上の実家(陸前高田)で昔感じたものと似ている気がします。
神棚・・・祖父母の写真・・・その家の歴史を記すものがそこにはあるのです。
【展示室の様々な道具】
そうそう,こちらは二階が展示室になってましてね。
昔の生活道具などが展示してあるのですよ。
さて,本題に戻りましょうか・・・
目的の一品!
それはただのそばではございません。
ねぎそば
でございます。
ねぎの入ったそばなんてどこにでもあるだろう!って・・・
違うんですよ。
単純にねぎが入ったそばじゃないんです。
【ねぎそば(祝言そば)】
写真を見ておわかりでしょうか?
りっぱな長ねぎが1本!
そして箸は無し・・・
そう,この1本のねぎでそばを食べるのです。
【ねぎ1本でそばを喰らう!】 【ねぎには切れ目が入ってる】
ねぎにはそばを食べやすく・・・って意味でしょうか?
切れ込みが入ってるんですね。。。
箸代わりのねぎは喰ってる最中にそのまま薬味としてかじるも良し!
結構な辛みが良い刺激となってそばを食うペースも進みます。
あ,別に箸も用意してくれるので無理してねぎで喰わんでも良いかもしれん・・・
でもせっかくだからねぎで喰わんとね!
この1本ねぎで喰うねぎそば!
この大内宿で何軒もやってます。
テレビで有名なお店もあるらしいっすよ。
ちなみにお品書きには「祝言そば(ねぎそば)」って書いてあったんだけど,何故「祝言そば」なのかは聞くの忘れて不明です。
誰か教えて下さいな。
「離れないように1本で・・・」って意味で祝言そばなのかな?
【米っこ団子】
デザートには古代米(赤米かな?)を使った米粉団子を頂きました。
上にかかったあんこのやさしい甘さと団子の食感が最高です!
【旧本陣は資料館に】 【ポストも昔風に】
さて,再び大内宿をご案内しましょう!
街並のなかでも一際大きな建物は旧本陣であったところ。
こちらは大内宿の街並展示館となっているようです。
街並にある郵便ポストも景観にあったものが用意されています。
この辺は小江戸川越と同じですかね?
【大内宿のはずれの山から】
宿場の全景を2号に撮らせてみました!
って言うか,山に登るのがめんどくさかったので2号に携帯カメラ持たせて撮って来い!って・・・
茅葺き屋根が連なっているのがよくわかるでしょ!
【街のはずれからパノラマ風に・・・】
う〜ん,携帯でパノラマ写真は難しいな・・・
端っこがかなり歪んでるのでつなぎがちょっとね・・・
でも雰囲気はわかるかな?
【阿部家さんには・・・】
こちらはやはり町中にあった阿部家の建物。
軒先にはなにかわらを束ねたようなものが吊るしてあり,よく見るとなんか説明書きの看板が付いています。
【マメコバチについて】 【葦をまとめたものかな?】
りんごの受粉の為にきっとこの束をマメコバチの巣にして飼っているんでしょうね。
【水路が流れ・・・】 【ラムネやキュウリが・・・】
通りの両側にはきれいな水が流れ,ラムネやキュウリが冷やしてあります。
【焦げた醤油の香りに誘われると】 【せんべいが・・・】
街並を散策しているとどこからともなく食欲を誘う焦げた醤油の匂いが。。。
せんべい焼いてますね。。。
【で喰うわけだ・・・・】
他にも玉こんにゃくやら石焼もろこしやらおいしそなものがチラホラ・・・
【玉こんにゃく】
ほんで歩き疲れたので一休みをしようかと訪れましたのがこちら!
【大内宿入口近くの食事・喫茶処】
なんとなく店構えが気に入って入ったら,さっき喰ったそば屋の「本家玉屋」の分家でした・・・
【分家玉屋】
なんかここも芸能人の名前やら番組名がいっぱい書いてありました。
写真に写ってるものも芸能人さんが作ったもの・・・らしい?(←よくわからん)
【ケーキセット】
本格的なコーヒーが地元の竃の焼き物のカップに入って出て来ます。
ケーキも本格手作り!(←たぶん)
【アップルなんとか】 【ショコラなんとか】
ケーキの名前忘れました・・・
アップルパイのようなケーキはリンゴ味がめちゃ濃い一品!
甘さよりもりんご味を濃厚に味わう事が出来ます。
おそらくこのお店の一番人気!(←勝手に決めてる)
チョコケーキは苦みもしっかりの大人のケーキ!
上にのったクリームとの相性が抜群です!
う〜ん・・・
古い街並を楽しみに行ったはずなのに何故腹がこんなに苦しくなってしまったのだろう・・・
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大内宿まで来るのなら一声掛けてくださいな~!
有名に成り過ぎ人が大勢押しかけ、人に酔ってしまそうなこの頃です。
昔は、だいたいがあの作りの建物が、会津の支流で田畑の耕しのために馬がいましたよ。
馬は、大切にされ家の一番良いところに飼っていたものです。
そばは、これからが一番美味しくなりますが、そばを食いに来られるなら今度、村のそばを食いに起こし下さい。
by じかみ (2008-09-29 19:33)
やっばり、食いネタになってしまうのですね、
まぁ、今回は、大食いネタではないようですけど、
そば 団子 きゅうり せんべい こんにゃく ケーキ・・・
あっ、やっぱり 大食いネタだ!
しかし、そばをねぎで食うのは、はじめてみました。
ねぎの風味で結構良いかも、こんど、家でもやってみようかな?
by さすけ (2008-09-29 20:14)
じかみさん
いやいやマジで行く途中までどこに行くのか知りませんで,帰り道など会津若松方面に回ってから帰ったのでモロにじかみさん家方面だなぁ〜と思いながら周りを見回しておりました。
(もしかしたらその辺を歩いているのではと・・・)
実は家を出たのが午後,大内宿も店じまいの時間が迫っていた程,帰路を考えてお電話は差し控えさせて頂きました。
次回機会があれば朝から行くのでよろしくね!
by おとうたま (2008-09-30 07:03)
さすけさん
まだまだ紹介してないけどおいしそう(食べてはいない)ものがいくつかありましてね・・・
とちもち:水路で灰汁抜きしてました
しんごろう:五平餅みたいなものですかね
じゅうねんあんぱん:わからん!味噌あんぱんかな?(売り切れでした)
特にしんごろう,じゅうねんあんぱん,石焼とうもろこしには未練がたらたらです。。。
ねぎは店の裏でおばちゃん達が丁寧に泥を落として皮向いて仕込んでましたよ。
きっとあそこで食べるとおばちゃんの手垢の味(良い意味です)も良い風味になるのでしょうね。
by おとうたま (2008-09-30 07:08)
昨日ツワーで行きました。ねぎそばサイコー。ねぎの辛さと汁の甘さが調和してほどよい味。塔のへつりの紅葉も美しかったですよ
by 福田浩司 (2008-10-23 08:38)
福田さん
おはよーございます。
塔のへつりの紅葉・・・良かったですか?
おとうが行った時はまだまだって感じだったんですけど,紅葉シーズンのポスターが結構貼ってありましてね。
できることならばその時期にもう一度訪れたいな~って思っておりましたよ。
行くまで全然知らなかったのですが,大内宿って観光ツアーの名所なんですね。
ツアーバスの多いことにびっくりしましたよ。
またなにかお目にとまった記事などございましたらコメントくださいね!
ご訪問ありがとうございます。
by おとうたま (2008-10-23 08:54)
8月の暑い日に、以前から気になっていた「大内宿」に行ってきました。
インターネット見てたら「葱ソバ、豆腐の田楽、玉コン」などおいしそうなものが沢山でていたので期待していました。
ところが豆腐の田楽はどこでも焼いてなくガッカリ。葱ソバは大内宿入口近くの松本屋さんで食べました。
美味しかったが葱がとても辛かった。
年のせいか血圧が高いので、ソバ蜂蜜を買ってきた。「血圧の高い人には効果がある」とお店のご主人が話していた。
(2010.8.29)
by まんぼう (2010-08-29 11:30)
まんぼうさん
いらっさいまし。
大内宿いかれましたか?
そうそう,ねぎそばのネギ辛いんですよね。
薬味であり,風味であり,そんでも涙流してかじった覚えがございます。
暑い日。
水路で冷やしていたキュウリやラムネなど試されましたか?
しゃきっとしたきゅうりもまた夏の想い出になったかと思います。
by おとうたま (2010-08-29 16:05)