おくりびと [映画大好き!]
おとうは基本的には「なんとか賞受賞!」って映画はあまり観にいかない人なのですが・・・
観にいってしまいましたよ。。。(←理由は一番最後に)
おくりびと(第32回モントリオール世界映画祭グランプリ受賞)
公式ホームページ → http://www.okuribito.jp/
映像が美しい
音楽が美しい
そして…
人が美しい
タイトルからはかなり重い映画かと思いきや、そこかしこにほのかな笑いを交えつつ,落ち着いた雰囲気の中にもユーモアを感じさせる映画でございました。
念仏の鉄・山崎努さんのおかげでしょうかね・・・
映画では,ご遺体の旅支度から納棺までの儀を,納棺師が遺族の方々に近くに来ていただき見守られる中で行っていきます。
粛々と・・・粛々と・・・
ま,映画ですからちょっとオモシロエピソードもたまに混じってますけど。。。
数年前,おとうも自分の親の納棺の手伝いをした覚えがございます。(続けざまに二人ね・・・)
所謂御棺に納める作業そのものは家族みんなで手伝いながらやったんですけどね。。。
劇中で丁寧に丁寧に親族の目の前でとり行われる旅支度・・・
これは襖の向こうでやっていただいていたんですよね。。。
映画の中では皆の前で丁寧にとり行われる儀式も,やはり故人に礼を尽してできるだけ失礼のないように気を使いながら仕度をしてくださっています。
ふすまの向こうでとり行っていたことも,同じ意味合いなのだろうなぁとは思いますが,この映画を観てあぁあの時はこれだけのことをしていただいていたのだろうなぁ~と想いをめぐらせておりました。。。
不謹慎な言い方に聞こえるかもしれませんが,あの時に戻ってオヤジ殿が…母上殿が支度を受ける様子を見つめていたかったなぁと思わせるほどに・・・
なんか厳粛に親の旅立ちを見送れる気がしましたね。。。
さて,映画の内容ですが・・・
人の生死を云々と説く映画とは違ったかな…と。
久石譲サウンドの流れる場面は,どこも音楽とともにそのときの劇中の心情が映画を見るものの心にも流れ込んでくるような感覚。。。
人間はさも不器用な生き物であるなぁ~とうなづく映画でございました。
人の出会いや別れにはいろんな理由があるかもしれません。
でも,相手のことを理解できた・・・理解しあえた瞬間ってとても幸せなひと時に感じられると思うのです。
(ラストシーンね)
本当にただ美しく・・・
温かい映画であったでしょうが・・・
最後に・・・・・・
やはり広末はい~なぁ~。。。。。シミジミ
>やはり広末はい~なぁ~
って。結局オチはそれかいっ!
などと。
などと、おとうたまをチャカすアアタ。
本当のおとうたまってモノが分かってないです。
おとうたまはね。
感動してるですよ。ええ。心の底から。
唇からは嗚咽が漏れ、熱い涙が頬を伝わるです。
でもね。
そんな泣きはらしたカオを誰にも見せたくはない。
だって。
…照れくさいから。
あああっ。なんという、純真無垢な、
穢れ無き少年の心を持ったおとうたまであることよ。
メトロンちゃんは感動しました。
魂の奥を揺さぶるこの想いは、もしかして愛?
次回、いよいよ
おとうたまを賭けて、広末と最後の決着を!
刮目して待て!
by メトロンちゃん (2008-10-03 14:22)
メトロンちゃん
まさにね・・・
高知県の名産はやはり広末だと確信しましたよ。。。
まちがってもしぶちょーなどということは・・・
by おとうたま (2008-10-04 17:47)