リンク栃木BREX初優勝！ 〜代々木が黄色く染まる日〜

　『栃木を日本一に！！』

　県内各所に掲げられている幟を目にするようになったのは，どれくらい前からだったでしょうか・・・

　それが栃木にあるバスケットボールチームのことであることを知り。
　JBLでは数少ないクラブプロチームであることを知り。

　元NBAの田臥選手が所属していたのがそーいえばそーだったか・・・と改めて気づき。

　なんとなく調べて創立3年目，JBL所属2年目のチームであることを知り。
　宇都宮市内若しくは近隣でホームゲームをやっていることを知って，初めて試合を観に行ったのが昨年の10月末だったでしょうか。

　参考記事：GO BREX！ “リンク栃木BREX”を応援に行こう！
　　→ http://x-trap.blog.so-net.ne.jp/2009-10-29

　ハマりにハマりまくった嫁だがねに無理やり連れられ，各地の体育館を巡ること数回，ｲﾔ十数回ｶﾅ？
　やはり応援する気持ちも次第に大きくなっていくのが人情と言うものでございます。

　前回ご紹介したJBLセミファイナル3戦の激戦をアリーナでその身体で感じてしまった上では，もうブレックスの今期最後のプレイを見守らないわけにはまいりません。

　対戦相手は一昨年，昨年とプレイオフファイナルを制し，3連覇を狙うまさに王者アイシン・シーホークス！
　レギュラーシーズンMVPの#10竹内選手を擁し，ベスト5プレイヤーには他に#32桜木ジェイアール選手などが控えるスーパーバスケットボールチーム！

　#10竹内選手はリバウンド王，ブロックショット王の２冠も有し，ゴール下の安定感はリーグ随一！

　この二人をどうにかしないといけないのでしょうね。。。

　ブレックスには得点王#1川村選手をはじめ，もちろん素晴らしい選手が揃っているのですが，王者アイシンのプレイヤー陣の選手層の厚さにはちょっとうなってしまいそうです。

　今回のファイナル。

　野球で言えばV9時代の読売ジャイアンツに創立間もない楽天イーグルスが挑む様なものでしょうか・・・

　えぇ，挑戦者大いに結構！

　最強の挑戦者といて王者を倒してやろうじゃありませんか！

　この辺がファンの皆さんの声ではないですかね。。。

　さて，応援ですが・・・

　第1戦は毎度ブレックスのアウェイ試合でツアーを企画してくれておりますタビックスさんの，

　「東京日帰りファイナル応援ツアー」

　に参加です。

　　【応援バスは5台】

　応援ツアーバスは5台，総勢230名くらいの大所帯です。

　ツアー以外にも新幹線や車で向かう方々，全国各地から（聞いた限りでは大阪，青森の方等）集まるブレックスファンがおりますからね。。。

　全部で1000人以上は来そうですかね。

　　　　　　　　【国立代々木第二体育館】

　　　　【ファイナルチケット】　　　　　　　　【入場口】

　到着は開場とほぼ同じ13時頃。

　既に多くのファンが並んでおりますが，見る限り・・・

　並んでいるのは全員ブレックスファンにしか見えません。

　ブレックスファンは基本的に黄色い応援グッズをもっておりますので一目瞭然です。

　このままだと体育館を占拠出来るのでは・・・

　そう思える程です。

　　　【テレビ中継の解説陣】

　テレビ中継もありますからね。

　入場の列を前に中継の解説陣が本日の予想等を収録しております。

　その中には・・・

　【バスケット界の貴公子？五十嵐圭選手（トヨタ）】

　なんかキャーキャー声がするなあと思っていたら，トヨタの五十嵐圭選手がゲスト解説者として来ていたようで・・・

　入場の列は圭ちゃんの後ろ1m位を通って体育館に入っていきます。

　う〜ん，最接近だ。。。

　　　【試合75分くらい前の体育館の状況：アイシン側】

　　　【試合75分くらい前の体育館の状況：ブレックス側】

　試合開始60分以上前からブレックスサイドはほぼ満席！

　黄色いグッズ軍団が席を埋め，応援の声援，歌，踊りに大興奮状態になっております。

　対してアイシン側は・・・

　まだ集まってませんね。。。

　たぶん6割以上は確実に，下手すると7〜8割は黄色くなりそうですね。

　　【これがチャンピオントロフィーだ！】

　最初のセレモニーでチャンピオントロフィーが紹介されます。

　果たしてこれを手にするのは・・・

　　　　　　　　【試合開始前には国歌斉唱】

　　　　　【解説の圭ちゃんも準備万端！？】

　　　　【ブレックス応援席はもう待ちきれない！】

【アイシンはシーホース（タツノオトシゴ）キャラなんですね】

　　　【スターティング5の入場，いよいよファイナル第1戦開始です】

　　　　　【ティップオフ！#5メリットvs #32桜木】

　開始早々・・・

　いかんですね。。。

　アイシン#10竹内選手にダンクを決められ，#32桜木選手にもシュートを・・・

　明らかにアイシンに主導権を握られていますね。

【#40田中選手の3Pで反撃の口火を！】　【#34伊藤選手のシュート】

　なんとか盛り返し，スコアは追いつき追い越せの接戦に。。。

　第1ピリオド：アイシン 23：23 リンク栃木

　スコア上では同点ですが，明らかに押さえ込まれている雰囲気です。

　とにかくアイシン#10竹内選手と#32桜木選手の活躍が恨めしい程に目立ちます。

　　　【#12アボヤ選手のミドルシュート】

　　　　【でぃーふぇんす！でぃーふぇんす！でぃーふぇんす！】

【#8大宮選手のダンクを#44セルビー選手がブロック！
　　　　　　　　　　　　　　　悔しい！でもファウルもらったんだっけな？】

　　　【#0田臥選手のシュート】

　　　【アイシンのチアチーム スーパーガールズ】

　　　　【#12アボヤ選手必死のディフェンスリバウンド】

　とにかくアイシンのマークでポイントゲッター#1川村選手が中に切れ込めません！

　前半は#0田臥選手や他の選手のシュートでなんとか食い下がる展開に。

　第2ピリオド：アイシン 49：39 リンク栃木

　いかんですね。
　10点差です。

　離され始めています。

　とにかく#10竹内選手にリバウンドを獲られまくれ，#32桜木選手にいいようにインサイドからのシュートを決められる。

　相手の思うつぼそのままですね。

　　　【数では負けてますけどダンスの質では全然勝ってるブレクシー】

　さあ後半戦です。

　第3ピリオドでの怒濤の攻撃がゲームを決めるケースの多かったブレックスです。
　反撃の口火は・・・

　　　　　　　【#40田中選手のミドル】

　　　　【#0田臥選手のドリブル切り込みからのシュート！】

　　　　　　　　　【守れ！守れ〜！！！】

　　　　【#0田臥選手のパス】　　　　　　【#1川村選手シュート！】

　　　【でぃーふぇんす！でぃーふぇんす！でぃーふぇんす！】

　　　　　　　　　【奪え！ボールを！】

　一時は4点差まで詰め寄るも#7グロス選手，#32桜木選手の猛攻で・・・

　第3ピリオド：アイシン 68：57 リンク栃木

　点差がさらに開いてしまいました。
　このままずるずると敗戦してしまうのでしょうか。。。

　第4ピリオド出だしに追加点を奪われ，今ゲーム最大の13点差を付けられてしまいます。
　でも・・・

　　　　　　　　　　　　　　【ゴールを守れ！】

　　【#12アボヤ選手のシュート】

　　　　　　　　　【守れ！守れぇ〜！！！】

　まずは10連続得点で，残り6分で，
　アイシン 70：67 リンク栃木

　さらに・・・

　　　　　【#1川村選手のシュート】

　　　　　　　【#10竹内選手にパスは渡さない】

　　　　　　　　　　　　　【ボールを奪え！】

　怒濤の攻撃で第4ピリオド残り4分くらい。

　川村選手の3Pシュートでとうとう2点差まで追いつきます。

　　　　　　　　【勝てるぞ！勝てるぞ！】

　アイシン 74：72 リンク栃木

　　　　　【#1川村選手かわしてシュート！】

　　　　　　　【狙え！ターンオーバー！】

　　　　【#40田中選手のフリースローで・・・】

　残り約3分。

　#40田中選手のフリースローでとうとう同点に！

　アイシン 74：74 リンク栃木

　　　　【残り約2分半，#0田臥選手のシュートで・・・】

　そして残り約2分30秒！

　ついに・・・

　　　　　　　　【大逆て〜〜〜ん！】

　ずっと劣勢だったこの試合。

　大逆転を決めてくれました！

　アイシン 74：76 リンク栃木

　まだまだ攻撃の手は緩めませんよ！

　【#34伊藤選手のフリースロー】　　　　【#1川村選手のシュート】

【強力ディフェンスを押しのけてシュート！】【#0田臥選手のフリースローで！】

　結局約4分間攻め続け，怒濤の21連続得点！

　アイシン 74：88 リンク栃木

　　　　　　　　　　　【残り約38秒】

　　　　【ブレックスはプレイヤーを一気に入れ替え！】

　そして勝利の瞬間が・・・

　　　　　　　　　【タイムアップ！】

　やりました！

　リンク栃木BREXファイナル第1戦を制しました。

　この勝利は単なる1勝ではなく，JBL史上初のクラブチームによるファイナルの1勝でもあるわけです。

　　　　　　　　【歴史的なファイナル1勝の時】

　　　　　【場内は大興奮！】　　　　　【トーマスコーチインタビュー】

　　　　　【#0田臥選手インタビュー】　　　【#1川村選手インタビュー】

　インタビューはトーマスHCに始まり#0田臥選手，#1川村選手に。

　#0田臥選手は前半アイシンディフェンス陣に得点源である川村選手が押さえられる中，シュートにアシストにと奮闘し，この日はなんと27得点！

　#1川村選手も前半は4点しか獲らせてもらえなかったものの，後半爆発的に点をかせいで終わってみれば23得点！

　さすがにシーズン得点王は違います。

　セミファイナル第3戦の残り39秒の逆転劇の流れをそのまま持ち込んだ様なブレックスの闘いっぷり！

　ブレックスファンは感動の余韻にひたるばかりです。

　この勢いでなんとかリーグ優勝を飾りたいものです。

　　＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝

　日にち変わってファイナル第2戦。

　日帰りツアー2本目の参加でございます。

　　　【前日の勝利の勢いそのままのブレックス側スタンド】

　えぇもちろんブレックス側の応援スタンドは，大盛り上がりのままです。

　【#34伊藤選手＆ブレッキー】

　選手入場時にはいつも通り#34伊藤選手はブレッキーとジャンプアタックのご挨拶。

　今日も大活躍して欲しいものです。

　　　　　【試合前はやはり国歌斉唱】

　第2戦はブレックスはホームユニフォーム（紺）で臨みます。

　　【入念な打ち合わせの二人】

　第2戦こそ先取点を挙げて出だしから主導権を握りたい所ですが・・・

　　　【#7グロス選手のシュートを防ぐ#5メリット選手】

　いきなりアイシン#7グロス選手や#32桜木選手の猛攻にあい，またもや先取点，リードをとられてしまいます。

　【#1川村選手シュート！】　　　　　　【#34伊藤選手フリースロー】

　第1戦以上に厳しいマークに得点をあげることができません。

　第1ピリオド終わってみれば・・・

　　　　　　【第1ピリオド終了】

　第1ピリオド：アイシン 23：11 リンク栃木

　なんと11点しかあげられない・・・

　この得点ペースはあきらかにアイシンペースでの試合展開にもってかれているという事。

　いかんです！

　第2ピリオド。。。

　なんとか12点差を少しでも埋めていけないでしょうか・・・

　　【#1川村選手のシュート】　　　　　【#8大宮選手のシュート】

　　　【#1川村選手のシュート】　　　　　【#12アボヤ選手のダンク】

　　　　【#12アボヤ選手のディフェンスリバウンド】

　　【#15竹田選手のシュート】　　　　　【#0田臥選手のシュート】

　昨日の第4ピリオドのような猛攻撃がこの日は第2ピリオドに訪れました。

　第2ピリオド残り4分を切ってから怒濤の15連続得点！

　　　　　【第2ピリオド終了】

　第2ピリオド：アイシン 40：41 リンク栃木

　なんと第2ピリオドだけで30得点をあげて逆転です。

　いつも土壇場での逆転ばかりなので，前半で逆転してしまうとなんとなく不安です。。。

　アイシンに息を吹き返されたらどうしましょう。。。

【今日は銀河帝国からも応援の方が・・・】

　さあ後半戦のスタートです。

　リードを広げていきたいものです。

　　　　　　【さあ自慢のゾーンディフェンスだ！】

　　【#5メリット選手フリースロー】　　【#1川村選手フリースロー】

　　【#0田臥選手のシュート！】　　　　【#1川村選手のシュート】

　　　【でぃーふぇんす！でぃーふぇんす！でぃーふぇんす！】

　　　　　　　【リバウンドとれ〜！！！】

　　【#12アボヤ選手のシュート！】　　　【#40田中選手】

　　　　　　【第3ピリオド終了時】

　第3ピリオド：アイシン 49：61 リンク栃木

　このピリオドは20得点をあげましたが，アイシンを9点一桁に押さえた事が凄いですね。

　　【ブレクシーも軽やかに！】

　さあ最終第4ラウンドのスタートです！

　王者アイシン相手に連勝を飾れるでしょうか？

　　　　　　　　　【攻撃の手は緩めず！】

　　　【#12アボヤ選手ダンクにミドルに大活躍！】

　この日の#12アボヤ選手はリバウンドにシュートにと大活躍でしたね！

　　【#12アボヤ選手もう1本】　　　　　【#8大宮選手リバウンド！】

　　　　【でぃーふぇんす！でぃーふぇんす！でぃーふぇんす！】

　　　【#1川村選手の攻めも更に冴えをみせて来ます】

　　【#0田臥選手のドライブ】　　　　　【#15竹田選手のシュート】

　第4ピリオドは得点を重ねながらもややアイシンに攻め込まれる場面も・・・

　ただ時既に遅し・・・

　残り約30秒にしてブレックスボール。

　　【#1川村選手ボールをキープ・・・】

　　【とにかくキープして・・・】

　　　　【タイムアップ！】

　試合終了！

　アイシン 72：80 リンク栃木

 　　　　　　　  【2連勝！勝利の雄叫びが響きます】

　なんと王者アイシンに2連勝！

　すばらしい・・・

　　【ファンに応えるトーマスHC】

【勝手なお気を引き締める#0田臥選手】　【#1川村選手はご機嫌？】

　この日の二人は#0田臥選手18得点，#1川村選手21得点。

　おとう的には#12アボヤ選手の11得点，11リバウンドが目立ちましたね！

　さて，これでファイナル2連勝！

　正直まずは1勝して欲しい！って思っていたのがファイナルに臨むときの気持ちでございました。

　それが2連勝。。。

　楽天的に物事を考えられな人なので，この後アイシンに3タテを喰らうんでないかと帰って不安になってしまいます。

　でも・・・

　できるならば・・・

　この勢いのままに3連勝でファイナル完全優勝を遂げて欲しい気持ちの方が大きいです！

　さあ，第3戦もはりきって応援するぞ！

　　＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝

　すいません。。。

　第3戦は平日なので応援行けません！

　セミファイナル第3戦は宇都宮開催だったので観に行けましたが，さすがに東京・代々木まで駆けつけるのは無理です。

　家に帰ってテレビ観戦でしたので，残念ながら臨場感溢れる熱い観戦報告はできませぬ！

　本来ならば一番熱く語りたい所ではありますが，泣く泣くサラっとテレビ観戦報告をいたしましょう。

　第1ピリオド：アイシン 20：10 リンク栃木

　これまでの2戦と比べ，明らかに一つ一つのプレイに関するアイシン選手の執着度が違います。

　ゴール下はまさに鉄壁とも言える程入り込む隙間が無く，一度ブレックス選手が攻め入ると2人3人と取り囲んでとてつもないプレッシャーをかけて行くのがわかります。

　王者アイシンがまさに3戦目にして本来の自分たちのプレイスタイルに目覚めたといった感じでしょうか。

　王座を守るアイシンではなく，王座を奪うチームとしてブレックスに立ちふさがったという方が良いかもしれません。

　第2ピリオド：アイシン 30：28 リンク栃木

　スコアとしてはかなり近づけて来ましたが，第2ピリオドにして両軍とも30点以下というロースコアな展開。

　ブレックスは基本的に各ピリオド20得点，1試合で80得点以上が勝ちゲームの典型的なパターンであります。

　逆にロースコアの場合は・・・負けてしまうかも。。。

　アイシンによってはこういう展開での競り合いはまさにアイシンらしいスタイル。

　やばい！やばいっす！

　第3ピリオド：アイシン 43：42 リンク栃木

　点差は1点。。。

　でもその差が限りなく大きく感じます。

　第3ピリオドまでで42点。

　レギュラーシーズンでもほとんど経験した事の無い程のロースコア。

　得点が入っていないという事は，ブレックスのプレイスタイルができていないという事。

　逆にアイシンは自分の試合スタイルの術中にブレックスを落とし込んでいるという事でしょう。

　間違いなくこのピリオドまではアイシンペース。

　どうにかしてこの現状を打破しなければ！

　そして運命の第4ピリオドへ・・・

　じわじわと点差を広げられ，残り約5分にして8点差をつけられます。

　もちろんいつもの試合展開ならば8点差などちょちょいのちょい！って言いたいんですけど，このロースコアな重たい試合展開の中ではこの点差が何倍にも感じます。

　追いつけるか・・・

　追いつけるのか・・・

　いや！追いつくんだ！

　そういう意志をプレイの中で強く感じたのが#0田臥選手，そして#1川村選手だったでしょうか。

　二人の気力溢れるプレイで残り約1分にして3点差まで迫ります。

　が・・・

　同点に追いつく為のシュートがことごとく外れ，ボールは相手ボールに。

　残り13.1秒で時計を止めるためやむを得ず#0田臥選手がファウルプレイ。

　相手にフリースローを与えてでも時計を止めます。

　アイシン#3柏木選手はこのフリースローを2本とも決め，この時点で5点差。。。

　アイシン 57：52 リンク栃木

　3連勝が遠ざかっていきます。

　ブレックスボールになってのプレイ開始。

　残り7.2秒にしてスーパースター#1川村選手の3Pシュートが決まり，2点差！

　アイシン 57：55 リンク栃木

　でもボールは相手に渡ります。

　時計を止めるため，プレイ開始とともに#0田臥選手が残り6.3秒でファウルプレイ。

　再び相手にフリースローを与えてしまいます。

　でもそうしないと残り時間が無くなってしまいます。

　フリースローは相手が外す可能性だってあるのです。

　アイシン#32桜木選手，1本目は外しますが2本目を決めて，再び3点差に！

　アイシン 58：55 リンク栃木

　残り6.3秒。。。
　スローインからわたったボールは#1川村選手の手に・・・

　執拗なアイシンのマークをなんとか振り切り，残り1.1秒で放った3Pシュートは・・・

　【放った後のボールがゴールリングに向かって放物線を・・・（残り0.2秒）】

　大きな放物線を描いたボールはカウントダウンと共にボールリングへと向かい・・・

　0.0秒。

　爆発的な大歓声と共に奇跡の同点シュートが決まります！

　アイシン 58：58 リンク栃木

　同点でありながら勝利を信じるブレックスのチームベンチ！
　そして対照的に信じられないといった顔でベンチに戻るアイシンの選手たち。

　観客席では歓喜！そして泣き崩れるファンの姿も。。。

　あぁ，この場にいたかった。。。

　試合はオーバータイム（延長戦）へ・・・
　しかし，勢いづいたブレックス軍団（選手・スタッフ・ファン）をもう止めることはできません。

　5分間のオーバータイムの結果・・・

　アイシン 63：71 リンク栃木

　リンク栃木BREX初優勝の瞬間です！

　【優勝トロフィーはBREXの手に】

　結局セミファイナルの初戦を落として以来，破竹の5連勝でのリーグ優勝！
　栃木は圧倒的に強かった・・・

　いえいえ違いますよね。
　圧勝では無かったです。
　苦しい試合が多かったです。
　主導権を握られながらも最後の最後で追いつき，そして勝利をもぎ取った。
　そんな試合の積み重ねであったはずです。

　では王者アイシンは弱かったのか。。。
　違いますね。
　前評判どおりのディフェンスで押さえ込まれていたときは，ブレックス自慢の攻撃陣も手も足も出ない時もありました。

　それでも勝つことを信じて！
　チャンスがあることを信じて！
　そして時にはそのチャンスを自分の手で切り開いて！
　そうやって毎試合毎に逆転勝ちをおさめてきたのです。

　苦しいゲーム展開をBreakthroughし，最後まであきらめない心こそがブレックスプレイヤー全員，いやファンやスタッフを含めたリンク栃木BREX軍団の最大最強のパワーであったのだと思います。

　プレイオフファイナル。
　得点だけなら3戦で71点をもぎ取り，第三戦の奇跡の同点3Pを決めた#1川村選手がMVPであったことでしょう。
　ただ苦しい試合展開のときに疾風のごとき切込みで敵陣をかき回し，鉄壁のアイシンディフェンス陣に一筋のヒビを入れ，そのヒビを攻めることのできる選手にパスを回してブレックス逆転劇のシナリオを整えた#0田臥選手がMVPに選出されたのは，全員が納得できることだったと思います。

　そう，#0田臥選手こそがBreakthroughの象徴的なプレイをやってのけてくれていたのですから！

　『栃木を日本一に！！』

　いやもう違いますよね。。。

　『栃木は日本一だ！！』

タグ：初優勝 ブレックス BREX リンク栃木 ファイナル JBL バスケットボール

コメント 4

やっぱり栃木は旬ですね！
by bamboosora (2010-04-14 10:07) 

お前も羽黒では頑張れよ。
by くま (2010-04-14 18:24) 

bamboosoraさん

今週末は市内中心部で優勝パレード＆イベントが予定されております。
プロ野球とかの優勝と比べるとまだまだマイナーなのでしょうが，栃木にプロ野球球団ありませんからね。。。

次はアイスホッケーのアイスバックスに是非頑張ってもらいたいです。
by おとうたま (2010-04-15 07:26) 

くまっち

をう！
がんばるよ！

あきらめない気持ちが大事なのは再認識出来ましたよ。
by おとうたま (2010-04-15 07:28)