『容疑者X』の『方程式』~ガリレオ劇場版~ #galilo-movie [映画大好き!]
まーしゃ。。。
福山雅治さん主演の「ガリレオ映画版第2弾 真夏の方程式」大ヒットなようですね。。。
おとうが主演のオファーを断ったからの大ヒットですヨ。。。←妄想モード
ガリレオさん。
原作本は読んだことはないんですが,テレビシリーズと劇場版はパーフェクトに楽しませていただきました。
でね。。。
良いね。。。
特に劇場版は!
正直ですね。
テレビ版なくても劇場版だけでも良いかな?って思えるほど気に入ってます。
劇場版1作目: 容疑者Xの献身
堤さん素晴らしかったですよね。。。
世に認められることのなかったもう一人の天才。。。
今に生きることに絶望しかけた天才。。。
そんな彼に差しのべられた一筋の生きる喜び!
彼はそれを守るためには全てを擲つことを覚悟したわけですね。。。
不器用な・・・
生きることに本当に不器用な男の壮絶なまでの計画。。。
計画は数学者としての知的な彼であったのかもしれません。。。
でもそれを実行できたのは学者としての彼ではなく,人間堤の想いの全てを賭けた覚悟!
スクリーンの中で静かに語る容疑者Xの心が観るものにひしひしと伝わってきていましたよね!
うーん!素晴らしい!
そして・・・
劇場版2作目: 真夏の方程式
個人的には杏ちゃんよかった!
って言いたいんですけどね。。。
ここはあえて子役の少年に一票!
2作目は誰もがただ愛するものを守りたいだけなのに,一つの躓きが不運の連鎖を呼んでしまったようなストーリー。。。
みんな幸せに暮らしたいだけだったのに。。。
誰もが愛のために罪を犯してしまう。。。
誰もが愛のためにその罪を隠してしまう。。。
真実を公にすることって本当に正しいのか。。。
そんな投げかけに応える術として,今回のストーリーには子役の彼が必要だったわけですね。
普通の夏休み。
彼は大した目的もない親戚の家での夏のひと時を過ごすはずでありました。。。
ハカセと出会い,ちょっとした知的好奇心を進歩させることができました。。。
でも,彼の夏休みはもっともっと深いものになってしまったわけですね。。。
「正しい」,「正しくない」という物事の判断と,「真実を知る」,「真実を知らない」の違いはもともと比較できるものではないわけで。。。
湯川先生が杏ちゃんに託した少年への対応。。。
そして湯川先生自身が少年との別れに残した言葉。。。
少年は,こーゆー瞬間に一気に大人への階段を上っていくのでしょうね。。。
そして,間違えずにその階段を上るためにも,杏ちゃんは少年にいつか真実を話さなければいけなくなるのでしょう。。。
ガリレオ劇場版の良いところは,勧善懲悪のストーリーを押し売りするものではないこと。。。
さらに言えば,個性的なキャラとしての湯川先生は間違いなく主人公ではあるのですが,空想科学謎解き映画になっているわけではなく,よくできたストーリーの一人物としてスクリーンにいるのですよね。
割と気に入ってます!
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