創業三百年!うなぎの丁子屋 ~奥州街道・芦野宿~ #鰻 [おとうの独り言/グルメ系]
いつか行きたい!行きたいと思っていた鰻屋さんなんですけどね。。。
行くことそのものを忘れておりました。。。←思ってないじゃん
創業三百年
旅籠 割烹 丁子屋
【創業三百年 丁子屋】
こちらは奥州街道・芦野宿(那須ICから車で20分位かな?)
芦野宿は奥州街道で下野の最後の宿場になるんですかね?
遊行柳で有名な観光名所ですね。
ところどころに歴史を感じさせる石灯籠があったり,建物・石碑があったり・・・
そういった風情を楽しむのに大変よろしそうなところでございます。
【かつては旅籠であったらしいです】
創業が360年以上前?らしいですので,江戸時代の初期位ですかね。。。
すいません歴史得意じゃないので間違えてるかも。。。
【丁子屋さんには町指定文化財・安達家蔵座敷があるんよ!】
丁子屋さん(安達家)には位の高い武家の方なんかが泊まってたらしくてですね。
その上客さんは,蔵座敷の部屋に泊まっていたとの事。
それが那須町指定の文化財になっているわけで・・・
【蔵だよぉ~ん!】
こちらのお部屋は予約で空いていると,食事の席としても使えるようになっておりまして。。。
【今回は町指定文化財の蔵座敷でお食事です!】
あ,座敷の使用料は無料です。
座敷は二間ありましてね。
【奥の間】
【奥の間から蔵の入口をのぞむ】
懐かしいな。。。
おとうの母方の田舎の家は,陸前高田の旧家でしてね。。。
蔵座敷はもちろん,木造建築として結構見事なおうちだったんですけどね。。。
残念ながら全部津波で持っていかれてしまいました。。。
親族はみんな助かりましたから贅沢言ったらいけないんですけどね。
ちょっと幼いころに尋ねた家を思い出しましたよ。。。
【えっと。。。。読めません。。。】
【奥の細道の一節が記されていますね。。。】
【うなです!うな!】
歴史を感じさせる数々の書や飾ってあるものは,それだけで趣があります。
【芭蕉の一句を茶と共に楽しみ,鰻を待ちます】
待つこと暫し。。。
あ,予約済なのでそんなに待たされるわけではありません。
【鰻重特上と白焼き!】
【とってもふっくら感のある白焼き!】
ほんとにほんとにほっこりした白焼きです!
ほくほく食べられる白焼きです。
余分な脂はしっかりと落ちてますね。
蒸しと炭焼きの良い仕事の結果ですよね!
お見事!
それでもじわんっ!とにじみ出る鰻そのものの脂,やさしく味わえますぞ!
何より山葵が合う!
【鰻重(特上)です!】
次にいつ来るかわかりませんからね。。。
清水の舞台から漬物石抱えて飛び込む勢いで鰻重・特上を注文しました!
【どーだぁーーーーー!!!!!】
【なんかね。。。見ただけで泣けてくる鰻です。。。(゜ーÅ)ホロリ】
三百年の歴史を持つタレは,想像していたよりもしつこくありません!
かば焼きですからさっぱりと言ったらおかしくなりますが
本当に鰻を楽しむためのベストな甘さ,濃さ,味わいを持っている
のです!
そして何よりね。。。
皮の焦げ目が美味しいのよ!!
おとう鰻は大好物ですが,皮がちょっとブヨっとしてぬるっと来る感じのある奴はそんなに好きではありません。
丁子屋さんは良く焼けてるんですよ。
あ,炭になってるって事ではないんですけどね。
焦げ目ですから苦みはあるんですけど,ここがまた絶妙なのよ!
炭焼きで落ちた鰻の脂が炭火で燻され・・・
それがまた鰻にまとわりつく芸術的な焦げ目の出来栄え!
ちょっとマニアックな好みかもしれませんけど。。。
【特上はごはんにも鰻が埋まってます!】
特上はごはんの中にも鰻が埋めてありまして,二段重になってるわけですね!
でね。。。
写真だとわからんかもしれんけど,思いのほかボリューミーだったのよね。。。
大体鰻屋さんってお腹いっぱいいになることなくてね。。。
あとでなんか食べるかい?って感じが多いんですけど。。。
丁子屋さんの特上だとお腹いっぱいになれますね!
ここ数年食べてる鰻の中では間違いなくベストワンですね!
時間が十分に取れる時があれば・・・
他の鰻屋さん行くのがまんして,ここに行けるようにしたいです!
****** おまけ ******
さて・・・・
鰻を満喫した後で,ちょっと近場の道の駅に寄ってみました。
道の駅 東山道伊王野
【デザートは別腹・・・そばソフト!】
そばソフトクリーム!
これもまた絶品!
そしてこの道の駅は・・・
【大きな水車が目印!】
【水車には石臼水車小屋がくっついておりまして・・・】
【水車の力で石臼回してそば粉挽いてるわけですな!】
もう喰える余裕がないお腹の状態だったので,蕎麦は食ってませんけどお蕎麦も楽しみたいですな。。。
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