プルートゥ PLUTO 舞台 #pluto [おとうの独り言/お出かけ系]
正直言いまして映画は好んで良く観に行くのですが,演劇はほぼ観たことがないレベルでして。。。
そんなおとうがおそらくは20年ぶりくらいで観に行きました舞台がこちらです!
プルートゥ PLUTO
東京では渋谷BUNKAMURAシアターコクーンで2月1日まで行われる公演でございます。
なにより興味を覚えたのは数年前に夢中になったコミック
浦沢直樹×手塚治虫
プルートゥ PLUTO
PLUTO (プルートウ) 全8巻完結セット (ビッグコミックス)
- 作者: 浦沢 直樹
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2009/06
- メディア: コミック
を舞台化した作品であるということ!
公演が決まった時点で興味津々でしたね!
とりあえずチケットを早々に抑えましたね。
さてさて,シアターコクーン。。。
来たの初めてかと思ってましたけど,その昔東京国際映画祭が渋谷でやっていた頃,生スピルバーグと生トム・クルーズに会いたくてオープニング作品のマイノリティーレポート観に来たことあったんでした。
たぶん10数年ぶりですね。。。
来てから思い出しましたよ。
さて,この日の公演は初演から3日目かな?
観客席はもちろん満席!
なんと立ち見チケットも売られていて,そのエリアもほぼ埋まっているように見えましたね!
大盛況!
さあ,舞台の開演です!
ストーリーは・・・
ま,ぶっちゃけ浦沢コミックそのままと言っても過言ではありません。
正直見事に舞台化されているものだと感心するほど!
舞台セットや演出の技に頷いてばかりです。
こればっかりは書いちゃうとこれから観に行く人の楽しみ減っちゃいますから書けませんけどね。。。
でもすごいっすよ!
コミック版プルートゥ読んだ方はいろいろわかると思いますけどね。。。
プルートゥはただのロボットものではありません。
「憎しみ」,「悲しみ」,「愛でる気持ち」,「感情」,「心と言われるもの」。。。
人間であれば当たり前のように持ち合わせ,そうであるがためにその存在を特別に意識しないものですよね。
でも,ロボットは。。。
そんなものを持っていない・・・・ハズですよね。。。
なんとも理解しがたく,解析できないなにか・・・
これに振り回されるロボットたち。。。
「心?」の動揺?
「感情?」の高ぶり?
「張り裂けんばかりの悲しみ?」
「人を殺せるほどの憎しみ?」
そして「消すことのできない記憶。。。」
これらは高性能なロボットを苦しめて,苦しめて。。。
そして彼らは・・・
ロボットとしての生活を送る彼ら・・・
感情?に左右される彼ら・・・
闘う彼ら・・・
舞台ではこういったロボットたちをいろんな形で表現してくれます。
これも楽しんでみていただければよいですね。
個人的にはですね・・・
ゲジヒトを失ったヘレナが天馬博士の言葉に従い,泣くことをまね。。。
そしていつしか本当に泣いていく場面。
泣けましたね。。。
永作さんに泣かされました。
そしてプルートゥ(サハド)が。。。
良いね。良いね。。。
ブラウ1589,アリ,ロビタ。。。
魅力的なサブのロボットたち。。。
なんて言えば良いですかね。。。
失礼な表現かもしれませんけど,大きな期待をしていなかったんですよね。
でもね。。。
舞台上に間違いなく広がっていたんですよ。
浦沢ワールドが!
何よりもこれが一番の衝撃だったのです。
観に来てよかった。。。
舞台ならではの表現手法。
舞台であるからこそ伝わるキャストの声,力,存在。。。
改めて大好きなプルートゥが噛み締めて楽しむことができたのです。
帰ったらまたコミック読み直しました。
えぇ,一気読みですよ!
ロボットではなく人間というものを知る物語。。。
東京公演に続いて大阪公演もあるようです。
できるだけ多くの方に知ってもらいたい作品ですね!
チケットの購入特典で森山未來さんのサイン入プログラムもらえました!
ありがたや,ありがたや。。。
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