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バケモノの子 ~父子で観たい1本~ #バケモノの子 #スタジオ地図 [映画大好き!]

 細田守作品。。。

 これまでの作品で最も好きなのは
 『サマーウォーズ』でしたね!

 前情報を全く持たずに劇場に行き,めまぐるしく展開するストーリーと多彩で個性的なキャラクターの活躍に最後の最後まで魅了されました。

 観終わった後の満足感では間違いなくトップ10に入るレベルのものであったかと思います。

 さて,7月11日より公開されましたこの作品。

 バケモノの子

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ばけもの2.jpg

 こちらは偏った前情報だけを胸に劇場に赴きましたよ!

 広瀬すずちゃん,声優初参加!
 大泉洋ちゃん,声優ベテラン?参加!

 あと何も知りません。
 でもこれだけで良いですよ。。。

 そんな間違った思いで観に行ったのは・・・

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 なんと初日舞台挨拶付の上映!

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    【東京・日比谷まで出向きました!】

 日比谷行ったらコレにお参りしないとね!

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    【宝塚のビルにあるTOHOスカラ座!】

 マスコミ向けの回はこの一つ前の上映回の上映後にあったようですが,こちらは2回目の上映の直前に行われた初日舞台あいさつでございます。

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    【楽しみだ!】

 13時10分~大体20分位かな。。。

 楽しみにしていた初日舞台あいさつが始まりました!

 日本テレビ・辻岡義堂アナの司会の元,登壇したのは・・・

 熊徹: 役所広司さん
 九太(蓮)少年期: 宮﨑あおいさん
 九太(蓮)青年期: 染谷将太さん
 葵: 広瀬すずちゃん♡♡♡
 多々良: 大泉洋ちゃん♡
 細田守監督

 の計6名!

 いやぁ~。。。
 すずちゃんか~~いぃ~~なぁ~~♡♡♡

 青いワンピ似あってるし。。。
 顔すっごくちっさいし。。。
 モジャモジャ大泉さんが横を通った時は,頭のサイズ比が3倍はありましたね!

 マスコミ向けではない舞台挨拶だし,上映前なのでたぶん短めの挨拶だったと思いますけどね。。。
 義堂アナのフリの元,楽しいお話を聞けました。

 その中でこれから観る観客の皆さんに「バケモノの子」の見所をお話してください!
 って言うのがありまして。。。

 大人の役所さんと宮﨑さんは,
 「どこということではなく,真っ白な気持ちでまずは映画を観てほしい!」と。。。

 染谷さんは,
 「すべてが見どころなので見逃すことなくすべてを観てほしいです!」と。。。

 すずちゃんは,
 「2度,3度観てほしい」と。。。

 えっと。
 ここまであまり尺を使っておりません。
 おじゃべりが最期に残っておりますので,そちらにみなさん時間を割いてくれたようです。

 で,おしゃべり洋ちゃんは,
 「多々良だけ観てればよい!」
 「熊徹とか出ても多々良出てなければ寝てて良い!」
 「最後の方にはターミネーターが出てくる!」
 「マスコミ居ない舞台挨拶はなに話したって良いんですから!」

 ・・・・いつも通りの洋ちゃん節です。

 細田監督からは, 
 「1時間58分58秒と5コマ!しっかりと楽しんでほしい!」

 ってお言葉がありました。

 何より細田監督の自信に満ち溢れた笑顔が作品の完成度を示していた気がします。。。

 すずちゃん,洋ちゃんのご挨拶で大満足でしたが,本番はこれから!
 いよいよ上映開始です!

 *****************************

 さて,作品ですが。。。
 映画の詳細は他の記事に幾らでもあるでしょうから,おとうなりに感銘した部分をあれこれと。。。

 バケモノの世界と人間の世界。。。

 同じ時間ともしかしたら場所も共有していながら,次元が違うパラレルワールドみたいな設定になるんですかね。
 サマーウォーズのオズの世界を彷彿させますな。。。

 細田監督作品は,こーした世界観をつくるのが大変お上手!
 観ててあぁ~そぉ~なんだ。。。
 ってくらいで直ぐ納得しちゃうもん。

 バケモノの世界にはバケモノの存在理由(神様になる修行ですかね?)がちゃんとあり,人間の世界とは本来交じり合うことが難しい。。。
 その理由の一つに,人は弱いが故に「心の闇」を持ちやすい。。。と。

 これがクライマックスに効いてくるわけですな。

 さて,「心の闇」とは。。。

 面白くないこと,不満に思うこと,恨み,妬み,etc。。。

 人が生きていく中でネガティブな考えを持つことはいくらでもあるわけで。。。

 これがバケモノの世界では「負の力」となって現れてきてしまうわけですな。。。
 なんかスターウォーズのダークサイドみたいっす。

 特に少年から青年に成長していく過程では,その想いは強いはず。。。

 親に対して。。。
 友人に対して。。。
 学校に,街に,世界に。。。

 ことあるごとに心の闇のきっかけは,子供の心に忍び寄っているハズです。

 今回の作品では,その心の闇を受け止め,そしてそれでも前に向かっていくことを主人公に教えてくれる存在が居ます。

 それがすずちゃん!
 じゃなかった,葵ちゃん。

 バケモノの世界から人間の世界に再び戻ってこれた九太(蓮)を導いてくれます。

 そしてもう一人。。。

 まさしくこのバケモノの子の主人公たる熊徹!

 彼もまた,自分に足りないモノを満たしてくれる弟子・九太(十七太!ププッ(^m^ ))の心の闇を満たすために。。。
 ぽっかりと空いた穴を満たすために。。。
 (ノ_<。)うっうっうっ

 図らずも熊徹の最後の想いが九太の元に届いたときは涙がこぼれましたね。。。

 誰もが持っているであろう「心の闇(穴)」を埋められる存在って大事ですよね。

 我が子が成長する過程で悩み,苦しみ,そしてぽっかりと穴が空いてしまったときに。。。
 この穴を塞いでやることができる親って素敵ですよね。

 8年間かな。。。
 親代わりとして九太を育てた熊徹。。。

 正直父親として羨ましかったっす。
 ちょっと惚れちゃうね!

 自分もそんな父親になりたい!

 本当にそう思いました。

 もちろん心の闇を受けてくれるものは父子だけではなく,友であっても,恋人っであっても誰でも良いのですが。。。

 今回のこの作品においては,父と息子で観に行ってほしい1本だと思いましたね。


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