『白鯨との闘い』 #くじらでかい #白鯨との闘い [映画大好き!]
『白鯨』
メルヴィルの白鯨(モビィーディック)をグレゴリー・ペック主演で映画化された作品が鮮烈に記憶に残っております。
最初にテレビ放送で観た後に,原作本を改めて買い,むさぼるように読んだんでしたっけね。。。
今回のロン・ハワードのこの作品
『白鯨との闘い』
In the Heart of the Sea
実は単純に「白鯨」のリメイクなんだと勘違いしておりました。
最近は映画観に行く時はできるだけ前知識入れないようにしてるせいもありましたけど,文芸的に無知なところも響いてしまいましたね。
ある意味「白鯨」の原作ともなるような「捕鯨船エセックス号の悲劇」が,むしろ今回のロン・ハワード作品の原作。
ぶっちゃけ,なんでエイハブ船長出てこないんだろう?
って,思ってたくらい無知でございました。
いや,お恥ずかしい。。。
さて,おとうが無知な話はこれまでにしておきまして,以前より話題になっていたのはロン・ハワードお得意の大迫力映像!
白鯨のリアルなスケール感,そして無慈悲にも感じられるほどの演技!←チガウ
映像的には申し分なしですね!
でもね。。。
スペクタクルサバイバル映画っぽく出来ていながら・・・
後味は人間ドラマでしたかね。。。
船長と一等航海士の・・・
白鯨と捕鯨船乗組員の・・・
大海原と漂流者の・・・
家族,家柄,捕鯨の街,よそ者,etc...
様々な物語がふんだんに盛り込まれております。
特に気になったのは「白鯨」の原作者となるメルヴィル!
ニカーソンの語る全ての真実を知った上で・・・
彼の心はエセックス号の真実よりも,「困難に立ち向かう勇気」に動かされます。
その勇気は鯨捕りだけが持つものではなく,誰もが持ち得るもの。。。
文豪になれる可能性など自分が持っていなくとも,このエセックス号の真実からインスピレーションを得て作り上げた作品は,間違いなく自分だけににしか書けない!
書いて世に出していく勇気もまた,白鯨や生き残ることに賭けたエセックス号の乗組員たちのそれと劣ることのない勇気かもしれない。。。
そう感じさせるメルヴィル・・・
いや,それを演じるベン・ウィショーが良い!
007のQで随分と評価を得ているベン・ウイショー!
おとうはクラウド・アトラスのフロビシャーが強烈な印象を残しております。。。
本筋的には,クリス・ヘムズワースを取り上げるのが一般的なこの映画の評価なのかもしれませんが,おとう目線であえてメルヴィル(ウィショー)推しとさせていただきます。
物語は多くの乗組員の犠牲は払いますが,船長も一等航海士も,そして白鯨すら劇中では最後を迎えることはありません。
このエセックス号の事件後のそれからの一歩が,むしろ本題ではなかったのでないですかね。。。
そしてそれからの一歩の一つが『白鯨(モビィーデイック)』となっていくわけですよ。。。
思っていたのとは違っていたのですが,割とお気に入りの一作となりそうな映画でございました。
メルヴィルの白鯨(モビィーディック)をグレゴリー・ペック主演で映画化された作品が鮮烈に記憶に残っております。
最初にテレビ放送で観た後に,原作本を改めて買い,むさぼるように読んだんでしたっけね。。。
今回のロン・ハワードのこの作品
『白鯨との闘い』
In the Heart of the Sea
実は単純に「白鯨」のリメイクなんだと勘違いしておりました。
最近は映画観に行く時はできるだけ前知識入れないようにしてるせいもありましたけど,文芸的に無知なところも響いてしまいましたね。
ある意味「白鯨」の原作ともなるような「捕鯨船エセックス号の悲劇」が,むしろ今回のロン・ハワード作品の原作。
ぶっちゃけ,なんでエイハブ船長出てこないんだろう?
って,思ってたくらい無知でございました。
いや,お恥ずかしい。。。
さて,おとうが無知な話はこれまでにしておきまして,以前より話題になっていたのはロン・ハワードお得意の大迫力映像!
白鯨のリアルなスケール感,そして無慈悲にも感じられるほどの演技!←チガウ
映像的には申し分なしですね!
でもね。。。
スペクタクルサバイバル映画っぽく出来ていながら・・・
後味は人間ドラマでしたかね。。。
船長と一等航海士の・・・
白鯨と捕鯨船乗組員の・・・
大海原と漂流者の・・・
家族,家柄,捕鯨の街,よそ者,etc...
様々な物語がふんだんに盛り込まれております。
特に気になったのは「白鯨」の原作者となるメルヴィル!
ニカーソンの語る全ての真実を知った上で・・・
彼の心はエセックス号の真実よりも,「困難に立ち向かう勇気」に動かされます。
その勇気は鯨捕りだけが持つものではなく,誰もが持ち得るもの。。。
文豪になれる可能性など自分が持っていなくとも,このエセックス号の真実からインスピレーションを得て作り上げた作品は,間違いなく自分だけににしか書けない!
書いて世に出していく勇気もまた,白鯨や生き残ることに賭けたエセックス号の乗組員たちのそれと劣ることのない勇気かもしれない。。。
そう感じさせるメルヴィル・・・
いや,それを演じるベン・ウィショーが良い!
007のQで随分と評価を得ているベン・ウイショー!
おとうはクラウド・アトラスのフロビシャーが強烈な印象を残しております。。。
本筋的には,クリス・ヘムズワースを取り上げるのが一般的なこの映画の評価なのかもしれませんが,おとう目線であえてメルヴィル(ウィショー)推しとさせていただきます。
物語は多くの乗組員の犠牲は払いますが,船長も一等航海士も,そして白鯨すら劇中では最後を迎えることはありません。
このエセックス号の事件後のそれからの一歩が,むしろ本題ではなかったのでないですかね。。。
そしてそれからの一歩の一つが『白鯨(モビィーデイック)』となっていくわけですよ。。。
思っていたのとは違っていたのですが,割とお気に入りの一作となりそうな映画でございました。
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