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えへん!えぇ~~っへん!歌舞伎座へ行こう!#kabuki #kabuki_za [おとうの独り言/お出かけ系]

 生まれて初めて行ってまいりました。。。

 その昔。
 おとうのママ上が生きておった時は,年に何度かめかしこんで出かけておったアレです。。。

 歌舞伎!

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 正直申しまして,これまで全く興味もなく。。。

 自分から行こうという気は微塵もございませんでした。

 今回,会社のレクレーションとして新装開店?した歌舞伎座の興業に行くことになったわけっす。

 で,いざ行くとなればそれなりに楽しんで来ようと。。。
 でも全く歌舞伎観賞のノウハウもコツもわかりませんで。。。

 多少なり行ったことのある方にアドバイスを頂きつつ,初めてのお使い・・・でなかった,初めての歌舞伎を楽しんでまいりましたよ。

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          【行ってきたのはここだ!】

 で,行ってきましたのが地下鉄東銀座駅上の・・・

 歌舞伎座

 えぇ,泣く子も黙る歌舞伎座です。。。←そんなことはない

 後ろ半分はビルディングなんですね。。。
 現代的です。

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       【銀座の街に存在感ある建物です!】

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   【今回の演目はこちら!】

 歌舞伎座新開場柿葺落
 吉例顔見世大歌舞伎
 狂言通し
 仮名手本忠臣蔵

 あぁすいません。

 おとうは歌舞伎にパープリンなので,この演目がどーゆー種類のどんな位置づけのどんな内容なのかまったくわかりません。

 チラシの棒読みで確認したのは・・・

 「義経千本桜」,「菅原伝授手習鑑」と共に三大名作と称される義太夫狂言の傑作であること。
 赤穂浪士の討入り事件を元にしている作品であること。
 所謂「忠臣蔵」という題目の元祖であること。


 ってくらいでしょうか?

 うーむ。。。
 この時点で既に頭が飽和している気がする。。。

 義太夫はグレートが付く方ではないわけですよね。。。←アタリマエ

 で,本当はこの演目は11段で構成されているものらしいのですが・・・

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    【昼の部: 大序~三段目~四段目~浄瑠璃】

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     【夜の部: 五段目~六段目~七段目~十一段目】

 と,いくつか飛ばしてやるようですね。。。

 で,今回は昼の部(11時~3時45分)を観劇に行ったわけでございます。

 うーむ。
 休憩を挟んではいるが,約5時間ですか。。。

 やばい,寝るかもしんない。。。

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    【間もなく開演】

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         【歌舞伎稲荷大明神】

 おとうも芸に磨きがかかるように,歌舞伎稲荷にお祈りしてから観劇です!←ナンノタメニ?

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   【イヤホンガイド】

 初心者はまずイヤホンガイドを借りるべし!
 と言われたので,言われたままに借りに行きます。

 レンタル代700円+デポジット1000円

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    【イヤホンガイド】

 胸ポケットにも軽く入るくらいのサイズ。
 ボリューム以外のスイッチないね。

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    【正直思ったより狭く感じた館内】

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         【3階席からだとこんな感じ】

 ちょっと買い物ついでに3階席も覗いてきたんですけど,3階席だと完全に見下ろす視点ですね。。。
 花道も見えにくいかな。。。

 この日の3階席は修学旅行生たちで貸切っぽかったですね。

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      【2等席(1階奥)で観ます!】

 席は1階の奥の2等席。
 でも正面なのでわりと見やすそうです。

 ステージ全体が視界の中にちょうど納まるので程よい感じ。



    ==== 上演開始 ====

 当たり前ですが撮影・録音・携帯禁止です!

 最初に「口上人形」って言うのが出てきて,出演歌舞伎俳優さんを全員紹介してくれます。

 あ,開演前からイヤホンガイドでいろいろ解説が始まるんですけどね。

 良い!
 良いですよ,イヤホンガイド!

 これは借りるべきです。

 って言うか,たぶん借りないで観ていたらわかんないことだらけで全然わからなかったと思います。
 第一セリフが耳慣れない言葉だから全然聞き取れないもん!

 ちゃんと難しいセリフ回しの時は,解説でゆっくり言い直して意味も教えてくれるんですよね。

 そんで口上人形に戻りますけどね。
 人形が配役をいう時に「えへん!えへん!」言いながら紹介するんですよね。

 これは勿体ぶりながら紹介する意味だそうで,「えっへん!」が大げさであればあるほど,大物俳優さんを紹介してる!って意味なんだそうで。。。

 歌舞伎通の方には何をいまさらなんでしょうが,おとうにとってはこれだけでも頷きっぱなしで聞いておりましたよ。

 尾上菊五郎⇒音羽屋とか
 市川左團次⇒高島屋とか
 中村吉右衛門⇒播磨屋,人間国宝!とか

 各俳優さんの〇〇屋!って言うのも教えてくれます。
 これもうれしぃ。


 そして浄瑠璃の三味線であったり唄であったり,拍子木っていうのかな?舞台そででタンタンやったりするのとか,大道具さんや黒子さんの働きっぷりなんかもタイミングよく教えてくれるんですよ。

 で,そーゆー解説を聞きながらしみじみと思ったのがですね。。。

 歌舞伎は日本の伝統的な総合芸術なんだなぁ~~

 と。。。

 これも今更かもしれませんけどね。
 興味がなかったおとうにとっては,歌舞伎は所謂「劇」の範疇であって,他の娯楽要素はまったく気が付いていなかったわけで・・・

 でもいざ本物の歌舞伎をみると,役者の立ち振る舞いだけでなく,三味線の音色,舞台準備,etc,etc...

 すべてが揃って初めて歌舞伎になるんだと初めて分かった次第で。。。

 そーゆー思いでこの仮名手本忠臣蔵を観るとですね。。。
 それなりに嵌ってくる自分を感じましたね。。。

 いいじゃん!歌舞伎!

 ま,多少展開が緩かった時に睡魔に襲われて負けていたこともありますが,大衆芸能ですからそれは勘弁していただきましょう。


 で,昼の部は忠臣蔵で言う切腹あたりで終わりでして・・・
 肝心の討ち入り系は夜の部なので,今回はお預けです。

 ま,他の楽しみごとをご紹介いたしましょう。

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    【幕の間にまさに幕の内弁当!】

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   【3回で売ってた名物!めでたい焼き】

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    【歌舞伎座限定!】

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    【こんな風に作るです】

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      【外見は普通のたい焼き】

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    【中には紅白のお餅がしっかり入っています!】

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   【お土産にめでたい焼きの手ぬぐい買っちゃった】

 で,さらに普通の方は買わないであろうお土産が・・・

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   【タリーズ歌舞伎座店限定手ぬぐい】

 とことん限定という文字に弱いのです。。。

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    【スヌーピーの飴もおまけに・・・】

 で,歌舞伎座は歌舞伎観る以外にも行けるところがありまして・・・

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   【こちらは歌舞伎のチケットなくてもOK】

 地下2階のエレベーターホールから5階に上がります。

 歌舞伎ギャラリーは別料金だったので行ってないのですが・・・

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       【屋上庭園!】

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   【こんな感じで庭園ができているのです】

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    【落ち着いた小さな散策路かな】

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    【石灯籠とかね・・・】

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               【阿国桜】

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        【石碑と鬼瓦が・・・】

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     【前の歌舞伎座の鬼瓦ですかね?】

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        【先人の碑】

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    【歌舞伎座の明治からの歴史を記してありますね】

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          【五右衛門回廊】

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    【ステンドだったと思います】

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    【歌舞伎俳優さんたち・・・】

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    【初代の歌舞伎座かな?】

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     【2代目?歌舞伎座】

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     【3代目?歌舞伎座】

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    【これは今の新しい歌舞伎座ですね!】

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     【うん,正面はこんなんだった!】

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     【中の座席も忠実に再現してありますね】

 なかなかおいそれとはこれませんが,歌舞伎・・・・
 良いですよね。

 ただ自分の知識がなさすぎるのがちょっと残念。。。

 すこしばかり演目を含めてお勉強をして,気に入ったものがあったらまた観に来たいですね!

 日本=歌舞伎

 外国の観光客みたいですけど,今更のようにそんな風に感じましたね。。。

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