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バットマンvsスーパーマン ジャスティスの誕生 #bvs [映画大好き!]



 おとう的には待ちに待った一作となります。。。

 どれくらい待ったかというと・・・

 40年位ですかね?

 当時月刊SUPERMANというコミック雑誌があったんですよ。

 むかしむかし,おとうの実家は小さな薬局さんで。。。
 薬屋さんだけではなかなかお客さんが来ないので,たばこや雑誌の販売なんかもやってたんですよね。

 その雑誌販売の中に紛れていたのがこの月刊SUPERMAN!

 さすがにもう持ってませんけどね。
 どれくらい発刊されていたでしょう?
 2年位かな?

 途中には「スーパーマンvsモハメド・アリ」なんていう特別版もございましたね!

 こちらの雑誌はアメコミで有名なDCコミックスの日本語版という位置づけだったのですかね?

 通な方はいろいろご存知でしょうが,一般の方向けにちょっと書かせていただきますと,アメコミの2大勢力として「DCコミックス」というのと「マーベル・コミックス」というのがございます。

 近年ハリウッド映画で大人気のシリーズの多くは実は「マーベル・コミックス」のもの。
 ・スパイダーマン
 ・キャプテンアメリカ
 ・アイアンマン
 ・Xメン
 ・ファンタスティックフォー
 ・ハルク
 ・マイティーソー
 ・ブレイド


 などが皆さんご存知のキャラクターになるかと思います。

 対して「DCコミックス」のキャラクターは,

 ・スーパーマン
 ・バットマン
 ・スーパーガール
 ・フラッシュ
 ・ワンダーウーマン
 ・キャットウーマン
 ・グリーンランタン
 ・アクアマン


 等など。。。

 見比べると派手派手しいマーベルコミックスのキャラクターとなんとなく暗めのイメージのDCコミックスという構図になりますかな?

 今どきのハリウッド映画の流行で言うと,マーベルヒーローが元祖っぽく見えたりしますが,たぶんDCの方が古かったんじゃないかな。。。

 いずれにしてもアメコミ2大勢力であるのは間違いないのですが。。。

 そんで,読み始めがこの月刊スーパーマンだったので,基本的には,

 アメコミヒーロー=DCコミックのヒーロー

 という擦り込みが少年期においてなされまして。。。

 スパイダーマンとかアイアンマンとかXメンは,おとう内ではおとなになるまで眉唾物扱いをしておったのですよ。


 おとう内では勝手に元祖アメコミのDCもの!って扱いになっている映画作品もこれまで随分世にでております。

 かつてのクリストファー・リーブのスーパーマン(俳優さんとして大好きでした)
 ダークナイトシリーズでのバットマン!

 お気に入りでございましたね。

 しかしながら,これまでなかったのがこの

 バットマンvsスーパーマン

 原題では

 BATMAN v SUPERMAN

 って書いてあるのが良いっしょ!

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 さて,本作ですが。。。

 マーベルヒーロー以上にヒーローたちが悩み,困惑しながら悪と対峙している姿が描かれております。

 もちろんアベンジャーズやXメン達も,彼らなりの悩み苦しみを抱いているのですが,スーパーマン,バットマンのそれは実に根源的,人間的なものであったりします。

 ヒーローとしては失格なのではないかと思えるほど根が深く,心をむしばむほどですかね。。。

 バットマンにしてもスーパーマンにしても,正義が絶対的なものではないことを知ったうえで悪者を懲らしめています。

 ヒーロー・バットマンは信念の象徴!

 彼は「悪をもって悪を征す」に近いくらいの覚悟を持っています。

 根底には悪を絶対的に許さない固い信念の中,そのための手段としては時として自らを必要悪(力)として示すことで,ゴッサムの根源的な平和を求めているわけで。。。

 暴力という手段が自分の信念を貫くための唯一の道であることを悩み,苦しみながらも,バットマンで居続けるわけで。。。

 病んじゃいますよね。。。

 そしてヒーロー・スーパーマンは愛と力の象徴!

 彼は,まさになんでもできるスーパーな力を持つがゆえに,常に自分の立場を考えさせられています。

 パワー的には絶対的なものを持ちながら,心では意外な脆さを見せることも。。。

 何よりもロイスのピンチには全てをなげうつ一途,かつ危ない一面も持ち合わせているわけで。。。

 愛を求めるが故に愛による過ちを犯しかねない。。。

 異星人ですけど実に人間的ですよね。

 二人とも何がしかの欠点を持ち合わせているわけです。


 物語ではそんな二人の欠点をうまくついた某氏の策略により,ガチ対決を余儀なくされる!

 もちろんまともにぶつかりあって人間が超人に勝てるわけがありません。

 しかし・・・(書きません)

 あんなことやそんな工夫で・・・

 二人の真剣勝負!

 見ものです!
 大迫力です!


 そして二人の激闘以上に素晴らしかったのは・・・

 ワンダーウーマン登場シーンですね!

 バットマン絶体絶命のその瞬間!

 あぁ,書けませんけどワンダーウーマンのテーマにのって登場するあの場面はもう涙ものです!

 テーマ曲そのものがかなりワイルドでイケイケドンドン的なものなので,自ずと観てる方も高揚感が高まります。

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    【こないだ六本木で3人に会って来たんでした】

 ワンダーウーマンもそうですけどね。

 この映画伏線がべらぼうにあります。

 多少DCコミック知ってる人じゃないとたぶんわからない伏線ばかりです。

 映画そのものを単純に楽しむだけでもドッカンドッカン大激闘はスマッシュブラザースばりに楽しめますけどね。

 たぶん伏線を知り始めると,はやく次のDC作品を見せてくれぇ~!って欲求がムラムラと湧き起ってくると思います。


 スーパーマンが支配する世界でバットマンに迫るシーン!
 未来からフラッシュがブルースに伝えるメッセージ!

 あれは何を意味しているのか?

 他にも色々知りたい謎がいっぱいありますよね?

 少なくともジョーカーとロビンが関わるナニカは知りたい。。。

 今後のジャスティスシリーズのクライマックスに繋がるキーポイントだったのかもしれませんぞ!

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    【入場者プレゼントでもらったクリアファイルもかっこよい】

 そしてこの裏面は・・・

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   【9月公開のスーサイドスクワッド!】

 およそアメコミヒーローもの?とは思えないいでたちの3人。。。

 これもまだDCの戦略的キャラクター露出の一つなわけで。。。

 これから数年間,DCヒーローズの活躍に目が離せませんな!


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