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冷たい天然氷を熱く語る社長! 日光天然氷 松月氷室 #松月 #天然氷 #icebucks [おとうの独り言/お出かけ系]

 えっと。。。

 先日のアイスバックスの試合の企画でですね。

 First Taxi マッチデー観戦ツアーというのがございまして。。。

 その中で,この・・・

 日光天然氷
 蔵元 松月氷室

 を見学することができました!

 松月さんと言えば・・・

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     【この紫の旗印がお馴染みの日光天然氷の老舗です】

 そして今回見学できるのはかき氷食べれる甘味店舗の方ではなく,

  天然氷を造る氷池

  天然氷を保管する氷室

 まさにその現場の方の見学ツアーでございました!

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    【じゃじゃーーーーん!ここが松月さんの氷池じゃ!】

 をぉ!こんなところにあったのか!って場所にございまして・・・

 まあ,秘密の場所って事にしておきましょうか。。。(たぶんそーでもないと思う)

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    【池にお水を引き入れる水路はこんな感じ】

 いま,若い衆が手入れ中みたいですね。

 天然氷と一言でいっても,食用にできるものとできないものがあるようで,もちろん松月さんは食用としてお役所のお墨付きを頂いているもの!

 たぶん池に引き入れる前に沈殿とかいろいろさせて,よりきれいになったものを使ってるんでしょうね。

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    【氷池の端から水を引き入れて来るようですね】

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    【氷池の全景はこんな感じ】

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      【氷池の全景はこんな感じ】

 もちろんシーズン前ですから,まだ水は張ってませんし,凍ってもいません。

 初代の松月さんが,吟味に吟味を重ねてこの地に氷池を造ることを決めたそうで。。。

 この周辺のどこでも良いわけではなく,まさにピンポイントにここでなければ良い天然氷はできないそうで。。。

 社長さんのお話によれば,単に気温とか日蔭とかのファクターだけでなく,吹き降ろす山風の加減であるとか,かなりの総合要素の集約された地としてここがあるそうで。。。

 ですので,現実的に天然氷を生業としてやってるところは今でも少なく,ブームに乗って新規で始めようとしてもうまくいかないケースもあるみたいですね。

 現在天然氷を製造されているところが日本で5件,うち3件はここ日光にあるっていうのも凄いですよね!

 そして氷池のすぐ横にあるのが・・・

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    【氷室でございます!】

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   【正直,想像以上に歴史を感じる装いで・・・】

 ま,はっきり言うと,

 ビックリするほどボロい建物←直球勝負

 もちろんこれまでの松月さんの歴史と伝統の詰まった氷室ですからね。。。

 かなり真剣に敬意をもった目で見学させて頂いてますよ!

 でも今にも壊れるのではないかと・・・

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    【氷室の前に見せてくれるようでしょうか?天然氷が!】

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   【中はこんな感じだ!】

 内側は随所に補修の痕はあるものの,きれいな舎屋となっておりますね!

 大量のおがくずが敷き詰められております。

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   【ご案内は3代目社長さん!】

 アイスバックスのベストをはおり,一から十まで・・・

 いや,ゼロから万くらいまで,丁寧にいろいろと教えてくれます!

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    【熱く語ってくれます!】

 なんだろう。。。

 このバックスの観戦ツアー時間配分間違ってるよね。。。

 この社長の語りだけで3時間位はとっといてもらわないと,足りなさそう。。。

 それくらい社長さんが熱弁をふるってくれています!

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     【社長さんの足元には,昨年作った天然氷が顔を覗かしています】

 たしかこの見えてるところが下から2段目の層で,この下にもう1層あるそうで。。。

 ビシッと敷き詰めた氷におがくずを被せて積層し,1年分の氷を保冷しておくのです。

 詰め込んだ時はちょうど社長さんの頭の高さくらいまで積まれるらしいっす。

 壁の板をみるとラインがわかりますが,氷の層の下側は栗材を,上側は檜材を使っているそうで。。。

 どちらの木も抗菌作用の強い材料だそうです。

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    【このおがくずがポイントなんだよ!!←試験に出る】

 一掴みのおがくずを片手に,ガンガン講義が続きます。

 たぶん今年のセンター試験に出ると思います。

 おが屑は檜のおが屑を使っているそうで。。。

 やはり抗菌効果を狙ってのことだそうです。

 冷えた氷をおが屑で覆うと,氷が融けていくのに必要となる融解熱,気化熱を遮断することだできる!

 氷自体の冷たさを保ったままでいられるって事で,真夏でも大きな天然氷の塊がキープできるわけです!

 先代の方々の知恵ですよね!

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   【継ぎ足し使っているおが屑には,松月さんの歴史が沁みてるわけです】

 まだまだしゃべり足りない社長さんをしり目に,ツアーはここで次の移動地に向かう事になってしまったのですが,せっかくですのでこの氷を味合わなければいけませんよね!

 ってことで・・・

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    【今市の店舗の方も行ってきました!】

 もう秋も深まってる時期ですので,流石にかき氷は・・・

 って思うでしょ!

 今はかき氷で通年営業してるんですよ。

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    【看板がカッコよいよね!】

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    【しばらく来ないうちにこんなにバリエーションが増えてたのね。。。】

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 【さっき見てきたところの案内とか,保健所?の許可証みたいのも飾ってあります】

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    【外人さん用に英字の新聞記事も!】

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     【こちらは李(すもも)のかき氷!】

 李ってこんなに彩りよかったでしたっけ?

 濃厚っす!

 ちょっとした酸っぱさも良いアクセント!

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    【生いちごプレミアム!】

 生クリームがのって,ヨーグルトが付いてきます。

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    【中にもイチゴがゴロゴロ!途中でヨーグルトをかけて楽しめます】

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    【メロメロメロン(アールスメロン)】

 アールスメロンハーフカットにかき氷がのり,これまた濃厚な(安っぽくない)メロンシロップが掛かって,さらになんと練乳とサイダーが付いてきます!

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    【崩れなくなるくらいまで食べたら練乳投入!】

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   【あぁ,練乳とメロンの果肉も合う!美味いよ!これは美味い!】

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    【果肉ハーフカット分ありますんで,かなりお腹に溜まりますな・・・】

 今更ですけど,これ一人で一つ食うもんじゃなかったかもしれません。。。

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   【そして最後にサイダーを入れれば,クリームソーダになっちゃう!】

 もう天然果汁(果肉)100%のクリームメロンソーダなんて飲んだことありませんからね!

 絶品っす!

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    【勢い的にはこの皮まで食べてしまおうかと思うほど・・・】

 それほど満足できる一品でございました。

 昼飯前に食べたのですが,ほぼこれで昼飯になりましたね。。。

 さて,松月さん!

 改めて,目で観て,耳で聞いて,肌で感じで,舌で味わって,そして語りを心で受け取って。。。

 五感で日光天然氷を満喫することが出来ました。

 社長さんありがとうございました。

 みる限り明らかに全てを語りきってなかったようにお見受けしましたので,機会がありましたらエンドレスでまたお話を聞かせていただける機会があれば是非とも宜しくお願いいたします。

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銀婚式・二十五年を万年で祝う ~甲州印傳万年筆~ #銀婚式 #印傳 #万年筆 [おとうの独り言]

 早いものですね。。。

 明治記念館のあの日あの時からもう25年が経ちました。。。

 少なくとも20世紀から21世紀への世紀の移り変わりは経験しましたかね。

 銀婚式。。。

 ま,特にこれといったことをしたわけでもなく。。。

 息子どもは感心すらなく。。。

 嫁と二人で飯食いに行ったくらいですけどね。

 経ってしまうとアッという間でしたかね。

 あぁ,もう25年経っちゃったんだ。。。

 ってのが率直な感想で。

 ま,子供ら2匹をとりあえず成人させるのに奮闘した25年だったのかな。。。

 思い直すとまあそれなりにいろんな想い出が出てきますけどね。

 あ,こないだの脳梗塞っぽいので死んじゃってたらこの銀婚式は迎えられてなかったんですね。

 アブナイアブナイ。。。

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   【毎年の花束でなく小さめの胡蝶蘭を買ってみたりした】

 そんな日でございましたので,一応お花なんかを買ったりして・・・

 お花は可能な限り毎年買ってたんですけど,いつもは小さめの花束系で。。。

 今年は飾って邪魔にならない程度の小さな胡蝶蘭の鉢を用意してみました。

 ほんでね。。。

 一応『銀婚式』って名の付く節目だったので。。。

 できれば記念に少し長めの旅行とか行きたかったんすけど,おとうも嫁もやっかいな仕事持ちなので,そんな時間的な余裕が作れそうにもなく。。。

 ちょっと記念になるものを考えてみたとですよ。

 所謂装飾品はお互いに興味がない夫婦でございますので,ちょっと趣向をこらしまして・・・

 これからも二人で長く実用できるモノとして万年筆のちょっとだけ高級品でも用意しようかと思いまして。。。

 各社の○万円台の商品で二人で持つのによろしそうなものを物色したところ,こちらのモノに目を付けました!

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     【甲州印傳万年筆】

 セーラー万年筆
 甲州印傳万年筆

 どうよ!

 夫婦二人で持つには良い感じの色合いでしょ!

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    【箱はこんな霧箱に入っとる!】

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    【今まで3000円以上のペンは使ったことがありません】

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    【小桜柄の赤!よい色合いです!】

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    【鞘型柄の黒!落ち着いてます】

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    【何よりこの印傳の手触りがとても気にいってます】

 印傳って知ってます?

 鹿革に漆付けをした工芸品で,革工芸品とは思えない繊細な和柄と優しい手触りが病みつきになりそうな逸品です!

 実は他にも色々候補はあったのですが,実用品だからこそ一回手に取ってから選びたくって,現物探し回ってから取り寄せたんで,ちょっと時間かかっちゃいました。

 でもね。。。

 良いですよ!この万年筆。

 実物手に取った瞬間にこれしかない!って決めましたもん。

 とりあえずは次の25年間使いきるのが当面の目標ではありますが,万年筆の名の通り,万年お互いに使い続けられれば良いな!って思ってます。


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