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ふくろう&フクロモモンガのご飯代 #ふくろう #フクロモモンガ [フクモモ&ふくろう日記]

 ぽん太をお迎えして10ヶ月,ふくももぉ~ずは1年8カ月くらいになりますかね。。。

 いろんな形で我が家における彼らとの共同生活は日々バージョンアップしております。タブン

 ショップさんに相談したり,自分で考えたり,ネットの情報を参考にしたり・・・

 飼育環境,ケージの工夫その他もろもろあるのですが,今回はその中でご飯(エサ)に関するコスト的なお話をまとめておこうかと思います。


 = ぽん太(カラードコノハズク)のごはん代 =

 ショップによって諸説あるのでしょうが,主食は・・・と言うか副食は一切なくお肉だけとなります。

 猛な禽ですからね。。。

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  【冷凍ヒヨコ・冷凍アダルトマウスL・冷凍ファジーマウス】

 大きいふくろうさんはともかくとして,ちっこい系列のふくろうさんの特に単体飼育であれば,ごはんの選択肢は大抵冷凍ヒヨコか冷凍マウスになるわけで・・・

 丸のままのヒヨコorマウスを毎日解凍して内臓等をとって与えるのが日課となります。

 冷凍マウスは子供サイズは大きさによってファジーだのホッパーだの分けられておりまして,その上にアダルトという一般的なサイズがございます。

 その上には熟年リタイアマウス(最も大きいマウス)ってのもあるようです。(ちっさい方もピンクマウスとかある)

 我が家がこれまで試してきたのはヒヨコとファジーマウス,アダルトマウスのLです。

 入手先にもよるでしょうが,各々の価格は大体これくらい・・・

  冷凍ヒヨコ: 55円~80円/羽
         35g前後,嘴・脚・内臓等を除くと可食部は20-25g位かな?
         コスパ最高,毛玉的印象
  冷凍アダルトマウスL: 210円~260円/匹
         30g前後,尾・脚・消化管を除くと可食部は25g位かな?
         肉付良好,単価高?
  冷凍ファジーマウス: 145円~210円/匹
         10g前後,尾・脚・内臓を除くと可食部は8g位かな?
         筋肉っ気は少ない,皮下脂肪分だけ?


 わが家は1羽だけなので食事量はたかが知れておりますが,小型なので1日2回のごはんを前提にしなければいけません。

 まずお迎え元のショップさんに勧められたのが,「ヒヨコを基本にファジーマウスを足していく」プラン。

 低コストで飼育できるようヒヨコをメインにし,成長期(最初は雛でしたから)の補助的にファジーを与えてみましょう!というコンセプトと理解しております。

 朝の方がよく食べるので,朝にヒヨコの胴体部,夜に頭部+ファジーマウスを与える形となります。
 (ヒヨコ頭部は凍ったまま切断して夜までチルド保管)

 朝の食事量はヒヨコ胴体部で10-12g,夜はファジー+ヒヨコ頭部で5-8g程度でした。

 特段の問題もなく・・・

 好き嫌いも言わず・・・

 ぽん太さん110gくらいまで体重伸びて,その後は飛ぶからですかね?少し体重落ちて,100g少し切るくらいの体重推移で安定しております。

 すこぶる元気!

 1日あたりで言うとエサ代は「ヒヨコ+ファジー」の大体200円~220円くらいになります。

 ま,ずっとこのままでも言いっちゃ良いんでしょうけど,同じコストを払うのなら肉付きの良いアダルトマウスも選択肢としては有になります。

 あちこちのアドバイスなど参考にしながら,お試し的に「アダルトマウスのLのみを与える」プランを試してみることにしました。

 1日2回のお食事タイムは変わりませんが,夜にマウスを冷凍状態で胸上,胸下くらいにカットし,下半身は翌朝用にそのままチルド保冷,上半身を適当にカットして夜ご飯。

 翌朝チルドの下半身の内臓(消化管のみ)と尻尾,脚を除いてから適当にカットして朝ごはんに。。。

 概ね上半身可食部が10gくらい,下半身可食部が15gくらいになるので1日分としては適量がキープできます。

 で,しばらくこれを試した結果・・・

 朝の食事量はアダルトマウス下半身で7-10g,夜はアダルトマウス上半身で3-7g程度でした。

 全体的な食事量としては1割~2割弱減ってる感じ。。。

 これは痩せちゃってダメかな?と思いきやアラ不思議!

 体重は同水準若しくは微増くらいの数値を示しております。

 摂取量が減っても体重が維持できているという事は栄養価的にはアダルトマウスが優れてるって事ですかね?

 さらに面白いことにペリットも以前より立派なモノが出てくるようになった気がします。

 実際にやり比べないとわからんものでしたが,ヒヨコは羽毛が多く,ファジーは肉っけは少ない気がします。

 肉喰ってんぞぉ~!ってレベルではアダルトマウスの肉には負けてる気がしますね。

 あと,アダルトにしてからサイズ的に処理しやすくなったので,内臓も消化管以外は与えるようにしてます。

 肝臓とか心臓とかは与えてるので,血液成分が効いてるのかもしれません。

 アダルトマウスはそこそこお安いところから買わせていただいてるので1日分(1匹)で220円

 コスト的には変わらないってことになりますよね。

 当面これで行ってみようかと思っとります。



 = 竜二・ぷー・クリ(フクロモモンガ)のごはん代 =

 続いてぽん太のお兄さんたちのごはん代です。

 ふくももさん達はものすごく食事の嗜好性の波が激しいので,ちょいちょいメニューの構成を変えていたりします。

 そんな中でもここ半年安定的に与えているごはんをベースにご紹介いたしましょう!

 1.ジクラアギト フクロモモンガシニアフード(フルーツミックス味)300g 3300円
   主食と言えばこれが主食かな?
   毎日3匹で小さじ軽く山盛り1杯(3ヶ月で1袋)

 2.かぼちゃの種 1kg 1600円
   毎日3匹で15粒くらい(20ヶ月で1袋)

 3.三晃 乳酸菌サプリお徳用 100g 900円
   毎日3匹で6粒くらい(3ヶ月で1袋)

 4.シャパンプレミアム長崎産きびなご 100g 300円
   毎日3匹で1尾くらい(6ヶ月で1袋)

 5.三晃 フクロモモンガフード小粒 300g 560円
   毎日3匹で1つまみ(4ヶ月で1袋)

 6.ミニマルランド 乾燥ミルワームお徳用 80g 400円
   毎日3匹で1つまみ(3ヶ月で1袋)

 7.黒瀬 国産乾燥ささみ 20g 310円
   毎日3匹で中1欠片くらい(1ヶ月で1袋)

 8.ジクラアギト 万能モモンガミルク(BABY&YOUNG)100g 1400円
   竜二の白内障サプリ溶かす用
   毎日3匹で小さじ半分(3ヶ月で1袋)

 9.フィッシュスティク/マシュマロ/ドライフルーツ等 500円~800/袋
   おやつとして毎日3匹で少量のみ(6ヶ月で1袋)

 ざっとこれを1日あたりに直すと・・・

 1.フクロモモンガシニアフード 36.7円/3匹,12.2円/匹

 2.かぼちゃの種 2.7円/3匹,0.9円/匹

 3.乳酸菌サプリ 10円/3匹,3.3円/匹

 4.きびなご 1.7円/3匹,0.6円/匹

 5.フクロモモンガフード小粒 4.7円/3匹,1.6円/匹

 6.乾燥ミルワーム 4.4円/3匹,1.5円/匹

 7.乾燥ささみ 10.3円/3匹,3.4円/匹

 8.モモンガミルク 15.6円/3匹,5.2円/匹

 9.おやつ 4.2円/3匹,1.4円/匹

 合わせて1日あたり3匹分で90円,1匹あたりだと30円となります。


 ってことで・・・

 ぽん太&ふくももぉ~ず合わせて大体1日あたりのごはん代は300円くらい

 コーヒー1杯位ですね。

 可愛い孫達のためですから,これくらいは安いものですよね!
 



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空想特撮映画 シン・ウルトラマン #ウルトラマン #特撮 [映画大好き!]

 空想科学とか空想特撮というキーワード。。。

 昭和40年代に少年期を迎えた大人たちには魂に刷り込まれるほどの熱い言霊となっております。

 その原動力となっていたのはもちろん円谷特撮シリーズ!

 ウルトラQであり,ウルトラマンであり,セブンであり・・・

 総天然色な想い出は色あせることなく残っております。


 シン・ゴジラ,シン・エヴァンゲリヲンでそういった昔少年をさらに奮い立たせてくれた庵野・樋口監督作品として再びウルトラマンが地球の地に降り立ってくれました。


 シン・ウルトラマン

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 シン・ゴジラの時は撮影のエキストラに意地になって参加し,自分的にはかなりの出演時間を稼げた(8カット12秒くらい?)のですが,残念ながらシン・ウルトラマンのエキストラは登録はしたものの全くスケジュールが合わずに無参加。

 ちょっと悲しかったっす。

 ってことで,映画の予告編以外の情報は全く持たずに映画館に行って参りました!



 ***** オープニング *****

 いきなり「シン・ゴジラ」って絵具グルグル文字で出てきたときに反応しちゃいましたよ。

 嫁と一緒に観てたんで,あとでバカじゃないの!って言われました。

 えぇ,バカなんですよ。。。

 あのシーンもウルトラQからウルトラマンにシリーズ交代した時のオマージュっすよね!

 そーゆー意味では特撮映画作品として「シン・ゴジラ」から「シン・ウルトラマン」へのバトンタッチの幕開けだったツーことですよね。

 そしてウルトラQ怪獣(禍威獣)一気見せ!

 いやー出だしで大サービスですね。

 ウルトラマンが出てくる前の禍威獣たちは,人類の手によって討伐されております。

 ある意味ウルトラQの世界観をしっかり受け継いでいるからそうしてるんでしょうね。

 ゴメス・マンモスフラワー・ぺギラ・ラルゲユウス・カイゲル(ゴーガ)・パゴス!

 彼らの登場シーンではちょっと大騒ぎして応援したいレベルです。←爆音上映向き(コロナで無理か)

 ぺギラはもう少し活躍(暴れる)シーンを見たかったなぁ~♡

 そうそう,1匹目はそれこそ「シン・ゴジラ」のCGベースをちゃんと使ってたゴメスでしたから,まさに「シン・ゴメス」であったかと!



 ***** ウルトラマン造形 *****

 ぶっちゃけおとうはウルトラマンよりも怪獣(禍威獣)マニアなので,ウルトラマンに大きなこだわりがございません。

 あえて言えば・・・

 フルシルバーのウルトラマンかっちょ良かったな。。。ってところくらいで。

 あと好みはきっと二分すると思うんですけど,CGの使い方ですかね。

 特に戦闘シーンや飛行シーンなんかがそうだったと思うんですけど,わざとミニチュア使ったっぽい特撮ライクなCG加工にしてるんでしょうね。

 アニメっぽい動きのとこもありましたね。

 今どきですからどっからどう観ても本物にしか見えない質感・動きのCGなんかいくらでもできるわけで。。。

 登場シーンなんかのウルトラマンはまさにリアル追及の出来栄えですよね!

 個人的には戦闘・飛行シーンの特撮ライクCGが懐かしさを感じてとても嬉しかったっす。

 だってこの作品は空想特撮映画ですもん!

 あ,そー言えばメフィラス星人との戦闘シーンはちょっとエヴァ戦闘っぽい演出になってましたね。



 ***** 禍威獣/外星人造形 *****

 本作は成田亨ワールドなわけで,もうこれが全てですよね!

 もちろんウルトラマンもそうです。

 出てきた禍威獣たちにはなんの不満もなく,なんだったらもっと出してほしかったくらいで・・・←何時間映画にするんだ?

 あえてシン・・・を感じさせたのは,ガボラ(パゴス)の頭部ですかね?

 どう観ても使徒の顔ですよね。。。

 禍威獣造形としてのネロンガ,ガボラはソフビを買おうか真剣に悩むレベル。。。

 美しい意味で言ったらメフィラス星人や最終兵器のアレなんか良いっすよね。

 大気圏上空に浮かぶ最終兵器の姿もまた巨神兵のそれに酷似しておりましたね。。。



 ***** 怪獣プロレス *****

 ウルトラマンって言ったらこれっすよね!

 CGの件は前述してるんでよしとして,しっかり禍威獣とも外星人とも取っ組み合っていただいてます。

 もうね,これ観れただけで満足っす。

 尻尾持ってのジャイアントスイングとかもありますしね!

 ぶっちゃけウルトラマンの存在意義は「怪獣プロレス」にあり,これがしっかりあればそれでよいのです!←勝手な持論

 もちろんそれに付随する論理的ストーリー展開とか,ドラマチックな内容も心を揺すぶってくれるのですが,それは大人になってから味を占めたものなのです。

 空想科学に夢を見る少年は,非日常な「怪獣プロレス」を楽しみに毎週日曜の夜にTBSにチャンネルを合わせていたはずです。←言い切る

 映画の時間枠の都合もあるので贅沢は言えませんが,もう少しバトルタイムが長かったら尚宜しでしたね[黒ハート]

 最も,ウルトラマンの登場前の物語(ウルトラQの物語)からウルトラマンのラストまでを2時間足らずに納めてるんだから,それはそれで凄いっす!

 映画観終わった時はテレビシリーズを一気見したような感覚もありましたからね。

 今更ですけど「ジュワッ!」とか掛け声は無かったっすね。。。←少し残念

 あ,怪獣関係ないっすけどシン・ゴジラの時は,キャストの顔面アップ多様で洪水のようなセリフをぶちまける「顔面プロレス(樋口監督命名)」が有名でしたけど,本作でもこれは健在でしたね!



 ***** ベータシステムと高次元宇宙(マルチバース) *****

 ある意味これが今作の根幹をなす原理。。。

 いや~脚本よく作ったよねぇ~!

 内容は映画観てお勉強していただければと思いますけど,変身だったり巨大化だったり,地球侵略の理由や,最終的には光の星の方が色々考えちゃう理由にも絡んじゃったりして・・・

 ま,理屈から入りたい方はこの辺をしっかり見聞きして理解していただければよろしいかと思いますが,おとう的にはここは二の次でよろしいところです。

 えぇ,なにより「怪獣プロレス」の人なので。。。←ほぼ子供

 もちろん庵野作品ならではの設定へのこだわりは圧倒的で,ここを突き詰めるのはむしろ映画を楽しむのとは違う次元(それこそマルチバース?)の鑑賞技かもしれません。



 ***** 効果音/音楽 *****

 シン・ゴジラの時もそうでしたけどね。

 原作のものをうまく使っていただいてます。

 この辺も昔少年の大人たちの心を鷲掴みにしてくれますよね!

 スペシウム光線の発射音やゼットンのピロピロピロピロポォ~ン音なんかたまらんっす♡

 でも一番は着地音と怪獣たたきつけ音ですかね!

 「怪獣プロレス」の醍醐味が味わえます!←結局ソコ




 ***** 禍特対 *****

 流星バッチはあるけど通信機にはなってないのね。。。

 普通に携帯使ってるもんね。

 ってか,そっちの方が機能は優れてるよね。

 映画の中で禍特対の皆さんの活躍まで盛り込むことはできなかっただろうけど,スパイダーショットやマルス133とか観たかったな・・・←個人的な欲望

 かつてのフジ隊員がそうであったように,劇中で長澤まさみがアレする名シーンがございましたよね。

 個人的にはなぜかリクルートスーツのCMのイメージが湧いておりました。

 タイアップできませんかね?

 ま,冗談はさておいて,シン作品での鉄板要素として徹底的な設定づくりというのがございます。

 禍威獣,外星人はもとより,戦略的な自衛隊の動き,日本だけでなく世界的な情勢判断の流れなども今作の中ではシン・ゴジラに引き続きこだわったものとなっております。

 禍特対の位置づけも,そうした考証のなかで作り上げれらたものなのだと思うのですが,それ以上に本作ではウルトラマンと人類,若しくは外星人との間を取り持つ存在として作られている気がします。

 映画のサブタイトルの中に「友情」というワードが記されています。

 ストレートに友情と言うキーワードが本作のウルトラマンと禍特対の皆さんに当てはまるかはなんとも言えませんが,バディであり,仲間でありという認識を明確に持ってくれたウルトラマンと禍特対のメンバーには大きな絆は出来ていたんでしょうね。



 ***** まとめ *****

 おとうは特撮バカなので,一般的な目で本作を評価することはできません。←言い切る

 正直,ウルトラマンを知っている方達でも,想い入れるものの方向性の違いで賛否が分かれるような気もします。

 あえて自分本位な評価だけをストレートに表現すると・・・

 おもしろかった!

 の一言となります。

 えぇ,理屈はございません!

 単に「怪獣プロレス」が大好きだからです!
 

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死刑にいたる病 #死刑にいたる病 #阿部サダヲ #岡田健史 #岩田剛典 #宮﨑優 [映画大好き!]

 ここ10年,いや20年くらいかな。。。

 邦画が面白くなってきましてね。

 2000年より前は映画はやっぱり洋画だよ!みたいな変な決めつけを持ってたりしたんですよね。

 さて,今回の「死刑にいたる病」。

 劇場予告編以外の何の前情報も持たずに観てまいりました。

 死刑にいたる病

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 シリアルキラー,サイコパスな死刑囚・阿部サダヲは,最初から納得のキャスト。

 さてさて拘置所に居るだけであろうサダヲさんがどれだけみせつけてくれるのかな?って言うのが鑑賞前の正直な意気込みでございました。


 予告編にあったように・・・

 阿部サダヲさん演じる死刑囚は,かつて出会ったことのある若者に一連の連続殺人事件の一つが免罪であることを訴え,真実をつきとめることを願います。

 確かに1件だけ趣向,手口が異なる犯行が・・・

 調査すればするほど他者の犯行の可能性や,真犯人と思われる人物の影が・・・


 できるだけネタバレなしに書かせていただくと・・・

 中盤,後半に進むにつれ,登場人物の関連性が複雑に・・・しかし着実に全てが結びついていきます。

 主人公の母が・・・
 父は・・・
 怪しい髪の長い男は・・・

 看守はいつから・・・

 どれが真実なのかわからない・・・

 物語の解釈は二転三転していきます。



 物語のまさにクライマックスを迎えた時,ふと気づきます。

 死刑囚は自らのルールに従って犯行を行っている。

 そのルールとは,犯行の手口として公開されているもの・・・ダケナノカ?

 実は死刑囚のもつ人をいたぶるルーティーンは,他の誰も理解していないもっと大きなスケールのモノではなかったのか?


 人を操ることに長けた死刑囚の心の中は実は誰もわからないのです。

 主人公の行動,いや登場人物の多くは未だ死刑囚の手のひらの上で操られているのではないだろうか?


 「羊たちの沈黙」のレクター博士を思わせる常人には想定できないスケールの犯罪計画・・・

 いや,死刑囚の禍々しい趣味の世界に引きずり込まれていたことを,映画を観終わった後に感じさせられたのです。

 エンドロールを眺めながら,作品の出来に高揚感を覚える映画でございました。



 あえて最後に・・・

 それとない登場人物として劇中に登場し,ラストシーンでの一言が衝撃的であった宮﨑優さん[黒ハート]

 彼女の今後のスクリーンでの活躍がとても楽しみになりました!

 

 ※あと物語の舞台が宇都宮近辺であったのも良かったかな。


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