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ゴジラ-1.0 #ゴジラマイナスワン #ゴジラ #山崎貴 #神木隆之介 #浜辺美波 [映画大好き!]

 もちろん公開初日に観てまいりましたよ!

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 栃木には無いので他県ですけど,IMAXレーザーなシアターで!

 今回のゴジラさんはエキストラの連絡は頂いていたもののどうしても都合がつかず,おとうの出演はございません。(当時はゴジラ作品とは紹介されてなかったケドネ)←誰も期待してない

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 でもね,おとう的な期待は大ですよ!

 では早速ですがつらつらと感想などを述べさせていただきましょう!




1.ゴジラ対高雄

 前半戦の見処でしょうか。

 新生丸の大ピンチに現れる高雄の登場は拍手喝采でしたね!

 重巡洋艦・高雄の砲撃に苦痛の表情を見せるゴジラ!

 ダメージはそれなりにあるのです。

 この辺が神格化レベルの存在のシンゴジラとは違うところでしょうか?

 近年の国産ゴジラではかなり迫力ある海戦シーンでしたね♬

 ハリウッド版の Godzilla vs Kong の空母上での決戦シーンには少しばかり見劣りしますが,日本海軍の艦船との戦いはウハウハものですよね!



2.最終決戦出撃

 戦後の武力撤収を余儀なくされた中,ゴジラ退治に出撃できるのは駆逐艦 雪風,響,他,計4隻のみ。

 それも砲を撤去封印された丸腰鑑!

 数えればきりがないほどの不安要素を抱えた野田の発案による海神(わだつみ)作戦に頼るしかないわけです。

 戦後日本の未来を守るため,わずかな乗組員で結成した民間有志の部隊として無謀とも言える出撃をしていきます。

 このシーンでの伊福部マーチは涙腺崩壊号泣でございました。



3.水島参上!

 ゴジラをもう一息で。。。

 わだつみ作戦のピンチに現れたのは水島でしたね。

 それも大勢の仲間を連れて!

 STAR WARS 最終作のラストシーンのファルコン号が銀河中の仲間を引き連れてきたシーンを思い出しました。

 また勝手に号泣です。



4.震電出撃!

 いやいやこいつが出てきましたか!

 終戦末期に試作されたとかされないとかの高速戦闘機!

 カッチョ良い!プラモ買っちゃおうかな♬

 ワクワクしちゃいました。

 オープニングシーンから続く敷島や橘の色々が,全てラストの震電の活躍に複線回収されていくのですね♪

 大事な人に生きて貰うための戦い,そして自分も生きていくための戦い。

 太平洋戦争とは違う形で皆ゴジラとの決戦に向かっていったのです。



5.最初から最後までかっこいい神木隆之介

 これも勝手なイメージなんですが。。。

 神木くんには全編通しでかっこよい作品がなかったような気がしまして・・・

 おとう史上では最も神木隆之介がかっこよく仕上がっている作品だったなぁと率直に感じております。

 すまん,神木くん。



6.昭和カラーの浜辺美波ちゃん

 合うね♡

 もうその一言。

 気持ち的にはかつての浜美枝を感じるレベル。

 浩さんを突き飛ばして自らがアレするシーンは悲鳴をあげそうになってしまいました。

 冷めた言い方かもしれせんが,なんとなくラストへの展開は想像通りであったものの,それは『やっぱり』ではなく,『良かった』という素直な気持ちで観終える事が出来ました。

 浩さんの戦争だけでなく,多くの皆の戦争の終わりを典子が告げてくれたのですね。



7.アキコと隣のおばちゃん

 もうね。

 アキコ(明子)ちゃん日本アカデミー賞助演女優賞決定!

 セリフとか目線とかどーでも良いです。

 可愛すぎる

 メロメロっす。

 澄子おばちゃんは出過ぎずちょうど良い感じでしたね!



8.マイナスゴジラとシンゴジラ

 正直,シンゴジラはあまりに完成形であったため,シンゴジラとしての続作はもちろんのこと,別企画であっても作ることは難しいと思ってたんですよね。

 それを1944~の物語として初作よりもさらに前の時代として作りあげてくるとはビックリですよね。

 タイトルに「-」って付ける勇気が凄いなって思いますね!

 あくまでも好みの問題ですが,ゴジラの造形としてはおとうはやはりシンゴジラの方がかなり上位付けとなっております。

 動きも狂言からの神格化。

 同じCGゴジラとはいえ,マイナスゴジラは造形も動きも歴代東宝ゴジラの血筋を正統に継いでいるイメージを持てます。

 銀座襲撃のシーンでの暴れぶりは,山崎VFXの真骨頂とも言える動きを出してくれていたんじゃないでしょうか?

 この動きもシンゴジラのそれとは大きく異なるものですよね。

 ゴジラを見上げる足元画角が多いのもゴジラ・ザ・ライドの応用ですかね?

 仕掛けものとしてはやはり放射熱線の背びれ発光&トリガーアクションですよね

 こちらはそれこそ山崎監督が手掛けた宇宙戦艦ヤマトの波動砲のギミックアクションから継承されるものでしょうか?

 背びれ末端からガチャンガッチャンしていって,エネルギー充電120%となった時にトリガーが落ちて放射熱線が吐き出される!

 もうお子様(自分)は大興奮ですよね!

 ま,逆にこれで放射のタイミング読めますから,ラストの震電のアレがうまくいったのでしょうけど。。。


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9.山崎監督

 意識してなかったんですけど結構お気に入りの作品多いんですよね。

 初期のリターナーなんか大好物です。

 オリジナリティのある着眼点でVFXを上手に使った良作を造りあげてくれている監督さんですよね。

 実は3丁目シリーズは未だに通しでみたことないんです。

 西武園ゆうえんちのゴジラ・ザ・ライドを観た時は,いつかこの日が来るんだろうなって直感的に思いましたね。

 誰でもそうでしょうけど,やはりシン・ゴジラとの作品的な比較ってしちゃうもので。。。

 一言で言うと,「特撮マニア向け究極作品」「一般向け娯楽大作」って感じでしょうかね。

 シン・ゴジラの作風はもう今更言うこともないので割愛しますが,ゴジマイは味付けがマイルドですよね。

 主人公・浩さんの物語としてストーリーが展開されており,所謂一般的な映画のつくりとなっております。

 この辺は好みの分かれるところですが,映画ってことで言えば全然ありなわけで。

 嫁さん連れて観に行きましたけど,「普通に観れてこっちの方が分かりやすい!」って率直な感想を述べておりました。


 


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全開ワイティティワールド! ソー:ラブ&サンダー #ソーラブアンドサンダー [映画大好き!]

 例によって盛りだくさんでございました。。。

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 ソー:ラブ&サンダー

 もうね。

 ノリの映画っす。

 バトルロイヤルの時の「映画自体がバトルロイヤルだな!」って感じたそのままが続いておりますね。

 さすがタイカ・ワイティティ監督!


 細かいところは全部すっとばして・・・


 すと~むぶれ~か~君の心情豊かな演技?がたまんなかったっすね!

 そこが一番のお気にいりポイントっす。


 さて,全般的にはハードロックのりのり系コメディ?ヒーロー娯楽作というまとめ方になっておりますが,この作品のミソは随分と深く重い部分がある気がします。←作品には反映されてないけどね


 まず敵役のゴア:クリスチャン・ベール!

 超のめり込み系のバリバリ演技派ですからね。。。

 今作品の中ではむしろ異質なんじゃないかと思うほど悲壮な役をしっかり演じております。

 クリスチャン・ベール大好きなんですよ。

 メイクのせいもあるけど知らないと誰だかわからんですよね。

 そのゴアの深く悲しい物語こそが本作の柱となっておりまして。。。

 ある意味それと対角に存在する「神」の存在意義ってなに?って考えちゃうほど。。。

 そんな目で見ると,ゼウスら神々は少なくとも我々のためには何もしてくれない存在として際立ってますよね。

 コメディカルな映画の流れの中でのゴア(ベール)の存在感は,流石の一言に尽きます。


 もう1人は,ジェーン(マイティ・ソー):ナタリー・ポートマン

 ソーとしてジェーンが出てくることだけは前情報と知っておりましたが,彼女の運命も・・・

 ナタリー・ポートマンも大好きなんすよ。

 それこそレオン:マチルダの時から[黒ハート]

 なんでね。。。

 彼女が苦悩し,戦い,愛し,散り,そしてエンドロールの後で・・・

 勝手に一人で頷きながらジェーンは幸せであってほしいと願ってしまいました。


 今,思い出してもよくあれだけガチャガチャ騒がしい展開の楽しい映画の中で,そんなしんみりしたことを自分で思えたものだと感心しております。


 ノリと勢いのスーパーロックバトルムービーをあれだけ楽しく作れるのはやはりワイティティ監督ならではですよね!

 彼の多彩な才能の一つの表現法がコレなわけですね。。。

 ※スーサードスクワッドのラットキャッチャー父ちゃんの役もかなり好きなんですけどね!


 ラストはいろんな意味で「ラブ&サンダー」だったのでめでたしめでたし!

 でも人によってはもう少しノリだけでなく,筋書きあるドラマとして仕上がっていても良かったのでは?っていう声も聞こえてきそうな気もします。


 

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= Top Gun: Maverick = #トップガン #トムクルーズ #ヴァルキルマー [映画大好き!]

 帰ってきましたねトムが!

 いやマーヴェリックが帰って来たんですね。

 30云年前ですからね。

 ちょうどビルボードTop40とかをTVKで観ながら,映画音楽全盛期のノリで一作目を観ていた気がします。

 1980年代ってそーゆー時代でしたよね。

 戦闘機乗りに憧れる!

 いや厳密にはおとうは空母の甲板員の発信合図を出す人,カタパルトオフィサーでしたっけ?あの仕事に憧れましたね。。。

 あれから30数年・・・

 戦闘機にも空母にもなんも関係ない仕事してますけどね。


 さて,無駄話はおいておきまして今作マーヴェリック!

 トムも俳優として大きな成功をあげ,演技の幅を持ったマーヴェリックとなって帰ってきた感じでしょうか?

 笑顔だけで全てを丸め込んでしまう魅力はもはや魔術のようですよね。


 物語の細かいところはあえてすっ飛ばしてきましょう!

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 オープニング・・・

 やられましたね。。。

 空母発着シーン!

 発着空母はエイブラハム・リンカーン?カール・ヴィンソン?

 艦番号見落としてたんでわかりませんが,エンドロールには2艦の名があったと記憶しております。

 もうこれだけでご飯5杯は喰えますね!


 もちろんバックに流れるのはケニー・ロギンスの「でんじゃー・ぞーん」!

 痺れますね。

 さらにご飯3杯いけます!

 そしてカタパルトオフィサーの決めポーズ!

 前よりもより洗練されたものとなっております。

 もうご飯食べれません。。。

 出だしの数分で満腹な気持ちになれましたね。




 そしてやはり戦闘機での飛行・戦闘シーンが肝ですよね!

 機内にIMAXカメラ6台でしたっけ?設置したのは凄いっすよね!

 比較しては行けないかもしれませんけど,同様の迫力あるシーンで記憶があるのはSTAR WARSシリーズの大宇宙戦闘シーン!

 コクピットのパイロット越しに背面に飛び交う戦闘機と宇宙空間の美しさと迫力!

 でもあれはCGなわけで・・・←アタリマエ

 今回のはリアルな空撮映像ですよね!

 CG嫌いなクリストファー・ノーラン監督がダンケルクの時にIMAX空撮してたと思いますけど,それはジェット戦闘機ではないわけで・・・

 そんな撮影は,よくよく考えてみればキャストが一番大変かもしれませんよね。。。

 おかげさまで楽しめる空撮がスクリーンに再現されております。

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 そんな映像ですからやはりIMAXで!

 良いですね~!

 左右の壁まで利用した Screen X の上映館もありますが,3面映像って全編ではなく一部分だけなんですよね。

 割増料金払ってみるならやはりIMAXでしょう!

 ちなみに4DX系は好きでないのでいかない。



 クライマックスしーんで・・・

 ミサイル砲台をかいくぐり,峡谷をすり抜け,最終的にピンポイントなターゲットを破壊するミッションはなんとなく記憶にあるシチュエーション。。。

 「考えるな!フォースを信じるじゃ!」←そんなセリフじゃなかった

 相手が帝国軍で破壊対象が死の星だったらもうドンピシャなんですけどね。

 ピンポイント爆撃もサイズ感で言ったらフォースに頼りたいレベルです。

 クライマックスでのルースターとの絡みはもはやマスター&パダワンそのもの!

 敵戦闘機を奪っちゃう発想もスターウォーズ脳には,やはり!としか思えません。


 確信しましたね。

 トムはジェダイマスターになったんだと。。。←チガウ



 そしてルースターを助けたマーヴェリックが・・・

 あそこで物語終わったと思っちゃったんですよね。。。


 やられましたよ。。。

 そこから先は,もはやミッションインポッシブルな展開!

 敵基地にF-14トムキャットが置いてある見事な台本!

 あぁそう来たのか!

 トムのファンサービスのスペシャルコースに放り込まれた気分です。


 敵第五世代戦闘機をオンボロのトムキャットを駆使してドッグファイト!

 劇場全員で応援しちゃいますよね!

 なんか勝手にファントム無頼を読み返してる気持ちになれました。


 最後はハングマンに美味しいところをもっていかれて大団円!


 ブラボー!ブラボー!ブラボー!

 エンターテイメントここにあり!って映画でございました。



 おまけ:

 旧作を知ってる人は,いろんなシーンでオマージュを感じることができたと思います。

 おとうもそうですが,多くの人はヴァル・キルマー:アイスマンの再出演を喜んでいたと思います。

 劇中の海軍大将アイスマンとしてではなく,俳優ヴァルも咽頭がんで発声ままならぬ身。

 喉をスカーフで覆うアイスマンの姿には背筋が伸びるほどの感動を覚えました。

 ありがとうヴァル!


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空想特撮映画 シン・ウルトラマン #ウルトラマン #特撮 [映画大好き!]

 空想科学とか空想特撮というキーワード。。。

 昭和40年代に少年期を迎えた大人たちには魂に刷り込まれるほどの熱い言霊となっております。

 その原動力となっていたのはもちろん円谷特撮シリーズ!

 ウルトラQであり,ウルトラマンであり,セブンであり・・・

 総天然色な想い出は色あせることなく残っております。


 シン・ゴジラ,シン・エヴァンゲリヲンでそういった昔少年をさらに奮い立たせてくれた庵野・樋口監督作品として再びウルトラマンが地球の地に降り立ってくれました。


 シン・ウルトラマン

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 シン・ゴジラの時は撮影のエキストラに意地になって参加し,自分的にはかなりの出演時間を稼げた(8カット12秒くらい?)のですが,残念ながらシン・ウルトラマンのエキストラは登録はしたものの全くスケジュールが合わずに無参加。

 ちょっと悲しかったっす。

 ってことで,映画の予告編以外の情報は全く持たずに映画館に行って参りました!



 ***** オープニング *****

 いきなり「シン・ゴジラ」って絵具グルグル文字で出てきたときに反応しちゃいましたよ。

 嫁と一緒に観てたんで,あとでバカじゃないの!って言われました。

 えぇ,バカなんですよ。。。

 あのシーンもウルトラQからウルトラマンにシリーズ交代した時のオマージュっすよね!

 そーゆー意味では特撮映画作品として「シン・ゴジラ」から「シン・ウルトラマン」へのバトンタッチの幕開けだったツーことですよね。

 そしてウルトラQ怪獣(禍威獣)一気見せ!

 いやー出だしで大サービスですね。

 ウルトラマンが出てくる前の禍威獣たちは,人類の手によって討伐されております。

 ある意味ウルトラQの世界観をしっかり受け継いでいるからそうしてるんでしょうね。

 ゴメス・マンモスフラワー・ぺギラ・ラルゲユウス・カイゲル(ゴーガ)・パゴス!

 彼らの登場シーンではちょっと大騒ぎして応援したいレベルです。←爆音上映向き(コロナで無理か)

 ぺギラはもう少し活躍(暴れる)シーンを見たかったなぁ~♡

 そうそう,1匹目はそれこそ「シン・ゴジラ」のCGベースをちゃんと使ってたゴメスでしたから,まさに「シン・ゴメス」であったかと!



 ***** ウルトラマン造形 *****

 ぶっちゃけおとうはウルトラマンよりも怪獣(禍威獣)マニアなので,ウルトラマンに大きなこだわりがございません。

 あえて言えば・・・

 フルシルバーのウルトラマンかっちょ良かったな。。。ってところくらいで。

 あと好みはきっと二分すると思うんですけど,CGの使い方ですかね。

 特に戦闘シーンや飛行シーンなんかがそうだったと思うんですけど,わざとミニチュア使ったっぽい特撮ライクなCG加工にしてるんでしょうね。

 アニメっぽい動きのとこもありましたね。

 今どきですからどっからどう観ても本物にしか見えない質感・動きのCGなんかいくらでもできるわけで。。。

 登場シーンなんかのウルトラマンはまさにリアル追及の出来栄えですよね!

 個人的には戦闘・飛行シーンの特撮ライクCGが懐かしさを感じてとても嬉しかったっす。

 だってこの作品は空想特撮映画ですもん!

 あ,そー言えばメフィラス星人との戦闘シーンはちょっとエヴァ戦闘っぽい演出になってましたね。



 ***** 禍威獣/外星人造形 *****

 本作は成田亨ワールドなわけで,もうこれが全てですよね!

 もちろんウルトラマンもそうです。

 出てきた禍威獣たちにはなんの不満もなく,なんだったらもっと出してほしかったくらいで・・・←何時間映画にするんだ?

 あえてシン・・・を感じさせたのは,ガボラ(パゴス)の頭部ですかね?

 どう観ても使徒の顔ですよね。。。

 禍威獣造形としてのネロンガ,ガボラはソフビを買おうか真剣に悩むレベル。。。

 美しい意味で言ったらメフィラス星人や最終兵器のアレなんか良いっすよね。

 大気圏上空に浮かぶ最終兵器の姿もまた巨神兵のそれに酷似しておりましたね。。。



 ***** 怪獣プロレス *****

 ウルトラマンって言ったらこれっすよね!

 CGの件は前述してるんでよしとして,しっかり禍威獣とも外星人とも取っ組み合っていただいてます。

 もうね,これ観れただけで満足っす。

 尻尾持ってのジャイアントスイングとかもありますしね!

 ぶっちゃけウルトラマンの存在意義は「怪獣プロレス」にあり,これがしっかりあればそれでよいのです!←勝手な持論

 もちろんそれに付随する論理的ストーリー展開とか,ドラマチックな内容も心を揺すぶってくれるのですが,それは大人になってから味を占めたものなのです。

 空想科学に夢を見る少年は,非日常な「怪獣プロレス」を楽しみに毎週日曜の夜にTBSにチャンネルを合わせていたはずです。←言い切る

 映画の時間枠の都合もあるので贅沢は言えませんが,もう少しバトルタイムが長かったら尚宜しでしたね[黒ハート]

 最も,ウルトラマンの登場前の物語(ウルトラQの物語)からウルトラマンのラストまでを2時間足らずに納めてるんだから,それはそれで凄いっす!

 映画観終わった時はテレビシリーズを一気見したような感覚もありましたからね。

 今更ですけど「ジュワッ!」とか掛け声は無かったっすね。。。←少し残念

 あ,怪獣関係ないっすけどシン・ゴジラの時は,キャストの顔面アップ多様で洪水のようなセリフをぶちまける「顔面プロレス(樋口監督命名)」が有名でしたけど,本作でもこれは健在でしたね!



 ***** ベータシステムと高次元宇宙(マルチバース) *****

 ある意味これが今作の根幹をなす原理。。。

 いや~脚本よく作ったよねぇ~!

 内容は映画観てお勉強していただければと思いますけど,変身だったり巨大化だったり,地球侵略の理由や,最終的には光の星の方が色々考えちゃう理由にも絡んじゃったりして・・・

 ま,理屈から入りたい方はこの辺をしっかり見聞きして理解していただければよろしいかと思いますが,おとう的にはここは二の次でよろしいところです。

 えぇ,なにより「怪獣プロレス」の人なので。。。←ほぼ子供

 もちろん庵野作品ならではの設定へのこだわりは圧倒的で,ここを突き詰めるのはむしろ映画を楽しむのとは違う次元(それこそマルチバース?)の鑑賞技かもしれません。



 ***** 効果音/音楽 *****

 シン・ゴジラの時もそうでしたけどね。

 原作のものをうまく使っていただいてます。

 この辺も昔少年の大人たちの心を鷲掴みにしてくれますよね!

 スペシウム光線の発射音やゼットンのピロピロピロピロポォ~ン音なんかたまらんっす♡

 でも一番は着地音と怪獣たたきつけ音ですかね!

 「怪獣プロレス」の醍醐味が味わえます!←結局ソコ




 ***** 禍特対 *****

 流星バッチはあるけど通信機にはなってないのね。。。

 普通に携帯使ってるもんね。

 ってか,そっちの方が機能は優れてるよね。

 映画の中で禍特対の皆さんの活躍まで盛り込むことはできなかっただろうけど,スパイダーショットやマルス133とか観たかったな・・・←個人的な欲望

 かつてのフジ隊員がそうであったように,劇中で長澤まさみがアレする名シーンがございましたよね。

 個人的にはなぜかリクルートスーツのCMのイメージが湧いておりました。

 タイアップできませんかね?

 ま,冗談はさておいて,シン作品での鉄板要素として徹底的な設定づくりというのがございます。

 禍威獣,外星人はもとより,戦略的な自衛隊の動き,日本だけでなく世界的な情勢判断の流れなども今作の中ではシン・ゴジラに引き続きこだわったものとなっております。

 禍特対の位置づけも,そうした考証のなかで作り上げれらたものなのだと思うのですが,それ以上に本作ではウルトラマンと人類,若しくは外星人との間を取り持つ存在として作られている気がします。

 映画のサブタイトルの中に「友情」というワードが記されています。

 ストレートに友情と言うキーワードが本作のウルトラマンと禍特対の皆さんに当てはまるかはなんとも言えませんが,バディであり,仲間でありという認識を明確に持ってくれたウルトラマンと禍特対のメンバーには大きな絆は出来ていたんでしょうね。



 ***** まとめ *****

 おとうは特撮バカなので,一般的な目で本作を評価することはできません。←言い切る

 正直,ウルトラマンを知っている方達でも,想い入れるものの方向性の違いで賛否が分かれるような気もします。

 あえて自分本位な評価だけをストレートに表現すると・・・

 おもしろかった!

 の一言となります。

 えぇ,理屈はございません!

 単に「怪獣プロレス」が大好きだからです!
 

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死刑にいたる病 #死刑にいたる病 #阿部サダヲ #岡田健史 #岩田剛典 #宮﨑優 [映画大好き!]

 ここ10年,いや20年くらいかな。。。

 邦画が面白くなってきましてね。

 2000年より前は映画はやっぱり洋画だよ!みたいな変な決めつけを持ってたりしたんですよね。

 さて,今回の「死刑にいたる病」。

 劇場予告編以外の何の前情報も持たずに観てまいりました。

 死刑にいたる病

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 シリアルキラー,サイコパスな死刑囚・阿部サダヲは,最初から納得のキャスト。

 さてさて拘置所に居るだけであろうサダヲさんがどれだけみせつけてくれるのかな?って言うのが鑑賞前の正直な意気込みでございました。


 予告編にあったように・・・

 阿部サダヲさん演じる死刑囚は,かつて出会ったことのある若者に一連の連続殺人事件の一つが免罪であることを訴え,真実をつきとめることを願います。

 確かに1件だけ趣向,手口が異なる犯行が・・・

 調査すればするほど他者の犯行の可能性や,真犯人と思われる人物の影が・・・


 できるだけネタバレなしに書かせていただくと・・・

 中盤,後半に進むにつれ,登場人物の関連性が複雑に・・・しかし着実に全てが結びついていきます。

 主人公の母が・・・
 父は・・・
 怪しい髪の長い男は・・・

 看守はいつから・・・

 どれが真実なのかわからない・・・

 物語の解釈は二転三転していきます。



 物語のまさにクライマックスを迎えた時,ふと気づきます。

 死刑囚は自らのルールに従って犯行を行っている。

 そのルールとは,犯行の手口として公開されているもの・・・ダケナノカ?

 実は死刑囚のもつ人をいたぶるルーティーンは,他の誰も理解していないもっと大きなスケールのモノではなかったのか?


 人を操ることに長けた死刑囚の心の中は実は誰もわからないのです。

 主人公の行動,いや登場人物の多くは未だ死刑囚の手のひらの上で操られているのではないだろうか?


 「羊たちの沈黙」のレクター博士を思わせる常人には想定できないスケールの犯罪計画・・・

 いや,死刑囚の禍々しい趣味の世界に引きずり込まれていたことを,映画を観終わった後に感じさせられたのです。

 エンドロールを眺めながら,作品の出来に高揚感を覚える映画でございました。



 あえて最後に・・・

 それとない登場人物として劇中に登場し,ラストシーンでの一言が衝撃的であった宮﨑優さん[黒ハート]

 彼女の今後のスクリーンでの活躍がとても楽しみになりました!

 

 ※あと物語の舞台が宇都宮近辺であったのも良かったかな。


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