第2日目:網走番外地 [冬の北海道へ行こう!]
オホーツク海沿いにバスは一路西北西へ・・・
北北西に進路はとれませんね。
網走に近づくにつれ流氷の姿はなくなり・・・
夏場であれば草花が楽しめるのであろう原生花園を車窓から眺めつつ遊覧船乗り場へと向かいます。
【オオワシが電柱毎に・・・】 【タンチョウ撮れた】
この辺も野鳥はいっぱいみれます。
オオワシやオジロワシは電柱にホイホイとまってますし,濤沸湖だったか藻琴湖には白鳥が飛ぶ姿も・・・
そして釧路で撮り損ねたタンチョウも再び見る事ができました。
これで5羽目ですからおとうの命は2014年までは持つはずです。
【北浜駅】 【藻琴駅】
北浜駅はオホーツク海までたったの10mの最も海に近い無人駅だそうで,映画やドラマのロケでよく使われているそうです。
話半分に聞いておりましたがどっちかの駅が高倉健さんの「網走番外地」で網走駅として使われていた駅だそうで・・・
あとこの路線はDMVっていう線路も道路も走れる乗り物が走っているそうで,線路上は鉄道の運転士さんが路上はバスの運転士さんが運転するそうです。
見かけませんでしたけど,昔の「走れ!ケー100」みたいなもんですかね?
【本物の網走駅】
本物の網走駅には駅の看板としては珍しい「縦書き」の看板がついています。
そしてバスは網走の流氷観光砕氷船オーロラ号乗り場へ!
残念ながら網走では流氷の「り」の字も観る事ができません。
【網走は今日も青かった・・・・】
流氷はかなりの沖合にあるようで・・・
網走も「流氷祭り」の時期になっているのですが,肝心の流氷が来なくて困っているようです。
さて,流氷はありませんけどツアーパッケージで流氷観光砕氷船オーロラ号の乗船券が付いておりますので,乗船いたします。
もっとも流氷がナイ場合は所謂観光船扱いとなりまして,キャッシュバックがございます。
数百円頂きました・・・
流氷観光砕氷船・知床観光船オーロラ号
乗り場のおーろらターミナルは道の駅「流氷街道網走」の中にあります。
以前とは乗り場が変わったそうですよ。
【乗船したおーろら2号】 【先を行くおーろら号】
流氷観光船はこの網走のオーロラ号のほか,もう少し北西に上がった紋別のガリンコ号が有名です。
オーロラ号は数百人が一時に乗船できて,流氷の乗り上げては船の重さで氷を割って行く,所謂極地に向かう調査船と同じ仕組みで流氷の中を進む船です。
大してガリンコ号はちょっと小ぶりな船でして,船底に砕氷のドリル(アルキメディアン・スクリュー)って言うのをくっつけてて,これで氷を砕きながら進む仕組みだそうです。
網走も紋別もまだまだ流氷に覆われるまでには数日かかりそうでしたね。。。
とりあえずウトロで観れただけでも良い方なのでしょう。
【あ,あった・・・】 【ちょっとだけ流氷のかけら】
気持ちばかりの流氷が流れていましたね・・・
あとで聞いたんですけどね。
ここ数日は強風続きで,昨日もオーロラ号は欠航だったそうなんですよ。
この日も当初は運行を見合わせるかも?ってレベルだったそうで・・・
冬のオホーツクですからね。
風は強くて当たりまえ!
流氷くるとか来ないとか以前に欠航があるってことを忘れてました。
やっぱり出航できただけでも悪運が良かったのでしょうか・・・
【おーろら号の走る遥か向こうに知床の山並みが観れます】
やたら天気ばっかり良かったですからね。
遠く知床の山並みまで観る事ができました。
【能取(のとろ)岬】 【常についてきます】
ただの網走遊覧観光船になっちゃいましたけど,まあしょうがない。
お天気とか自然まかせのことは予定通りにいきませんからね。
【船内限定販売の絵はがき切手セット】
ほんとうはこんな感じでバリバリ行くところを楽しみたかったんですけどね・・・
気を取り直して昼食です!
お昼は海鮮しゃぶしゃぶ!
【海鮮しゃぶしゃぶセット】 【蟹・ホタテ・シャケ・たこ】
他にいくらご飯がついてましたね。
一番おいしかったのはたこのしゃぶしゃぶ!
おいしかったけどどうやってあのぬるぬるのたこをあれだけ薄くスライスしたのかが不思議です。
たぶん冷凍状態で一気にスライサーにかけたのでしょうね・・・
見事でした。
昼食後は近くにある網走刑務所へ・・・
リアルなマジの刑務所の方です。
悪い事してませんよ。
念のため言っときますけど・・・
もちろん刑務所内を見学する事はできませんし,受刑者の方を撮影する事もできません。(←してはいけません)
かつては網走番外地と言われ,受刑者を人として扱う事のない厳しい極寒の刑務所と言われた刑務所でありましたが,今は他の刑務所と同等のしっかりとした施設となっいるそうです。
【刑務所に架かる鏡橋】 【刑務所を囲う塀】
網走刑務所に向かう(出る)には網走川に架かる鏡橋を渡らなければいけません。
「水面に我が身を映し,襟を正し,心を清めよう」という思いで名のついた橋らしいです。
おとうは東京在住時代は府中刑務所の中・・・ジャナカッタ,近くに住んでいたので,刑務所の壁自体は見慣れているのですが,この赤い煉瓦作りの壁は時代を感じさせてくれます。
【お決まりの目隠し撮影】
看板前で定番の撮影を・・・
雪の多い時期ですからね・・・
受刑者の方々が除雪作業をすぐ脇でしておりました。(写せません)
【網走刑務所正門の全景】
歴史を感じさせる建物です。
この中に面会受付とかあるんでしたっけね?
JUNさんどーなってるんでしたっけ?(←入っていたかのような質問)
【受刑者の刑務作業作品展示即売所】
刑務所の近くには受刑者の方々が刑務作業で作ったいろいろなものを売っています。
こちらでも網走刑務所だけでなく,日本全国の刑務所で作られた様々なものが販売されていました。
おとうが気になったのは写真のBBQセット。
網走ではなくどこだったかな?
作った場所は忘れましたが,8千数百円で鉄板・竃・丸フタ(兼鍋かな?)・小手とかトングがフルセットになっておりまして・・・
10分くらい買おうかどうかマジで考えておりました。
(結局見送ったけど・・・)
右のニポポ電話Boxは正門前にある公衆電話。
きっとお勤めを果たした方が初めてかける電話に利用されるところなんでしょうね・・・
Tの字も使ったのかな・・・(←勝手な想像)
あ,そうそう展示即売所でなんかみたことある人いるな〜と思ってたら,タレントの「きたろう(シティボーイズ)」さんが店員さん達にサインしてました。
ただの観光で来てただけみたいでしたけど・・・
一通り見学した後でバスでちょっと移動。
行ったところは先ほどのリアル網走刑務所ではなく,「博物館 網走監獄」。
博物館 網走監獄
こちらは木造の刑務所として文化・歴史的な価値の高い網走刑務所を保存し,またそれを公開する為に作られた博物館だそうで,昭和58年に作られたものだそうです。
おとうが大学時代に網走来た時(入所したわけでナイ)にこんなのあったかな???
【博物館 網走監獄の入場門】
団体ツアーで行くと専門のガイドさんが案内してくれます。
個人で訪れたときも,定期的にガイドツアーあるみたいですけど。。。
写真撮ってないんですけど,リアル網走刑務所の前にあった「鏡橋」の昔の木造のものもこの正門の前に移設してあります。
これも重要な文化財なわけですね。
【庁舎(移設)】 【煉瓦作りの独房(移築復元)】
正門をくぐるとすぐに庁舎があります。
これも実際に使われていたものを移設したらしいです。
そして煉瓦作りの独房。
窓もなくまっ暗で冷たい独房は,よほどの悪さをした受刑者が入れられたのでしょう・・・
かわいそーに,辛かったでしょう・・・うりゃっち(←思い込んでる)
【舎房】 【この中に数人の受刑者が・・・】
木造建築物として見事な造りの舎房です。
このような舎房が5つ放射状に並んでいます。
【ただの板の間】 【トイレも仕切りがあるだけ】
壁の向こうは氷点下20度を下回る網走の地で,房内に暖房は一切ないただの板の間。
寒さに震えながら受刑者は過ごしていたわけです。
【味噌汁で鉄格子を・・・】 【頭突きで屋根のガラスをぶち破り】
そんな厳しい刑務所を脱獄した方もいるそうで・・・
日々の食事の味噌汁をドアの鉄格子のネジに流し込み,錆びさせて・・・
ドアを破った後は天井の天窓を頭突きでぶち破って脱獄したそうで。。。
昭和の脱獄王!と呼ばれた方のその生涯は本になったりドラマになったり・・・
NHKドラマ:破獄
緒形拳と津川雅彦のやりとりは記憶に残るところであります。
【放射状の舎房が連なる】 【登録有形文化財】
この見事な五翼放射状舎房は登録有形文化財として指定されているそうです。
【お決まりですが・・・】 【脱獄できそうです・・・】
網走流氷祭りに合わせてだと思いますが,寒獄まつりと題してちょっとしたイベントをやっておりました。
雪で作った牢屋や滑り台など・・・
小さいお子さんには良いかも。
【人気のTシャツ】
監獄と言えばやっぱり脱獄囚Tシャツ!
定番です。
我が家は収監中の1号(誤解を生みそうだ・・・)がおりますので,迷わず1枚購入。
果たして学校でこれを着る事が許されるであろうか・・・
これにて網走編は終了〜!
一路バスは層雲峡方面へ向かいまする。
第1〜2日目:流氷着岸!ゴジラ上陸!? 知床ウトロ [冬の北海道へ行こう!]
実はですね・・・
今回の旅行で楽しみにしていたことの一つに流氷観光があります。
冬の北海道と言えば流氷!
やっぱこれでしょう!
でもね・・・
今年は北海道観測史上1位,2位を争う程の暖冬。
例年であれば1月末にはオホーツク海を覆う流氷も,全く近寄る気配もなし!
【1月30日現在の流氷の位置】
1月30日現在・・・全然来てないっす。。。
【旅行前日の2月3日の流氷状況】
旅行出発前日の状況を調べてみると・・・
まだまだ着岸しそうにない・・・
近いようにも見えますけど,流氷は遥か沖合。
今回の旅行での流氷は諦めるしかナイですね。。。
ガックリ。。。
鬱・・・_| ̄|● il||li
そんな風に諦めながらもオホーツク海を見るまでは一抹の希望を抱いておりましたよ。。。
しかし・・・
【オホーツク海到着】
ようやく海岸線に到着し,目にしたオホーツク海は・・・
ザパァ〜ン!
ザパァ〜ン!
波が・・・
冬のオホーツクの波が打ち付けています。
あぁ無情・・・
((((_ _|||))))ドヨーン
ダメだったか・・・
やっぱりダメだったか・・・
おとうの悪運強運もこれまでだったか・・・
かなりの落ち込みをみせつつオホーツクに沈む夕陽を眺めておりましたよ・・・
【沈む夕陽が悲しい程美しい・・・】
さんどぉ〜〜♪ ばぁっくにぃ〜〜♪
うかんでぇ〜♪ きぃえぇるぅ〜〜♪
・
・
・
ひゅるるぅ〜るるぅ〜るるぅ〜〜♬
どっぷりと落ち込んでおりましたら。。。
・
・
・
・
・
・
キタ━━━━ヽ( ゚▽゚)ノ━━━━♪♪♪
流氷キター!(゚∀゚*))~
【流氷来てたぁ〜!!!!!!!!!】
なんとウトロに近づくにつれ,海岸に流氷の姿が!
後で流氷状況を確認してみると・・・
【ウトロにのみ流氷着岸!】
な,な,なんと!
今日のその日に流氷が初着岸していたのです。
それもその日に宿泊するウトロのみに!
ミラクルです!
奇跡です!(←同じだ)
やっぱり普段の行いの良い人は違います。(←こればっか)
あきらめていた流氷を見れたので大満足です。
流氷って網走とか紋別に最初に来るのかと思っていたら,海流とか風の影響なんですかね?
最初は知床にぶつかってくるみたいですね。
【流氷の上にはオオワシとオジロワシが!】
アザラシの姿までは確認できませんでしたが,オジロワシやオオワシが流氷にたたずむ姿は見る事ができました。
(おとうは区別がつかんのでガイドさん談ですが・・・)
【ちょっとした湾のところにはギッシリと・・・】
ちょうど風の吹き込む湾にはギッシリと流氷が貯まり始めています。
まだまだ流氷量・密度は少ないですが,史上まれにみる暖冬の中で流氷が見れた事だけでも満足しましょう!
【打ち寄せる流氷越しに沈んだ夕陽】
ちなみにこの日ではまだまだ網走とか紋別には流氷は来ていなかったそうで,ウトロ泊でなければこの日の流氷は見れなかったわけだす!
さすが悪運が良いおとうですね!
知床半島へと続くこの海岸線の道は野生動物もうじゃうじゃとおりまして・・・
エゾジカはもう飽きる程・・・
オオワシ,オジロワシもパラパラと・・・
さすがに冬眠の時期ですからヒグマは見ませんでしたが,世界遺産(自然遺産)知床があることを納得させられる密度でしたね。
なんでも北海道全域の中でヒグマの棲息密度はこの知床半島がピカイチだそうで・・・
どれくらいって言ってたかな・・・
1平方キロに1頭?(←忘れた)
とにかくいっぱいです。
泊まったホテルに知床の野生動物の写真がいっぱい飾ってあったんですけど,それはもうヒグマ!ヒグマ!ヒグマ!って感じで・・・
ネイチャー写真家の皆様も多数いらっしゃるようで,知床観光の中には写真撮影用のツアーなんかもいっぱいあるそうです。
さてウトロの街に入る直前,ちょっとした観光スポットへ。
オシンコシンの滝
【オシンコシンの滝】
すいません右側の写真の下に写ってしまったモノは見なかった事にしてあげてください。
構図のミスです・・・
さて,こちらのオシンコシンの滝。
滝の流れが途中から2本に別れるところから「双美の滝」とも呼ばれ,「日本の滝100選」にも選ばれている名滝だそうです。
2本に別れた滝の片方のみが完全凍結してますね。
この滝,たぶん見覚えのある方も多いのでは・・・
ファイト〜〜〜!!
いっぱぁ〜〜つ!!
でお馴染み,リポビタンDのCMで流れていた滝でございます。
よろしければ誰かいっぱつ登ってみて下さい。(←ダメです)
そんなこんなでウトロの宿に到着!
今回お世話になるのは「ホテル知床」さんでございます。
【結構充実ホテル知床】
ホテル知床
こちらのホテル,フロント横にネイチャー・コンシェルジュってカウンターがありましてね。
知床の自然を楽しむ為のいろんな相談にのってくれるようであります。
ウトロの漁港の近所にも知床自然観光をガイドしてくれるガイドツアー屋さんがいっぱいあるようですので,個人旅行の時にはコンシェルジュさんやそちらを利用するのも良いかもしれませんね。
【クリオネちゃん】
ホテルのロビーにはクリオネちゃんを飼ってたりします。
か〜い〜っすね。
【夕飯は北海道の幸満載の陶板焼】
いや〜!
ビールが旨い!
団体ツアーだと心置きなく飲めますからね!
最高!
いっつも個人旅行だとおとうが運転手でメシ食いに行くときも外までいっちゃいますから嫁だがねだけ酔っぱらえるんですよね。。。
今度から団体ツアーだけにしようかな・・・
じゃんじゃんビールもってくぉ〜い!
酒だ!酒だぁ〜!!
あらエッサッサァ〜〜!!!
酔っぱらったゾォ〜!!!!
@:pっ♬?q☆w〜。♠こ◇,*
#&・..を%◎dだ♨ぁ〜!!
うひゃひゃひゃひゃ〜〜〜。。。
(((\(@v@)/)))
・
・
・
・
・
おはようございます。
朝です。
いつの間にか朝です。(←畳で寝てた)
身体痛いです。。。
えっとですね。
流氷がビシッと来てたらこの日は早朝から「流氷ウォーク」の予定だったんですけど,さすがに昨日の今日ですからね。
歩ける程の流氷着岸にはなっておりません。
流氷ウォーク
そのつもりで起きちゃったので,朝飯食ってからちょっと朝のお散歩に出かけてみました。
あ,朝のバイキングで出た牛乳がメチャ旨かったっす!
3人で10杯くらいがぶ飲みしてました。。。
ウトロ(宇登呂)港まではホテルから歩いて20分くらいですかね。
ちょいと良い朝の運動程度です。
今回の日程では観る事はできなかったのですが,我が家がここを去ったその日の夜から「知床ファンタジア」ってイベントを開催しているそうで・・・
知床ファンタジア
ちょうどその会場になる辺りをふらついて参りました。
【ホテル(山)から降りて行くと大きな岩が見えてきます】
高台にあるホテルから坂を降りてくると,港にデンと構える大岩が目に入ってきます。
これがこちらで有名な観光スポットの「オロンコ岩」です。
オロンコ岩
【オロンコ岩】
漁港の先にそびえるオロンコ岩。
ウトロのランドマークとも言えますね。
行ってませんけど,上に登ると知床の美しい景観が楽しめるようです。
そしてもう一つ・・・
【看板にはオロンコ岩と・・・】
ゴジラ岩なるものが・・・
日本ゴジラ党党首であるおとうがこれを観ずにこの地を去る事はできません!
オロンコ岩の手前にそびえるその姿は・・・
【ゴジラ岩】 【こんなシルエットかな】
をぉ〜!!!
まさしくゴジラさまじゃ!
ありがたい,ありがたい。
なんまんだぶ,なんまんだぶ。
いや〜,なんと素晴らしい!
この地に泊まっていなければ流氷ももちろん,ゴジラ様の御姿を観る事もかなわなかったわけですから・・・
ウトロ最高!
ウトロ万歳!
ゴジラ最高!!(←違うぞ)
このゴジラ岩の足下には・・・
【ゴジラの手湯】
ゴジラの手湯なる温泉沸き出しどころが・・・
手湯ですからね。
湯船程デカくはないですけど,ちょっと熱めの温泉が冬の氷点下の朝に冷えきった手を温めるには最高です。
【こーゆーユーモアは大好きです】 【あぁ生き返る温かさ・・・】
う〜ん,20分かけて歩いて来た甲斐がありますね。
ゴジラ様の授けものじゃ!
ゴジラ岩と名のつくところは全国で何箇所かありましてね・・・
かつて秋田に行った際も「秋田・男鹿半島のゴジラ岩」に感銘を受けたことがございました。
【男鹿半島のゴジラ岩】
記憶の限りでは他に「石川県珠州市のゴジラ岩」が有名だったかな・・・
行かねば!石川県!
「目指せ!ゴジラ岩完全制覇」(←旅の目的を見失ってる)
あ,そーだそーだ。
ウトロ港ね。
こんな感じで流氷が残ってました。
【ウトロ漁港の流氷】
潮の加減とかあるんでしょうね。
昨晩よりは減っちゃってます。
きっとあと1週間もするとガンガンに凍結した海原が楽しめるのでしょうね。
【遥か遠くより押し寄せつつある流氷】
沖合遥か向こうからジワリジワリと流氷が近づいて来ているのが見えます。
もうちょいですね!
さて,朝の見物も終わりましたのでこれから網走に向けて出発です!
第1日目:絶景かな 摩周湖!絶品かな じゃがポックル! [冬の北海道へ行こう!]
阿寒からバスに揺られて1時間ちょっと・・・位だったかな?(←覚えてない)
『霧の摩周湖』で有名な摩周湖に着きました。
摩周湖はカルデラ湖で川とかの水の流入がない湖なんですよね。
って言うか,なんか規定上は湖の分類にも入らない単純な「水たまり」だそうで・・・
すげ〜でかい水たまりですよね。
かつては透明度世界一を誇った事もあり,今でも透明度維持の為に湖畔への出入りは禁止されているようですね。
【摩周湖第1展望台から】
さっき行った阿寒湖はガチンゴチンに凍っていたのに,摩周湖は蒼々とした水面をみせております。
ガイドさんによると,これは湖の水量(つまり深さ)の違いによるもので,深い湖は寒い北海道でも凍らないのだそうです。
確か摩周湖をはじめ,北海道で深さトップ3位の湖はいずれも凍らないと聞いた様な・・・(どこだか忘れた)
【摩周湖の中島はもとより,遠く知床の斜里岳までの眺望!】
きっとおとうの日々の行いが良いせいでしょうね。(→今回最重要ポイント)
2日前まで吹雪いて通行止めであった展望台までの道が通れた事も何よりですが,この圧倒的な展望は「霧の摩周湖」って何?って思える程!
摩周湖のほぼ真ん中にある中島もはっきり見えますし,遠く離れた知床半島の玄関口にある斜里岳までクッキリとその姿を!
なかなか見えないらしいっすよ。。。
では摩周湖第1展望台からの360°の展望をお楽しみ下さい。
【摩周湖側の180°の展望】
【反対側の180°の展望】
さてさて,車中でガイドさんに再三言われていたのですが,北海道限定激レアお菓子「じゃがポックル」はなかなか手に入らないので見かけたら是非お求め下さい!とのこと。
実はガイドさんに言われるまで忘れていたのですが,そー言えば随分前にテレビでそんなスナック菓子を紹介していた様な・・・
あったら買ってみようかな?と思っていたら・・・
ありました。
摩周湖展望台の売店に・・・
【これが噂のじゃがポックル】
『じゃがポックル』
カルビーさんが「ポテトファーム」ってブランド名で販売しているお菓子だそうで,北海道産限定のじゃがいもを使い,オホーツクの自然塩(焼き塩)で味をつけたこだわりの逸品のようです。
ガイドさんのお話では,購入数が一人1個までとか2個までとか制限されていたり,とにかく品薄で入手困難なお菓子だそうで・・・
結局販売していたのを見たのは,摩周湖と同じ日に回った硫黄山,ウトロのホテルまででしたかね・・・
道東地区だけだったって事ですかね。
購入数の制限はなかったので,その気になれば大人買いもできたのですが,これだけ買い込んでもなんだなぁ〜と思ったので2箱のみ購入。
【さっそく食べてみる】 【札幌に近づくとこうなる】
まず見た目ですが・・・
マクドナルドのフライドポテトに似てますね・・・
食感はサクサクって感じで,それこそマックのポテトの端っこのカリッと揚がったところをちょっと軽くしたイメージでしょうか。(どんな感じだ)
オホーツクの焼き塩もほんのり薄味で,塩辛さを感じる事は全くありません。
ですから塩味で食べちゃう!って事ではなくて,じゃがいもそのものの味を十分に楽しむ事ができます。
大人気になるのがよくわかります。
最初はネタ的に買って,会社のお土産にしようかと思ったのですが,あまりの旨さにもったいなくなって自宅用にすることにしました。
このじゃがポックル・・・
道東から道央へ向かうにつれその姿を見なくなり,売り切れ・購入制限の案内板が目立つようになって参りました。
買って食いたいと思われる方・・・
見かけたら即買いがお薦めでございます。
さて,じゃがポックルの味を堪能した後(摩周湖の絶景はどうした?),バスは一路本日の宿泊地知床の玄関口ウトロ方面へ・・・
そしてその道中の途中となる硫黄山に立ち寄ることとなります。
こちらは弟子屈町にあるかつては硫黄の採掘に使われていた鉱山のようであります。(マッチとかの材料かな?)
外観上は別名のアトサヌプリ(裸の山)そのままで,周囲の情景等は違った岩山が3つくらい並んでおりまして,大きな噴煙を何箇所かであげている姿がかなり雄大であります!
外観上は別名のアトサヌプリ(裸の山)そのままで,周囲の情景等は違った岩山が3つくらい並んでおりまして,大きな噴煙を何箇所かであげている姿がかなり雄大であります!
【あちこちから噴気が!】 【雪景色の中にそびえる硫黄山】
なんでも山の中腹には「熊落とし」と呼ばれる火口があるそうで,その昔はここに熊を落として狩りをしたとかしないとか・・・
噴出孔のすぐ間近まで行けますので,岩の隙間からシューシューと噴出す噴煙を超至近距離で見ることが出来まする!
必見!!
必見!!
【あちこちから温泉臭の噴気が出ております】
売店では当然のことながら温泉卵を売っておりまして,5個入りで400円くらいだったかな?(チガッタカモ)
実は箱根・大涌谷で温泉卵を食べておなかが痛くなって以来,どーもこの手のものに苦手意識を持ちまして・・・
ネタ的にはおいしいのですが,食べておりませんです。はい。
温泉卵買わない代わりにさっさと土産物なんか物色したりして・・・
【熊の手?】
ま,お決まりといえばお決まりですが,熊の民芸品など・・・
何気に手にして気に入ったのがこちらでして・・・
熊の顔の細工よりも手のほうの肉球の具合が最高でございます。
熊の手だけあってさすがにボリューム感もたっぷりですので,甲の部分で肩たたきも出来まする。
おとうお気に入りの一品でございました。
さて,硫黄山は近くに名湯・川湯温泉もございまして,温泉街を通過して行きます。
さて,硫黄山は近くに名湯・川湯温泉もございまして,温泉街を通過して行きます。
そんな中,ガイドさんから「左手をご覧下さいまし♬」の案内が・・・
【横綱 大鵬の実家】
こちらの出身の大横綱・大鵬さんの実家だそうです。
本名は納谷さんなのですね・・・
確か大鵬さんてロシア?ウクライナ?の方をお父さんに持つハーフだったんですよね。
大鵬さんの功績を讃えて建てたものだと思いますけど,川湯温泉には国技館風のデザインの「相撲記念館」が建っておりましたよ。
もちろん横綱・大鵬の銅像も堂々と建っておりました。
【近くには屈斜路湖も】
川湯温泉を抜けてウトロ方面に行く道は・・・
「クッシー街道!」
道東の3大湖であります「摩周湖」「阿寒湖」「屈斜路湖」の最後の一つ屈斜路湖がこの近くになります。
行ってませんけど,とりあえずクッシーに会えたのでオッケーってことで・・・
【寒さ伝わる北海道の雪原に沈み行く夕陽】
なんかこーゆー風景みると,「冬の北海道だなぁ〜!」って気がしますね。
【たぶん斜里岳】 【たぶん海別岳】
さあもうすぐ『世界遺産・知床』の玄関口,ウトロ(宇登呂)に到着です。
第1日目:あいすランド阿寒で遊ぼう! [冬の北海道へ行こう!]
昨年4月に貰ったはずの1週間の20年勤続表彰に伴う休暇・・・
まだとっておりませんでした。
って言うか,とる暇もなく権利消失の時期が近づいてきまして。。。
すいません!休みます!
ってことでいきなり休んで旅に出ておりました。
所謂リフレッシュ休暇みたいなもんです。
でも1週間も旅に出れんかったけどね。。。
で,さほど計画性もなく行ってきましたのは北海道!
でっかいおとう!Do!
ほっかいどぅ〜!!
いつもでしたらこれでもかという程イベントを詰め込んだ,3日あれば10日分は楽しめる旅を個人で企画する我が家ではありますが,今回ばかりはパッケージツアー・・・それも添乗員さんもいてほぼ全食が付いている程のものでございます。
正直言いまして・・・
物心ついた頃から添乗員さんがいらっしゃるツアーなど行ったことがなく,全然どんなもんかの想像もつかない旅の始まりでございました。
添乗員さん・・・
大変ですよね。
前日に予定確認の電話をかけてくるんですね。
いろいろ聞いてくれるんですね。
バスの座席とか文句言われないように毎日シャッフルしてるのですね。
おば・・・イヤ,ナイスミドルなご夫人方の扱いは慣れてらっしゃるのですね。
旅行中,いろいろ感心させて頂きました。
おとうには絶対できない職業だと思います。
あなた方はエラい!
いつも通り前置きが長くなって参りました。
早速ですが旅のご報告をさせて頂きましょう!
今回のツアーはエースJTBさんの
『さっぽろ雪まつり 知床・層雲峡・札幌4日間』
という商品でございます。
日程・行きたいところ・手持ちの旅行券・etc...諸般の事情を踏まえてのベストチョイスでございます。
【バスガイドさん手作りの旅行マップがとても良い!】
出発は羽田発7:45のJAL1145便,A300に搭乗です。
前回の沖縄のときより1時間は遅いですので空港でゆっくり朝飯食えますね。
【出発は羽田発】 【A300に搭乗】
実はおとう。
北海道は3回目ですが,1度目は25年前に釧路へフェリーで・・・(安かった)
2度目はスキーでこれも15年前くらいですかね。。。
釧路って北海道でも晴天率の高いところだそうで,そーゆー意味では道東の玄関口としては良いところなのかもしれませんね。
【釧路空港到着】 【滑走路の外は雪景色です】
空港に着くと添乗員さんの旗の元に集合!
いや〜,なんか新鮮!新鮮!
幼稚園生になった気分。
さあ,遠足にレッツゴー!
【たんちょう釧路空港】 【えぞしまふくろう】
釧路空港は正式なのか愛称なのかわかりませんが,たんちょう釧路空港と名がついております。
空港の玄関の左右にはタンチョウやエゾシマフクロウ,ヒグマなどの像が建ててあり,北海道の野生動物がいきなりあいさつをしてくれます。
【阿寒湖へGo!】
ほんでですね・・・
第一目的地の阿寒湖へ出発ですが,早速バスガイドさんがいろいろ案内をしてくれます。
やはり釧路と言えばまずはタンチョウ。
一時は絶滅したとまで言われたタンチョウは,ここ釧路湿原で生き残っていた十数羽から今では1000羽を超えるまでに個体を増やす事に成功したそうで。。。
もちろん国の特別天然記念物!
なんか西表から天然記念物に縁がありますな・・・
ただ普段は湿原の奥で生活しているのであまり目にする機会はないそうです。
朝の川などでは氷点下の気温よりも温かい川の中に片足だけで立ち,寝ている姿も見る事ができるそうです。
って,話を聞きながら道中通り過ぎた川を眺めると・・・
3羽のタンチョウが寝てました。。。
バスの車中からそれを見れたのはおとうの他,1名のみ!
当然写真なんぞ撮る間もございませんでしたよ。。。
タンチョウは1羽見ると寿命が1年延びるそうで・・・
少なくとも2012年までは生きていられそうです。
さらに釧路から阿寒湖まで移動の最中。
エゾシマフクロウ(電線で寝てた)
エゾシカ(うじゃうじゃ)
などが見る事ができました。
さすが北海道!
さて,1時間半くらいでしたかね。
ガイドさんの楽しいお話を聞きながら過ごしていると,阿寒湖に到着です。
あいすランド阿寒
阿寒湖と言えば,これまた特別天然記念物の「まりも」で有名ですが,冬場はガチンゴチンに凍結しまして,この氷の上で各種お遊びができるようになっております。
【遊覧船乗り場の近くから湖上に出れます】
湖上は白銀の世界!
まぶしぃ〜!!!
まったいらな氷がどこまでも広がっております。
この上でバナナボートやスノーモービル,ワカサギ釣りなどが楽しめるようになっております。
【青い空!白い湖面!太いおとう!】
当たり前ですけどスッゲー広いっす。
寒いっす。
足下滑るっす。
あ,滑り防止としては2号は滑り止めのスパイクを,嫁だがねは古ストッキングをクツに縛って,おとうは靴底の溝のしっかりとしたクツを用意して参りましたが,屋内施設に入る際にはスパイク系は外さないといけませんのでお気を付けを。
【雄阿寒岳もくっきりと!】
阿寒湖面からみる雄阿寒岳も見事です!
阿寒は紅葉の時期も人気ですが,空気がすっきりとした冬の青と白のコントラストも見事ですよね。
【アトラクションへ向かう】 【バナナボートへ!】
それでは早速バナナボートへチャレンジ!
よく海のリゾートでバナナボートってありますけど,バナナボートは初体験です。
スノーモービルがゆっくりと牽引を始め,徐々にスピードが・・・
グゥォ〜〜!!
アレェ〜〜!!
振られるぅ〜〜!!
落ちるかもぉ〜!!!
いやいや結構なもので・・・
よく考えたら海だったらバッシャン!って落ちて終わりだけど,氷上だと落ちたらかなり痛いんでないかい?
なんか氷上でのスピード感に目覚めまして・・・
次はスノーモービルにチャレンジです!
【説明を受けて・・・】 【2000mの最短コースへ】
まずはインストラクションを・・・
えっと,20秒くらいで終了ですかね。。。
ま,簡単だってことで。
確か小学校高学年以上で乗れたと思います。
【2号スノードライブ中】 【嫁だがね うひゃうひゃ中】
いや〜,思ったよりハンドル重いっすね。
しかし壮快!壮快!
まわりに何もナイ真っ平らな表現ですからね。
気持ちいぃ〜っすよ。
【ワカサギ釣り小屋】 【穴も空いてるよ】
あとやってないですけどワカサギ釣りも人気なようで・・・
釣りたてを揚げたりもできるらしいです。
一通り遊んでからはすぐ近くにあるアイヌコタンへ。
阿寒湖アイヌコタン
【阿寒湖カムイコタンの広場】
あんまり時間がなかったので外だけ見学して終わりですけど,お店がいっぱい並んでます。
【ちょうどまつりの準備中】 【アイヌ古式舞踏やってます】
週末に向けて阿寒のお祭りの準備をしている最中で,あちこちで氷の細工をしておりました。
時間があれば全部のお店を覗きたかったですね。
【工芸品店や食堂など30軒くらい】 【入口には神様が構えてますね】
なんかお店入るとどのお店にもじかみさんがいるような気がします・・・
団体バスツアーですからしょうがないんですけど,じっくり見たいところでも時間がなくなってしまうのはしょうがない事ですね。
で,時間になりましたので近くのホテルで昼食を・・・
【石狩鍋定食だったかな?】
冷えきった身体には味噌仕立ての鍋がとってもしみ込みます。
旨し!
もちろんワカサギのフライも付いてましたよ!
お腹がいっぱいになったら次の目的地へ出発です!
【左奥には噴煙を上げる雌阿寒岳,右には雄々しい雄阿寒岳】
次の目的地は「摩周湖」でございます。
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