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クレー射撃入門 [実録・射撃入門]

 現在はまりにはまっているクレー射撃について,どのようにして射撃を始めたのか?銃砲所持許可取得までの道のりを実録形式でまとめみました。
 クレー射撃をやるのには自動車免許のような免許をとることはないのですが,銃の所持許可っていうものをとらないといけません。自動車免許と銃の所持許可が何が違うかと言えば,自動車免許は自動車を運転する技術と知識(あとモラルかな?)がある方に「貴方は自動車を運転する資格があります」という意味の免許をだしてもらい,許可された種類の自動車であれば基本的にどの車を運転しても構わないモノです。しかし,銃の所持許可は許可のおりた方は射撃をしていいですよ!という意味ではなく「貴方は『この銃』を所持してもいいですよ」という意味の許可をいただくこととなります。この『この銃』っていうのがすごく意味があるモノで,あくまでも自分が許可された銃については自分のみが管理することとなります。ですから他人の銃を撃つことはもってのほかです。所持許可を得た者は許可された『この銃』を用いてクレー射撃や狩猟を行うことができるわけです。(狩猟をやるには別途狩猟の免許や登録が必要になります)まあこの辺は他のホームページなどでも紹介されてますから調べてみてくださいね!
 なお,本内容はお友達がやっているホームページ(http://www.shotgun-shooters.net)に寄稿している内容をそのまんま移設したモノであります。


プロローグ:思い起こせば十数年前 [実録・射撃入門]

 社会人になったことだしようやく自分のお金で自分の好きなことができるようになったぞ!いままでやりたかったけどやれなかったことをはじめよう!と思い立ち,クレー射撃とスキューバダイビングがその候補に挙がりました。クレーについては電話帳で調べまくり,車を飛ばして当時住んでいた東○都杉○区からわざわざ遠くの五○田のO銃砲店まで詳細を訪ねにいったと記憶している。(確か電話帳の広告で当時一番信頼性がありそうに見えたから・・・)そこの主人にこんこんと説明を受け,当時も今のものとあまり変わらなかったような「銃砲所持許可取得の要点」のようなものをもらって帰ったような・・・でも結局はスキューバを始めてしまって射撃はお蔵入りに・・・以後,十数年射撃とは音信不通に・・・多分当時映画で「彼女が水着に着替えたら」などが公開され,普段はあまり目にすることのないスキューバダイビング機材がいろいろなメディアに紹介されていたため,MONOマニアの私が見事にはめられたと推測できる。当時もし「私をクレーに連れてって!」などが制作されていれば,状況は違っていたであろう!現在では海ナシ県の栃○県に居を構え海が遠くなったため,一時はインストラクターまで考えてダイブマスター修行までこなしたスキューバは実質的に引退状態である。ダイビング道具一式は50歳をとうに過ぎても仕事より遊びが忙しい叔父が活用してくれている。余談だが,幼い頃から叔父が仕事をしているところはあまり見たことがない。


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まずは初心者講習会に! [実録・射撃入門]

平成14年7月13日
 数年(十数年)ぶりに突然思い立って,宇○宮市内ミ○ボシ銃砲店を訪ね,クレー射撃をはじめたいと相談をいたしました。「銃砲所持許可取得の要点」を見ながら,店の大将から所持までの概略の説明を受けました。何はともあれ最初は警察署に行き「銃等所持の初心者講習会」を受けないと話にならんということで,講習の申込書をもらい,ついでに「銃砲所持許可取得の要点」を300円で購入してとりあえずは帰宅です。
 なぜ,この時に思い立ったかは自分でも不明・・・(神の思し召しと思われる)ミ○ボシ銃砲店に行ったのは大通り沿いにあり以前から目にとまっていたのと,電話帳で調べた他の銃砲店がどこにあるのか全くわからなかったためである。

平成14年7月16日
 宇○宮中○署の生活安全課に電話をして「銃等所持の初心者講習会」の申込み方法について確認したところ,受付は8:30からで昼休みは受付不可,写真は免許証用のものでよい,6800円を用意してくる旨の指示を受ける。7月の初心者講習会の日程を確認したところ,7月30日(火)に開催予定とのこと。いつまでに申し込めばよいのかと聞いたところ,早い者勝ちなのでもしかすると間に合わないかもしれないと言われ,焦る!帰りがけに本屋の横のボックス証明写真機で600円で4枚の証明写真をとる。しまった!眼鏡が反射してしまった・・・まあいいか・・・そのまま使うことにした。家に帰って3.0×2.4cmにカットし,申込用紙に貼付した。

平成14年7月17日
 8:30に警察署に駆け込んで申込をする。とりあえず宇○宮中○署2階の生活安全課のドアをあけると何やら朝のミーティングをしているような雰囲気だったが,8:30から受付OKですよね?と尋ねると,どうぞどうぞと机(取調室にあるようなグレーの事務机)に案内された。7月の初心者講習に間に合うか聞いたところ,保安協会にその場で電話確認をしてくれ,OKですよという返事。とりあえず申込書を渡して,買い忘れた6800円分の証紙を1階の窓口まで買いに行き,証紙を渡しに戻ると,講習会の場所の地図をコピーしてくれていた。講習会の会場は早い者勝ちの駐車場が何台か分しかないので,いっぱいだったら有料駐車場を使ってくださいとのアドバイスを受け,受理番号の入った猟銃等講習会受講票を受け取った。当日の持ち物を確認したところ,この受験票と筆記用具を持参しろとのことであった。申込手続きが完了し,車をとばして会社には何とか9時ちょうどに着けた・・・冷や汗。テキストは当日配布とのこと。まずは「銃砲所持許可取得の要点」でお勉強をしておこう!

平成14年7月30日
 前日までが仕事の山場だったため,結局ぶっつけ本番で受講しにいったような感じになってしまった。受講会場は「アーバンしもつけ」というところ。9:30受付開始だが,9:20ころついてしまった。すでにそれらしい方々が数人ロビーで座っておられた。10:00講義開始だったが全員早めに受付が終了したので9:50より開始となる。当日の予定は「10:00〜12:00;銃について」,「12:00〜12:50;昼休」,「12:50〜14:10;法令関係1」,「14:15〜15:30;法令関係2」,「15:40〜16:40;テスト」,「16:50〜;合格発表・修了証発行」,といった感じ。午前中は元栃木射撃場長で現宇都宮射撃場射撃指導員の方の講義でした。講師の方の言っていたことで,「まずは2000発撃ちに行ってください!何事も熟練すれば自分のやることに余裕ができて,事故を起こすような瞬間の判断ができるようになります!」というお言葉と「肩付1万回!300回/1日位のペースで!でも最初は50回でへばります。慣れれば自然に良い射撃姿勢がとれるようになります。」という言葉がとっても印象的であった。これから射撃をやっていく上での座右の銘にしておこう!午後の法令関係は保安協会or生活安全課の方だったと思います。違ったかな?講義の内容は試験に出るようなポイント部分は強調しておりましたので,注意力を持って講義を聴ける方でしたら合格点レベルの理解は得られるものだろうという感じでした。ただ,そうでない方は当日テキストをもらって一発で合格は難しいこともあるかも・・・でも注意を常に怠ってはいけないものを所持するための講義なのだから,これぐらいがいいのかな?ちなみに今回は12人受講で10人合格でした。もちろん合格者の中には複数回受講者の方もいらっしゃいました。一応聞けば点数は教えてくれるようで95点でした。でも何が間違っていたのか(いやどれが合っていたのか)いまだにわからん。そういえば昨日申し込んだらまだ空きがあったので今日の受講を申し込んだと言っている方がいました。焦らなくて良かったのかな?それとも夏は空いてる?その方はスキート射撃をやりたくてもう射撃場に見学に行ったとのこと。ルガーのオールステンレス製の銃を使っている人がいて,インターネットで探し回ったけど見つからなかったと言っておりました。後日見つけたよ〜だ!Gun-○ankさんというショップで扱っており,23万円(もちろん並行品)でした。でもスグ売り切れるみたい・・・

 何はともあれ頂戴した講習修了証明書を胸に受かったその脚でミ○ボシ銃砲店に向かい,教習資格認定の申請に必要な書類一式をもらいに行く。ついでに展示してある銃(とその値段)を見せてもらった。実は内心ベレッタ682GEのX-Trapがいいなと思い,そのあたりの機種の値段をネット等で物色し,この程度なら安いという大体の価格を頭に入れた上で行ったところ,以外と安い・・・というかモノによっては今まで調べた中では一番安いモノもある気がする。並行品も正規モノも扱っており(当然値は違う),どっちもそっちなりに安いのである。型が古いとか新しいとかはおとうの目には分からないが,実銃を見せていただいた第1印象としてはとってもGoodだ!ここで買ってもいいかな?と思ってしまう。そうそう,いろいろ見せて貰ってるときに店の大将にアレとコレだったらどっちがいいの〜と何気なく聞いたら,それは言えないとのこと。何よりもお客さんが気に入ったモノが一番だから,私がこっちが良いって言っても買ってからお客さんがこっちが良かったという話になっちゃうでしょうと・・・ごもっともです。愚問でした。コレはどういう特徴?とか言う質問にはとても良く答えていただけます。決めるのは自分だ!じっくり見てると夜が更けそうなので早々に退散しました。
 家に帰るついでにもう一度写真を撮りに行く。ボックス証明写真は前回で懲りたので,写真屋さんでライカ版サイズで4枚撮ってもらう。2100円だった。やっぱりできが違う。後で聞いたがミ○ボシ銃砲店でも写真を撮ってくれるようだ。


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教習資格認定の申請へ [実録・射撃入門]

平成14年7月31日
 善は急げで近所のクリニックに診断書を書いてもらいに行く。会社は17時のチャイムと同時にさようなら,まあ18時30分の受付終了までにつけばいいのだが,早いにこしたことはない。クリニックについてビックリ!本日は所用のため受付は17時50分までとのこと。冷や汗ものだった。受付でこれこれの診断書を書いてもらいたい旨申し込み,どっかりと待合所のソファーに腰掛けると,受付横の張り紙に目がとまった。「各種診断書4000円〜」やばい,インターネットに1500円くらいとか書いてあったから財布の中身が4000円位しか入ってない・・・ついでに良く張り紙を見ると「診察料は別」という親切なお言葉も・・・あわてて玄関まで飛び出し,携帯でスポーツクラブにいるであろうモ嫁だがねモにお助けコール!「金が足りそうにない,至急ここまで来てくれ!」そうこうするうちに診察の順番がまわってきて,診察室に。診断書はあらかじめそれ用のモノ(猟銃専門ではないと思うが,精神病だとか薬物中毒だとかいう項目の印刷してあるモノ)があるようで,それにちゃちゃちゃと書いてくれた。会計を待つ間,無事現金輸送車も到着し,安心して会計をすますことができた。ちなみに価格は4000円で財布の中身全額とイーブンであった。

平成14年8月1日


 今日は会社の創立記念日で休みなので,これ幸いに教習資格認定の申請に出かける。夏休みにやることもなく腐っている下の子供を連れて,宇○宮中○署生活安全課へ。2回目の訪問ともなると前よりも落ち着いて入れるものである。書類一式(教習資格認定申請書・写真2枚・経歴書・診断書・戸籍抄本・住民票・講習修了証明書のコピー&証紙9100円分)を提出し,昨年やらかした交通事故(罰金なし)が犯歴に該当するか否かを確認した後,担当さんの質問を受ける。内容的には「何で猟銃を持ちたいの?−夢でした!,目的は?-標的射撃です!,暴力団関係の人周りにいる?−いません!(風貌がそう見える友人は・・・,いや余計なことは言わん方が・・・),酒飲んで暴れる?−寝ます!」といったごくごく当たり前のモノ。たぶん受付されてる方もプロなので,こうした何気ないやりとりの中でこいつは怪しい!とかわかるのでしょう。それと面接の初っぱなで,ウソ言ったら許可降りないからね!というさりげない釘さしがありました。10分くらいのこうしたやりとりが終わる頃には何となく担当さんとのコミュニケーションもこなれてきたように感じます。一通り終わると,それじゃ調査して認定がおりたら自宅に電話するから,連絡あったらハンコと弾買う為の申請の2400円持ってきてね!という言葉で終了しました。
そういえば認定の連絡は別に勤め先でも構いませんよといったら,いや〜警察から勤め先に電話しちゃうと迷惑かかるからね〜と言っておりました。そうすると調査は勤務先にはないということなのかな?・・・ま,やましいことはないのでどっちでも良いのですが。さて帰ろうかと振り返ると,連れてきたのを忘れていたどこかのお坊ちゃんが知らぬ間に冷たい麦茶をいただいたようで,満足げに飲み終わって座っておりました。
 そうそう,我が家のおしゃべりなガキども(連れてった以外にもう一匹いる)は何かにつけて「お父さん鉄砲持つの?カッコイー!」と騒ぎ立て,夏休みが終わったら学校中に言いふらしそうな勢いがあったので,「お父さんの鉄砲のことを家族以外の人にしゃべったらお巡りさんがすぐに逮捕しに来るからな!」と釘をさしておいたら蒼い顔をしてうなずいておりました。もしかしたらもう誰かにしゃべっていたのか・・・


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突然の訪問者(お巡りさん愚痴をこぼしにくる) [実録・射撃入門]

平成14年8月13日
 勤務中,突然嫁だがねから携帯が入り,お巡りさんが銃の設置場所の確認に来たいと言っているとの連絡がきた。折り返し連絡先の交番に電話すると,いやー土日に電話したんだけどいなくって(確かに留守してました),今ならお盆でお休みしてるかと思ったんだけど,今日か明日の1時くらいに5分くらいでいいんだけど立ち会いで場所確認できる?とのことであった。とは言ったものの,1時では会社をサボらないといけなくなる。今日は幸い上司が休みだし,黙って行っちゃえば5分くらいの用ならわからんだろうと思い,今日お願いします。と即答してしまった。早速昼休みに家に帰って待ちかまえていると,1時過ぎに明らかに新聞屋かお巡りさんしか使わないであろう特徴的なカブの音が響いてきた。まずは家に上がってもらって銃・弾の保管予定場所(ガンロッカーのサイズもまだ知らんので,ここで大丈夫かと聞きながら・・・)をチェック!その後,簡単に調査をしたいとのことで,暇してたモ嫁だがねモといっしょに面談?を受けました。今思えば保管場所のチェックよりもこっちがメインだったのかな?内容的には教習申請を出したときと同じような感じ,前はどこ住んでた?とか,年収は?とか,仕事の内容は?といった感じ,どっちかというとお巡りさんの苦労話を聞いていた方が長かったような・・・話し上手だし・・・多分,話をしながらプロの目でコイツは怪しいとかチェックするのでしょう!きっと・・・宇○宮はつい最近隣人を散弾銃で×しちゃったり,昨年はカットオフした散弾銃で強盗が入りお巡りさんが殉職しちゃうような事件があったりしたからより大変な調査をしなければならなくなるかもしれないし・・・と思えば,これくらいはなんということはないでしょう。無事に完了して会社に戻ったら2時でした。1時間サボりです。内緒内緒・・・・


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