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『夢叶』 DeAGOSTINI ゴジラ上映会&宝田明×川北紘一SPトークショー [カテゴリーG ゴジラ&ガンダム]

 デアゴスティーニさん。
 いろいろ魅力溢れるコレクションを発売してくれていますよね。

 中でもこのところ数作品揃えさせて頂いているのが,
 『東宝特撮映画DVDコレクション』
 でございます。(全部買ってないのがセコイ。。。)

 この「東宝特撮映画DVDコレクション」出しただけでも特撮中毒患者に発作を起させてるのに,ちょこちょこ気になるグッズを出してくれるんですよね・・・
 今はもう売ってないみたいですけど,ちょっと前に売っていたものが・・・

 「妖星ゴラス」の極地観測隊VTOL機レプリカ!

 良くできてるのよこれが。。。
 お値段が26,250円でしたかね。
 ちょっと手出せませんね。。。

 さらにはなんと!
 1/1スケールの金属製オキシジェンデストロイヤー!

 ぐぉ,ノドから貞子が出るほど欲しいっす!
 しかし10万円を超える価格・・・
 ムリっす。
 芹沢博士に作ってもらいたいっす。

 その他,
 ゴジラエッチングワイン
 サウンドトラック集CD
 川北監督サイン入り「ゴジラの逆襲」ポスター
 etc...

 いろいろあるっす。
 欲しい。。。
 欲しい欲しい病を誘発する商品が多すぎますね。

 でもこれら全てを買う訳にはいきません。
 お金が尽きてしまいます・・・

 そんでもなんかしら欲しくて,これだけ買っちゃいました!

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   【箱の中身はなんじゃろか?】

 ゴジラ全28作品のポスターピンバッチコレクション!

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        【28作品全てが網羅されてます】

 どーよ。
 買っちまったよ。

 幾らだったんだっけな・・・
 1万・・・いくらかそれくらいですた。

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         【ゴジラとゴジラの逆襲】

 各映画の公開時のポスターがそのままピンバッチに!
 これをキレイに額装した一品ですね。

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         【タイトルはこんな感じ〜】

 ま,とにかく良くできてるんだわ・・・

 ほんでもって,コイツを買った時についでに申し込んだのがこちら!

 『デアゴスティーニ
  東宝特撮映画DVDコレクション
  累計100万部突破記念上映会&
  宝田明×川北紘一スペシャルトークショー』

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  【チケットはポスターデザイン】   【10月3日浜離宮朝日ホールにて】

 なんでもですね。
 この「東宝特撮映画DVDコレクション」累計で100万部を突破した記念だそうで・・・

 スゲっすね。
 累計で100万部。。。
 ミリオンセラーです。
 累計ですけど。

 デアゴスティーニさんもこーゆーイベントやるのは初めてらしいっすけど,ちゃんと格式高い会場で開催しますね。
 場所は浜離宮朝日ホール!
 朝日新聞社さんところにあるやつですね。

 ただの上映会だけだったら東京くんだりまで上京しないっすけど,今回はスペシャルトークショーが予定されているとのこと。
 なななんと!ゴジラの主演・宝田明さんと,平成ゴジラシリーズの特技監督でお馴染みの川北紘一監督をゲストに迎え,スペシャルトークショーを行なうとのこと!

 失礼ながら宝田明さんは御年76歳。
 次にイベントでお会いできる機会が叶うかどうか・・・
 そこまで考えてチケット買いました。

 もう一人のゴジラスター平田昭彦さんや本多猪四郎監督は,おとうが学生時代でしたかね,アマチュア連合特撮大会(←知ってる人いるかな?)でお目にかかったことはあるんですけどね。
 宝田さんは初めてだったかと・・・

 実は今になってこそ,是非ともお会いしたい理由もあったんですよ。
 ま,その辺の詳しい事情は後ほど。

   =======================

 そんなこんなで上映会の当日でございます。
 浜離宮朝日ホールは約300名ほどが入れる会場でして,開場時間には既に多くのゴジラファンの方が集まっていたようでございます。
 おとうはちょっと開場時間過ぎた頃に着いたんですが,ほぼ満席状態・・・
 「しまった・・・」って感じでしたね。。。

 ほんでも一人ですから空いてるところ探して2列目の席をキープ!(←なんで空いてたんだろ?)
 ワクワクしながら開演時刻を待ちわびておりました。

 会場を見渡すと・・・
 概ね同じ年齢層の方がとりあえず一番多そうですかね・・・(40~50代くらい)
 ナイスミドルな方や,ご夫婦連れ,お子さん連れ,孫連れの方もチラホラ。。。
 ちょっとマニアックな大学生~社会人若手。
 中にはまさに中学生!って子(タブン一人で来てたッポイ)もいましたね。

 アナウンスによると,北は東北・山形から,南は四国・徳島からみえてる方がいらっしゃるとの事。(←うら覚えなのでマチガエテルカモ)
 皆様,好きモノですなぁ~~!(←人の事言えんけど)

 なんか微笑ましく周りを見渡しちゃいますね。
 もしかしたらスタMasaさんとか,bamboosora旦那さまとか,かえる十兵衛殿とかもいるのではないかと周りをうかがっていたほどです。(あ,二人は顔しらねーや)

 イベントは概ね下記のような進行。
 1.「ゴジラ(1954年)」上映
 2.特別映像上映
   ・ゴジラ(1954年)予告編
   ・撮影舞台裏(サイドストーリー?)映像公開(川北監督解説付)
   ・ゴジラロケーションめぐり
   ・ゴジラ全28作品良いとこどりフラッシュダイジェスト
 3.宝田明×川北紘一スペシャルトークショー
 4.宝田明氏,川北紘一氏サイン会
 5.懇親会(←残念ながら不参加)


 って感じでしたかね。

 まずは「ゴジラ(1954年)」上映。
 久々ですね,スクリーンで見るゴジラ。
 ホールでの上映ですから映画館ほどの大型スクリーンではないですが,家で観るよりははるかに大きく,またはるかに音響を楽しめる環境での上映でございました。

 ズシーン!
 ズシーン!

 アンギャオォ~~!!!

 いやすばらしい。。。

 しかし何度観ても1作目は怪獣映画と言うよりかは,被災映画・・・
 反戦・反核のメッセージが込められておりますね。
 う~ん,いろんな想いの積み重なった重い映画だ。(←シャレではない)

 「ゴジラ(1954年)」を満喫した後は,特別編集された映像の数々を楽しむ!って内容になりました。
 順番どっちが最初だったか忘れましたが,「ゴジラ(1954年)」の予告編を楽しみ,また「ゴジラ(1954年)」の撮影裏話を特別ゲストの川北紘一特技監督にしていただきました。

 「ゴジラ(1954年)」撮影時にはまだ川北監督は東宝や円谷プロには関わっていなかったはずですが,当時の実写・合成のシーンを事細かに説明してくれました。
 特撮技術に関してはそれこそプロですもんね!
 川北監督はおとうの記憶の限りではむしろウルトラシリーズとかの印象の方が強いんですけどね。
 あと平成ゴジラシリーズの特技監督さんですよね。

 解説見ながら思いましたけど,どうせデアゴスティーニさん主催のイベントでやってるんだったら,この特別編集したやつもそのまま川北監督の解説付きでDVDにしてくれれば良いのに。。。
 ダメですかね。

 続けて流れたロケ地めぐりなんか,会場の皆さんから「へぇ~」みたいな言葉がもれていましたね。
 おとうもあのマップに従って今後東京を蹂躪してみますかね・・・
 いえ,別に建物踏み潰すようなことはできませんけど。。。

 そして全作品のフラッシュ!
 なんかいろんな熱い想いがこみ上げてきて,勝手に盛上がって目頭熱くなってましたね・・・
 おかしいっすか?
 いーです,いーです。
 正直な自分ですから。。。

 しばしの休憩を挟んでいよいよ本日のメインディッシュ!

 宝田明×川北紘一スペシャルトークショーの始まりです。

 会場に現れた宝田さんは,背も高くスーツも決まってダンディーそのもの!
 いや東宝二枚目俳優の看板をずっと背負い続けている堂々とした貫禄もオーラとしてまとっておられます。

 それなのに,それなのに・・・・
 よく喋っていただけます。
 とめどなくお喋りになります。
 進行さんが困るほどに喋ります。。。

 いえね。
 それほどファンの方たちを楽しませようとしてくださっているんですよ。
 とにかくお話お上手です!

 話は盛りだくさん過ぎて全部は書けないので,印象的なエピソードだけ1つ2つ。。。

 G-Fanの集い『G-Festa』の時のお話をされていたんですけどね。
 ゴジラは公開まもなく海外でも公開されていたんですけど,この海外版はかなり意図的に編集されたものであるというお話。
 ま,知ってる方は知ってるんでしょうけど,当時核実験やってる国々に反核の映画がそのままで公開されるほうがおかしいですよね。

 要は海外の皆さんが見ていた「ゴジラ」は日本で公開されたものとはちょいとテーマが書き直させられてしまってるわけですね。
 宝田さんは,ゴジラで最後に山根博士(志村喬さん)が口にした反核への痛烈なメッセージは当時は届いていなかったと言ってましたね。

 そして近年,G-Festa等で,オリジナル版のゴジラがようやく海外の方々の目に触れるようになり,かつて終戦直後の時代より日本が反核・反戦を訴えていたことを理解してもらえるようになったのだと・・・
 時代と言うのは難しいものですね。。。

 あとはアレですね。
 宝田さんの悪さ話とか,東宝俳優さんのいろんなご活躍ぶりなんかでしたかね。
 黒澤明監督と三船敏郎さんの出会い話なんかもおもしろかったっす。

 あ,それとそうそう!
 新作ゴジラのお話!

 日本のお話ではなくてハリウッド版の新作のヤツね。
 あれのお話がチョットだけ出ました。

 もっともお話で出たのは報道で出たそのまま,2012年に3D作品で出る!ってことだけですけどね。
 宝田さんも今度のは,のっしのっし歩くゴジラが良いよね!って言ってましたけど。。。(笑)

 楽しい時間は過ぎるのも早いもので,あっという間にトークショータイムも終了。
 なんかあと1時間くらいやって欲しかったですね。。。

 さて,続きましては両特別ゲストによるサイン会!
 限定50名までの事前申込でございましたが,おとうは当然「サイン会のお知らせ」を見たと同時に電話かけてましたからね・・・
 もうその日の都合が良いとか悪いとか以前の問題です。。。
 何が何でも行く!
 そしてサインしてもらう!

 これだけです。。。

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  【サイン会チケット】

 お楽しみサイン会は,川北監督は自分で用意したモノにサインしてくださり,宝田明さんはサイン色紙を下さるとの事。

 まずは川北監督の下へ・・・
 何を用意したかと申しますと,おとうゴジラパンフコレクションより,川北監督が特技監督として初めてゴジラ作品に関わったコチラ!

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 【ゴジラvsビオランテ パンフ】     【スタンプ欄にサインを!】

 「ゴジラvsビオランテ」の映画パンフを持って行きました。

 ちょうどこのパンフの最初のページに,劇場で公開記念スタンプを押すページが収まってましてね。
 これがサインにはうってつけの場所なのでこちらにおねだりしました。

 川北監督も「ビオランテかぁ~,懐かしいなぁ~」とおっしゃりながら丁寧にサインを・・・
 嬉いっす!

 どのファンの方々に対しても同じですが,サインと共に写真撮影も全然OK!
 サインしてる横に座らせていただいて記念写真撮らせてもらいました!

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        【サインパンフを片手に記念写真!】

 うーん,しみじみと嬉しいなぁ~!

 続いて宝田明さんのサインの列に並びなおします。
 宝田さんは色紙に大きく「飛翔」とか「幸福」とか書かれたものを4種類くらい用意されてましてね。
 ファンの方はそこからこの言葉をお願いします!って言うと,さらにこれに筆で名前を入れてくれるんですよ。
 それはもう達筆で!

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      【「夢叶」のサイン色紙を頂戴しました】

 おとうのチョイスは「夢叶」
 ある意味まさに夢叶うその時でしたので,まさにこの言葉がピッタリであったかと・・・
 えぇ,もちろんさらさらとおとうの名前を筆入れしていただきましたよ。

 そして写真をお願いするときにちょっとだけお願いをいたしました。
 おとうゴジラパンフコレクションの肝!
 「ゴジラ」の公開当時の初版パンフレットを持ってきていたので,これを是非宝田さんに持っていただいて写真を撮りたかったのです。

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     【ゴジラ初版パンフを持つ宝田明さんと夢叶うおとう】

 あぁ,まさに夢叶う瞬間の一枚です。

 撮影後,宝田さんもパンフをめくり「うわぁ~,こんなのよく・・・うわぁ~・・・」と頷きながら眺めておられました。
 そしておもむろに「よし,ここにも書いちゃおう!」ってペンをとってサインしてくれたんです!

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    【ゴジラ初版パンフwith宝田明直筆サイン!】

 あぁ,なんと嬉や!
 もともとはここにサイン欲しかったのですが,当日は用意したサイン色紙のみとの事でしたので,大人として諦め,写真がご一緒できるチャンスがあればパンフを一緒に持って撮っていただこうと思っていたのです。

 でも,宝田さん自らにサインしていただくなんて・・・
 恐悦至極に存じます。。。

 えぇ,宝田さんがサインするときに日付を間違えて9月・・・と書きそうになったのを10月に訂正したことなどどーでも良いことです。
 いっそのこと宝田さんが9月と書いたのなら,日本中の今月の暦を9月に書き換えてしまえば良い事なのですから。(←ムリ)

 ゴジラのパンフに俳優さんや監督さんたちのサインを頂くこと!って言うのが夢だったんですけどね。

 肝心のパンフを手にした頃には,本多監督や円谷さん,平田さんはもう遠いところに行ってしまわれた後で・・・
 ある意味最後の夢の端を掴めたのが,今回の宝田さんのトークショー&サイン会であったわけなのです。。。
 幸せです。。。

 参考記事:パンフでゴジラ パンフで振り返るゴジラ Ⅰ~Ⅵ
   →
http://x-trap.blog.so-net.ne.jp/archive/c35377222-1


追伸
 できることならばこの後続いていた懇親会にも参加したかったのですが,夜にはお仕事が・・・
 後ろ髪がハゲになる思いで帰路についたのですよ。。。

 そんな思いで帰りの東北新幹線に乗ると・・・

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  【通販雑誌に宝田さんが・・・】

 東北新幹線でお馴染みの車内の通販雑誌の1ページに宝田さんが・・・

 あぁ,神様に思えてきましたね。。。
 ありがたや,ありがたや。。。
 m(_ _)m


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アンギラスちゃん

はい。みなさんおはようございます。
さわやかな朝、小鳥たちに微笑みながらパソコン開いたら、
いきなり嫉妬の炎に視野が紅く染まってしまったアンギラスちゃん(仮名)です。
今回は、醜いニンゲンの本性が出てしまいそうなので、
あまり多くは語りません。
ただ、おとうたまには、
『月夜の晩ばかりじゃねぇぞ』
というありがたい孫子の言葉を噛み締めてもらいたいと思います。

それにしても、
ゴジラ初版パンフには、心底驚きました。
いや、マニアってのは何しでかすか分かりません。


by アンギラスちゃん (2010-10-05 10:00) 

おとうたま

アンギラス(キングブラッドレイメトロン)ちゃん

月夜はやはり桂浜に似合うものでしょうかね。

できればそちらで広◎サイン会などありましたらお呼びいただきたい所存でございます。
えぇ,仕事辞めてでも駆けつけて・・・
できればツーショットで・・・
デートモ......

なんとかなりませんか?
by おとうたま (2010-10-05 11:16) 

スタMasa出先

宝田明さんの映画‥初めて観たのは、小4の春、「モスラ対ゴジラ」仙台日之出劇場だったと思います。大好きな俳優さんの一人です。

アメリカ版ゴジラですか…酷かったトライスター版の轍を踏まなければ、と願います…
by スタMasa出先 (2010-10-07 09:09) 

おとう@出先

スタMasaさん

おとうも最初はモスゴジでしたよ!
チャンポン祭の方ですけど…

色んな意味でエンターティナーを感じさせてくれる方でした。

知らなかったのですが、デアゴスティーニさんではないですが、年に1、2度は似たようなゴジライベントが開催されているようで、11月3日にも銀座シネパトスさんであるようです。
おとうは行けませんがいかがですか?
by おとう@出先 (2010-10-07 11:45) 

bamboosora

恐れ入りました。
っていうか、羨ましいぃ~~っ!!!
by bamboosora (2010-12-01 12:57) 

おとうたま

bambooだんな様2

DeAGOSTINIのイベントですからだんな様もご存知のイベントであったかと思います。
四国だったか山形だったか,かなり遠方からの参加者も多かった様です。

川北監督や宝田さん自体は意外といろんなイベントに多く出られている様ですので,いつかまたチャンスもあるかもしれませんね!
by おとうたま (2010-12-01 16:58) 

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