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リニアでGO!“時速500kmの世界” [おとうの独り言/お出かけ系]

 4月の最初の頃だったでしょうか?JR東海のどこぞの駅で「リニア試乗会募集!」ってチラシを見つけまして,ダメもとで2号に応募させといたんですよ・・・

 当たりました!「超電導リニア試乗会」

 後で聞きましたが,応募総数は1万数千件,その中から抽選で当たったようでございます。ラッキー!!
 届いた乗車券はまるで飛行機のボーディングパスのよう。乗車する当人の名前がしっかりと印刷されております。
 う〜ん,スゴイ!

 リニアと言えば愛知万博のリニモでしたっけ?あれが有名でしたけど,おとうは生憎万博には行けませんでした。そう言えば冷凍マンモスも万博でなくってお台場で見れたなぁ・・・
 こっちの超伝導リニアは何がスゴイって!超電導なのです・・・えぇ,超電導・・・
 超な電導なわけですよ!よくわかりませんけど・・・
 超電磁だったらコ●バトラーVとかボ●テスVとかと一緒なのでしょうけどどうも変形合体はしないようです・・・当然超電磁ヨーヨーとかもついてません・・・残念。

 とにかく試乗会でも時速500kmまで出してくれるとのこと!地上を走るモノとしては最速の乗り物に乗車出来る機会です。とてもワクワクです!
 で,行ったところがこちら。山梨県は都留にございます「山梨県立リニア見学センター」でございます。

http://www.linear-chuo-exp-cpf.gr.jp/index.html
http://www.pref.yamanashi.jp/linear/


【プラチナチケット!】  【山梨県立リニア見学センター】

 さて,このリニアの実験路線は中央高速の大月〜河口湖線の都留I.C.近くで高速道路の上を斜めに横切っているのでご存じの方も多いかと思います。
 その昔は宮崎の海岸線を走る単線の真っ直ぐな実験線だったそうですが,実用化を目指して複線化・勾配・カーブ・トンネルなどが設置出来るものが必要となり,ここ山梨県に1997年に出来たそうでございます。

 見学センターは月曜定休で9:00〜17:00まで開館しており,リニアについてのいろいろなものが展示されています。
 試乗の権利を持っていない方でも自由に入館して走行実験を見学することができるようです。


【展望台より望む】  【変電設備も超?】

 実験線の全長は約43km(計画)で,現在はそのうち先行区間として約20kmが試験に使われているそうです。この中にはトンネルやカーブ,勾配などが設けられており,いろいろな試験をしているそうでございます。
 難しい話はよくわからんので興味のある人は上記↑HPで調べてね!

 流石に超電導というだけあって,電気もいっぱい使うのでしょう。実験施設には専用の変電所が併設されております。立派です。ネロンガが襲ってくるかも知れません・・・わかる?


【とてつもなく扁平だだ長い面の先頭車両】 【反対側の先頭?車両は面が違う?】

 今回試乗出来る車両は4両編成。真ん中の2両にお客さん達が乗れることとなります。
 で,良く見ると前と後ろで面が違う・・・
 どっちがどうなのかよくわかりませんが,新幹線ライクのかっちょいい面のモノと,これでもかと言うくらい扁平に鼻を伸ばしたロングノーズ仕様の車両がくっついておりましたね・・・


【受付でチェックイン!】  【お子様にはリニアマスコットのお土産付】

 さて,受付時間に受付に行くと,飛行機のスチュワーデスさんのようなお姉さん達が優しく受け付けチェックをしてくれます。
 お子様にはリニアマスコット(モニター拭になってるヤツ)を配ってくれます。


【試乗前ブリーフィング】 【いざ乗車!飛行機並みの・・・】

 試乗前には大型モニターを見ながらリニアについて,そして今日の試乗内容について説明をしてくれます。
 おお,ちゃんと時速500km出してくれるのね!スゴイスゴイ!
 さて,乗車開始です。
 搭乗口は飛行機のモノみたいに車両にピッタリとくっつくタイプ。車両によってドアの開閉の仕方も違うようで,おとうの乗車したのと違う方の車両はなんと上方向にスライドします。組木細工みたい・・・


【車内は新幹線?】  【リクライニングもOK】

 車内はほぼ新幹線と同じ感じでしょうか?リクライニング機能や折りたたみテーブルなども付いております。
 あと実験&試乗車両ですからモニターなんか天井に付いてますね。
 リニア車両には運転席無くって(運転手いない),全て事前にプログラムしたコンピューター制御の自動運転だそうで,先頭車両の車載カメラ映像等がこのモニターに映るわけです。

 早速運転開始です。
 運転は運行出来る区間が限られている(約20km?)なので,この区間を何度か行ったり来たりします。
 何度も往復するので見学センターの3階展望室や屋外の展望広場などで待っていると,走行中のリニアを見学出来るわけですね!

 第1回目の走行は時速300kmで甲府方面に向けて走行。ちょっとした足慣らしですね!
 しかし加速が速い速い!あっという間に300km/hに到達です。
 そうそう,車中のモニターで説明がありましたが,リニアは低速走行中はタイヤが出ているそうなんですが,時速160kmを超えるとタイヤが収容され,浮上走行に切り替わるそうです。
 ですから走行音を聞いていると時速160km近辺で明確に走行音が変わるのがわかります。ロードノイズ的な音からブォ〜ンって感じの音に変わってきます!

 次は時速400kmで見学センター前を通過して東京側に走行です。
 座席の向きは変わらないのでこの時は後ろ向き走行になります。
 げっ,速すぎて車中から見学センター撮ろうと思ってたけど全然撮れない・・・これじゃ次の500km/hの時はあきらめるしかないな・・・
 東京側の車両基地近くで一度停止です。
 車両基地では実験目的に合わせて車両編成の変更などをするそうです。

 さて,本日のメインイベント!時速500kmでの走行です。
 時速500kmに達するまでの時間は○○秒(聞き損なった)で500km/hでの走行時間は○○秒(これも・・・),こんなスピードでかっ飛んだらあっというまに実験路線終わっちゃいますもんね!
 さて,出発です!みるみるうちに速度計がアップしていきます!
 時速500kmの表示が出るとどこともなしにオォ〜という歓声が・・・
 振動や騒音も普通の新幹線よりも小さい位です。う〜ん,すごい技術だ!

 500キロと言えば,おとう4〜5人分ですからね・・・おいおいそれは重さだろう・・・


【試乗後,超カモノハシ顔と記念撮影】 【ネーム入乗車記念カード】

 最後にゆっくり(200〜300km/h位?)で見学センターに戻り,走行は終了です。受付から大体1時間ちょっと位,乗車時間は15分位でしょうか?
 降車通路の途中でみんなで代わる代わる記念写真を撮影し,最後に名前入り乗車記念カードを貰って試乗会も終わりとなります。
 う〜ん,下手なアトラクションよりも面白かったぞ!最新技術に触れるって言うのは面白いことですな!
 感覚的にはヤクルト・五十嵐亮太投手の直球より速いモノに自分が乗っかってるっていうのがスゴく不思議!


【見学センターの展示物】  【3階展望台より400km/h走行を撮影】

 さて,自分の試乗が終わったのでゆっくりと展示されているものを見学です。それはもう最新技術紹介のオンパレードです。えぇ,超で電が導になってリニがアになったというアレですよ・・・わかるでしょ?
 時速400kmの走行を写真に撮ろうと思ったんですけどね・・・天気悪かったんでEOS持ってかなくってムービー機の写真モードで撮ったのでスピード負けしてしまいました・・・残念!

 でもね,しっかり撮りましたよムービーの方で時速500kmを!
 動画が見れる環境の方はこっちもご覧になってね!

→「おとうの動画劇場 第7幕:リニアでGO!“時速500kmの世界”ムービー」
http://blog.so-net.ne.jp/x-trap/2006-06-01

 リニアの試乗会は年に何回か募集しているようで,詳しくは下記のHPに案内されるそうです。興味のある方はチェックしてみてね!
http://linear.jr-central.co.jp/


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コメント 14

SHINDEN

うらやましい。私も以前に応募したんですが、当たりませんでした。
リニア・モーターカー、私の子供の頃から「夢の新幹線」として、学研や小学館の本なんかに紹介されてましたよね。
ここまで出来ていて、未だに実用化を阻んでいるのは何なんでしょう?
リニアの試乗会はそんなにたくさんあったんですね。(知らなかった。)
これは、おとうたまにあやかって、私も試乗会プラチナチケットをGETせねば・・・。
by SHINDEN (2006-06-01 08:21) 

JUN

500キロですか!地上で最速の乗り物でしょうね~。それを体験出来るとは羨ましいです!最高の子供サービスでしたね~。これで射撃にも気分良く家から送り出してもらえますね!(笑)
by JUN (2006-06-01 11:06) 

おとうたま

正直言って実用レベルの完成度と言って全く問題ないと思います。

細かな説明もしておりましたが,耐久性を見るような実験(1日の新幹線の運転距離の倍くらいを走る)や坂道(新幹線よりも勾配をきつく),カーブ,最高速付近でのすれ違い実験(相対速度なんと1000km/h以上!)などなど,数々の運転に向けてのデータとり,安全性の確認などは済ませているようです。

試乗された方々ものべで10万人を超えているそうなんですよ。知ってた?

今後のリニア実用に向けての障害はコストなんでしょうかね?電気代とかどうなんでしょう?なにより超伝導のパネルを運転距離分つくるといったいいくらかかるのでしょう?

とりあえず実用化を目指しているのは現在の東海道新幹線と災害時に同時にやられない東京~甲府~名古屋~大阪の中央道ってことらしいです。
ですから今回試乗した路線も将来的には運転路線の一部になるんでしょうね・・・きっと。
by おとうたま (2006-06-01 12:36) 

SHINDEN

関係ないんですけど、ゲストブックに「書き込め」とあるんですが、相変わらず書き込めないようです。(by会社から。ウチの会社のProxyがアクセスを許可してない?)家からは入れるんですけどね。(笑)
無情に
「ERROR !
アクセスを許可されていません 」
と出ています。
参考までに那須国際射撃場の掲示板は入れます。
by SHINDEN (2006-06-01 15:25) 

おとうたま

SHINDENさん
たった今,アクセス制限を甘々にしてみました。チェックしてちょ!
でも不具合が出たら元戻すからそのときは勘弁してね。
by おとうたま (2006-06-01 15:54) 

あきぱん

・・・リニア乗りたい(涙)
これからは、HPチェックします・・・
見学センターとか、一回行ってみたいのですが・・・お連れ様、全く興味無しなんですよ・・・(困)
by あきぱん (2006-06-01 19:54) 

おとうたま

きっとリニアは王女の興味をそそるモノだと思っておりましたよ・・・

速いよ〜,かっこいいよ〜,すごいよ〜,へっへっへっへ・・・
by おとうたま (2006-06-01 22:14) 

おとうたま

あっ,今気が付いた・・・

誤:「超伝導リニア試乗会」
正:「超電導リニア試乗会」

でした・・・

誰にも気がつかれないうちにこっそり直しておこう・・・
by おとうたま (2006-06-01 22:36) 

ぷくぷく

運転手いないのに500キロ・・・なんか怖え~!(アナログ人間)

試作機も進化してきたんですね~私らが子供の頃から実験してる気がしますけど、なんかゾウリムシみたいな形してませんでしたっけ?
そしてとうとう、おとうを乗せて走るまでになったのですね!(いや、重いからとかではなく・・・笑)

>あきぱん王女
リニアは無理ですが白いブランコくらいなら・・・(涙)
by ぷくぷく (2006-06-01 23:17) 

おとうたま

ぷくぷくさん
ゾウリムシは宮崎の実験線で走ってたヤツですね。
実用化実験用(連結車両タイプ)は山梨実験線のようです。

ぷくぷくさんには時速12kmの人力コースター「GEISHA」の方がよろしいのかな・・・
2051年を楽しみにしてね!
by おとうたま (2006-06-02 08:40) 

ミスターヒロ

ふむふむ超電導ですか…うーん、いわゆる一つのスーパーエリクトリックカモン!ですかーこんな大きなもの動かすのはやっぱりマンガンよりアルカリでしょうかねーハイハイハイ!えええーマイベースボールと似てますよねーハイ!
ヘイ!カール、なんか間違ったかなマイは、やはり日本はですね、ハイ!GEISHAになっちゃうんでしょうねー・・・じゃゲットバイね。
by ミスターヒロ (2006-06-02 15:57) 

おとうたま

スーパーエレクトリックはともかく,カモン!と聞くと今は亡き東京コミックショーを思い浮かべてしまいます。

でも電池は積んでなかったみたいですね・・・
あれっ?車台が浮いてるのにどうやって車内用の電気供給してるんだろ・・・?
路線そのものに電気は流れてるっていってたけど車内用電源供給も電磁パルスとかなのかな?
もちろんパンタグラフとかないっすよ・・・
by おとうたま (2006-06-02 16:30) 

ロシコ

おめでとうございます。
って・・・!!!これって・・・・!!先日、王様のブランチでやっていたいたのですよ!!
マニアには堪らないらしい。。。。
by ロシコ (2006-06-02 19:48) 

おとうたま

えっ,そうなの?
王様のブランチって結構好きで見てるんだけど知らなかった・・・
最近あんまり見てなかったしな・・・
ちゅ〜か,もしかして放送日に乗っていたのかな?
富士急はこれに行くまでの時間つなぎだったんですヨ。

おとうはマニアではないけど結構堪りませんでしたネ!
ロシコ家も応募してみて!
by おとうたま (2006-06-02 21:58) 

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