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雅006:「照星製作編」 [《雅工房》]

 雅工房シリーズの第6弾でございます。
 このペースでコンスタントに原稿を入れて頂ければ,記事のシリアルナンバーもスグに3桁になってくれることでしょう!期待満々ですね。

 さて,今回は射場で落とすことも多い照星のお話しです。既存のモノでは満足出来ん!って方も意外と多いようで・・・お手軽なオリジナル工夫の大一歩には最適な一品かも知れません。

 それでは雅先生どうぞ!

SKB UPLANDの照星は小さな真鍮(?)製の丸い物でした。弾数を撃つと単身のため、陽炎で照星が見えなくなります。そこで、HIVIZのマグネット照星を試したが狙点と着弾点が合わないのでボツ。 あるとき、いつもの様にホームセンターを物色していたら、アルミのチャンネルを発見しました。早速、店員にこのチャンネルの内幅を計ってもらったらUPLANDのリブ幅にピッタリ!

 何げに見かけたモノがジャストフィットとは・・・流石雅先生,眼力が違います!

先程のアルミチャンネルで作った照星の数々です。右から左へと試作を重ねて行きました。上面はノーマルの照星をよけなお且つズレない様に上部に穴を開け、側面の3mmのセットビスでリブを両側から挟み込むようにしてあります。右から ・チャンネルの両足をカットし断面上部のみ蛍光塗料を塗ったもの ・ 最初の物を基礎に、上面部分に傾斜を付け(ヤスリで削り落とした)見える面積を多くしたもの ・ 残り三つはプラ棒を色違いに接着したもの(一番左は、射撃中とれちゃいました) これだけ試してもなかなか納得のいくものは出来ずあきらめていました。

 右から左へ歴史が流れていくわけですね・・・

また、懲りずにホームセンターを巡っていると、よさそうなものを発見!!即効購入後家に帰って早速照星作りに取り掛かったのです。 完成後、試射しましたが今までのものよりGoodです。狙点とのズレをなくすため低く、尚且つ陽炎に負けない?照星の出来上がりです。

 陽炎に負けない!素晴らしいです。
 おとうも弱い精神力に負けない照星が欲しいです・・・(照星の問題ではありません)

で、素材の正体は夜間車のライトに反射する「反射材」です。分解してみると表面は平らですが、内側は三角の突起だらけで光を反射するようになっているみたいです。今回の照星は突起のあるほうを上にしてあります。

 反射板ってこんなバラで売ってるんですね・・・

これで陽炎の影響をだいぶ防ぐことが出来ました。(真夏の実射はテストしてないので分かりませんが・・・) 感想としては80%のできですかね!なかなか100%の物を作るのは大変です。 最後に、こんなアルミのベースを作らずに直に反射材を貼るか接着すればと思いますが、あえてそれを避けました。今回の照星の製作ポイントは、「着脱式で、限りなく低く幅の広いもの」というテーマで取り組んでみました。最近は細く小さな蛍光照星が多いですが、あえて幅広にしクレーとの絡み(スイング中に目が飛ばないように)を重視してみました。

 テーマをもって問題に取り組む!何事にも共通するノウハウですね!勉強になります!


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