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僕の彼女はサイボーグ [映画大好き!]

 韓国映画を最初に面白い!って思ったのは「猟奇的な彼女」でした。
 良い意味でわかりやすく,感情をストレートにスクリーンに映し出すそのパワーには今の日本映画がかつては持っていたものの,今では技巧に凝る方向が流行ってちょっと忘れかけてきたもののように感じました。
 もちろん主演女優のチョン・ジヒョンがとってもお気に入りとなった事は言うまでもありません!

 続編,っていうか流れ的に前編になるのかな?の「僕の彼女を紹介します」も気に入りましたね!
 えぇ,もちろん主演女優のチョン・ジヒョンが前にも増してとってもお気に入りとなっていた事は言うまでもありません!

 そしてその監督さんがさらに続編を作ると・・・
 それのタイトルが「僕の彼女はサイボーグ(Cyborg she)」であること・・・
 主演は日本の綾瀬はるかちゃんであること・・・
 当然主演女優の綾瀬はるかちゃんがお気に入りとなることは映画を観る以前から決まっていた事です!

 主演は日本の綾瀬はるかちゃん・・・
 そんな話を聞いたのは随分前であったと記憶しております。
 その頃は韓国映画の主演に綾瀬はるかちゃんが出演するのかと勝手に思っていたのですが,これが大きな勘違い。
 日本のキャスト・スタッフの体制の中で,上記2作を手がけた韓国のクァク・ジェヨン監督にメガホンをとって頂いた!というものでございました。
 そーゆー意味では韓国テイストの邦画になるんですかね。。。

 僕の彼女はサイボーグ

 物語は一人のうだつのあがらない青年を中心に始まります。
 誰も居ない誕生日にふと知り合った女性。
 会ったことはないはずなのになぜか笑顔がとても親しげで・・・
 たった数時間の出会いであったのに忘れられない存在になったのです。
 しかし彼女は100年以上先の未来に戻らなければならないと告げて去っていきます。
 1年後,再び彼の前に現れた彼女はどこか雰囲気が・・・
 突如現れた銃を振り回す犯人を軽くいなした彼女は,彼の部屋で秘密を語り始めます。
 いや正確には青年自身が・・・
 彼女は未来から来たサイボーグ,今回の乱射犯をはじめ降りかかる災難から彼を守るために送られたのでした。
 (あとは書かんから観ておくれ)

 もともとやや不思議チックな雰囲気を持っているはるかちゃんですから,ある意味ではサイボーグ(ロボットかな)役ははまり役だったのかもしれませんね。
 そして青年役の小出恵介くんもまた「彼女シリーズ」の男性役にぴったり!
 細かい笑いをとる中でも物語の本筋ではせつないラブストーリーがしっかりと生きている。。。
 そんな「彼女シリーズ」のジェヨン監督ワールドともいえる雰囲気が,作品の中に見事に表されております。
 邦画なのに・・・

 「あなたの心を感じる事ができます」

 「愛しています」という言葉ではなく,お互いを感じる事ができるようになること・・・
 これが本当の二人の関係のスタートラインになっていくんです。
 「あなたの心を感じる事」ができるようになったロボットのメモリー・・・
 ロボットに記憶されたその想いは色あせる事なく鮮明なものとしていつまでも残されていくんです。

 そしてその「想い」を受け継いだものが・・・
 映画の終わりこそが本当のラブストーリーの始まりとなるのです。

 楽しく,面白く・・・そして切なくもあったりして・・・
 思い切った作りの映画の中で,あぁ良かった・・・幸せになってね!そんな風に思って席を立つ事ができる映画だったでしょうかね。
 よろしければ観に行ってくださいね!


P.S.
 「あんたバカ〜?」
 エヴァンゲリヲンマニアの方・・・小ネタが混ざっております。
 それと・・・
 きっと首を振りながらハッピーバースデイを歌う綾瀬はるか人形を発売したら爆発的に売れると思います。。。


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コメント 2

SHINDEN@超久しぶりです。

お久しぶりです、SHINDENです。
私もこの「僕の彼女はサイボーグ」、けっこう期待しているんです。
(ビデオが出るまで待つつもりですが。)
最初はバカにしていたんですが、そこはかとなく漂ってくる評判を聞くと
かなりの"良品"とか?
お約束どおりの展開ながら、監督の話の持って行き方から、
話に引きづり込まれていくそうで・・・。

今ドラマでやっている「絶対彼氏」とかなり被っている気もしますが、
こういうライトで楽しめる映画が好きです。
by SHINDEN@超久しぶりです。 (2008-06-06 09:04) 

おとうたま

SHINDENさん

ご無沙汰しております。
♂♀子供共に皆様お元気でしょうか?

まだまだお忙しくたこ部屋生活が続いているのでしょうか?
多少は撃てているのかな?

さて,この映画ですが・・・
良品かどうかは個人の好みもあるかとは思いますが,まさに「ライトで楽しめる映画」という的確な表現が当てはまるかと思います。

絶対彼氏ってテレビドラマですよね。
全くみていないのですが,相武紗季ちゃんは大好きです!

機会があればまたどこかでお会いできると良いですね。
あ,来週うりゃがお遊び会を友部でやるって言ってたよ。
by おとうたま (2008-06-06 12:47) 

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