神様のパズル

　6月7日は邦画各社で一押し映画の公開が重なったようで，各社公開記念イベントが盛りだくさんだったようです。

　中でも東宝さんの「ザ・マジックアワー」は監督さんのしつこいまでのPRで随分とポイントを稼ぎ，次いで松竹さんの「築地魚河岸三代目」がこれを受けるような形でがんばっておりましたね。

　そんな中，おとうが観に行きましたのは東映さんの「神様のパズル」でございます。

　神様のパズル

　　→http://www.kami-puzzle.com/

　監督は「ジャンゴ」とか「クローズZERO」でおなじみ三池監督。
　いろんなところで奇才ぶり？がでております。
　おとう的には「ヤッターマン」公開が待ち遠しい監督さんです。

　主演は市原隼人，谷村美月ちゃん。
　市原君，おとう的には「ぼくたちと駐在さんの700日戦争」以来でしょうか・・・
　ちょっとおつむ悪い系（市原君本人でなくて役柄ね）ではりきっちゃう役ははまり役ですね。

　美月ちゃんは知らなかったんですけどNHKの「まんてん」主演だったそうで・・・
　すいません民放好きなもので。
　でもなんか観た事ある気がするなぁ~と思ってたら「魍魎のはこ」なんかで観てたんですね。
　光ってましたよ，その中でも。

　物語はﾃﾞｽね・・・
　めちゃくちゃです。。。（←良い意味ね）
　天才少女とロッカーが贈る宇宙の神秘を学問的に攻めたハートフルコメディースペクタクル・・・
　もうこの辺でなに言ってるかわかんないっすよね。

　最新の粒子加速器をを考案したかーいー天才少女（美月ちゃん）がいましてね。
　普通の大学のゼミなんか面白くなくて出てこないわけですよ。
　そこに全然物理なんかわかんないヘタなロックに燃えるにーちゃん（市原君）がひょんなことで絡んできます。
　ひょんなこととは・・・「宇宙の創り方」。

　壮大かつ荒唐無稽なテーマでありながら，何も知らないにーちゃんと天才なるがゆえに孤独な美月ちゃんがこれの実現？目指して理論を詰めていく。
　様々な人間関係にもみくちゃにさればがら，次第に孤独さを増していく美月ちゃんは自分の開発した粒子加速器を利用し，さらには防衛庁（だったかな？）のコンピューターにまでハッキングして日本中の電力を奪い，「宇宙創造」を試みようとします。
　それこそが「神」の存在・否定を証明し，しいては「自分の存在理由」を証明する手段だと思い込んだために・・・
　地球・・・いやこの宇宙の消滅の危機をも呼ぶこの実験を阻止するために立ち上がったのはやはりにーちゃんです。
　彼はエレキギター片手に寿司を握って彼女の元へ・・・さて，どーなるのでしょう。。。

　↑↑↑でわかるかな？
　わかんないよね。。。
　でもね。映画観るとなんか全て納得できちゃいます。
　劇中の皆さんは100%マジモード全開です。シリアスです。
　えぇおふざけなんてどこにもありません。

　よーするにですね。。。

　おもしろい映画！ってことですよ。

　そして最後の最後に無機質であった美月ちゃんが見せた涙に潤んだ笑顔こそが，「無」から創りだされた「宇宙」のような大きな意味のあることだったんだと思います。
　その「宇宙」を創りだした原動力は！

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　コハダです。。。（←どーだわかんないだろ！映画館で確かめれ！）

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