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蒲郡プリンスホテル [おとうの独り言/お出かけ系]

 大抵は名古屋までは日帰りなのですが(←すでに距離感がおかしい),今回は元々が2日間の予定でしたので宿を予約しておりました。
 まあ,いつもはテキトーにネット予約で安いビジネスホテル取るんですけどね。
 なにげに目的地周辺の宿をチラホラみておりましたらビジネスホテル並みの価格で格上のホテルが取れることがわかりまして・・・
 めずらしくまともなホテルに宿泊してまいりました。

 蒲郡プリンスホテル
  →http://www.princehotels.co.jp/gamagori/
全景.jpg
   【蒲郡プリンスホテル】

蒲郡プリンスホテル



 こちらのホテル。
 三河湾の観光名所・竹島の目の前に立つ歴史を感じるホテルでございまして。。。
 元々は昭和初期に国を上げての国際観光化政策の一貫として建てられたもので,国際観光ホテル登録第1号という由緒正しいホテルだそうです。
 当時はプリンスではなく,「蒲郡ホテル」という名称・経営だったそうですが,諸般のいろいろで現在はプリンス系列になっているとのこと。
 竹島をはじめとする総合観光リゾートとしての先駆け的存在であったわけですな。

 海に面した小高い山に立つホテルは整えられた多くの木々に囲まれ,天守閣を思わせる展望ロビー(今は入れないらしいです)の存在から城郭をも思わせるシルエットとなっております。
 周りは手入れされた日本庭園,その中に点在する離れとなった食事処(和食・ステーキ等)のどれもが趣のある存在となっております。
正面.jpg
  【正面玄関】

 こちらのホテル,普通に泊まるとノーマルな部屋で3万~4万くらい,甘い部屋とかもっと甘い部屋などはおそらく通貨単位が違うレベルだと思います。(←いい加減な情報)
 天皇陛下もお泊りになったという格式高いホテルでございますからね・・・

 正直ホテルについてから,
 「やばい・・・やっちまったかな。(←身分不相応な客だったかな?)」
 という思いでいっぱいでございました。

 部屋数が全部で27部屋って書いてありましたかね。
 部屋数は少ないながらも風光明媚かつ歴史を感じさせる佇まいには貫禄を感じます。
 歴史あるホテルを数十億円,ん,十数億円だったかな?それだけかけて改装してプリンスホテルブランドにしてありますからね。
 建物の木々の老け具合・・・歳月を感じさせる神社のような味わいを感じさせる欄干。
 良いですよ。

 それでいて室内のバストイレ等水周りはしっかりと今風のバスタブ・洋式ウォシュレット等が整備され,アメニティーは男女別にオリジナルのポーチに納められたプリンスブランドらしい洗練さ。
 歴史を感じさせる建物の風情とホテルとしてのサービスが見事に混在したホテルとなっております。
 良いね!!

部屋から.jpg竹島.jpg
   【客室から】        【窓によると竹島への桟橋がよく見えます】

 何ゆえこのようなホテルに泊まれたかといいますと・・・

 チャララッチャラーン!
 「れいとちぇっくいんぷら~ん!」

 なんとチェックイン20時以降だと朝食付いて1人7,500円というリーズナブルさ!(某ネット系予約利用)
 7,500円っていったらあーた,駅前のビジネスホテル朝食付とほぼ同レベルかそれ以下!
 なおかつ駅前で車利用の場合には駐車場代とられちゃいますからね。
 もしろこっちの方が良い!ってことに。

 さらに朝食だってパンとおにぎりとコーヒーとか朝食バイキングってレベルじゃございません!
 フルテーブルサービスの朝食は卵の焼き方,パンの種類,飲物等をチョイスして召し上がるお上品なスタイル!
 なんでもさらに盛り付けて昼飯分まで喰っちまおうという浅ましいいつものスタイルとは違います。(←いつもはお前だけだ)
 料金的にはこれだけで3,000円近くのお値段だったと記憶しております。

 朝食は本館2階のメインダイニングで食べれるのですが,先着3組(ただし各2人まで)は三河湾の展望がバッチリの窓側席へと案内してもらえます。
 えぇもちろんおとうは2組目。
 7,500円チーム(←お前ら夫婦だけだ)でありながら他の一般客を押しのけて良い席に案内されました。(←あくまでも先着順なのでしょう)
メインダイニング前.jpg客室前.jpg
  【テラスからメインダイニング】    【テラスから客室】

 ちょうどホテルの建物上では一番左角にメインダイニングがあるのですが,ここからの見晴らしは最高!
 外国貨物船が入港して来る様子をゆっくりと眺めながら温かい朝食を堪能することができまする。
 それにね!食器の数々がすばらしい!
 一番最初のこのホテルの景観写真とかちょうど下にあるようなホテルから観た竹島の景観とかをそのまま絵付けした食器を使っておりましてね。
 天気が悪くてもきっとこの食器の数々で同じ景観を楽しめるのではないかと思うほどのできのよさ!
 いろんなところにこのホテルの『味』であったり『趣』であったりを感じることができます。

 えっ?なんで食事とか食器の写真ないのかって?
 いやさすがにいつもみたいにパシャパシャシャッター切れる雰囲気ではなかったので・・・
 他のお客様の品格が・・・(←お前が合ってない)

テラスから.jpg
   【テラスから竹島】

 今回は朝食付きのみのプランでしたけど,離れとなっているステーキハウスとか日本料理なんかも案内で見る限りとっても魅力的!
 いつか機会があれば是非ともディナーを楽しみたいものです。(←ジャケットくらい持って行かないとね!)

追伸
 言い忘れておりましたが,レイトチェックイン7,500円は「山側の部屋」のみとなっております。
 今回は山側が全室埋まっていたのか,ホテル側の配慮かはわかりませんが,結果的に「海側の部屋」を用意していただき,大変良い思いをさせていただきました。
 是非とも次回レイトチェックインの際も同じ思いをしたいものです。(←ひどい客だ)

 それとレストランのメニューにあった「透明カレー」っていうのにもの凄く興味があります。
 是非ともこれを次回はレポートしたい!!

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コメント 4

メトロンちゃん

透明カレー。
あの、馬鹿には見えないと言う、伝説のカレーっすね。
なんか、恐ろしく利益率が高いそうですよ?
ホテル収益の切り札だそうです。

ええ?お客様!まさかこのカレーが見えないのですか??

え、あ、そそそっ、そんなこたぁないっ!
ワシは超人気ブロガーのおとうたまだよ?
見える、みえるとも!見えるに決まってる!
うん。うまそうぢゃないかっ、実に。

で。お家に帰ると、
アアタ。今日ご飯は、透明神戸牛ステーキよ?




by メトロンちゃん (2008-06-20 09:01) 

メリーの昼寝

出張でも安ビジネスホテルじゃなくて時にはこんな豪華な宿もいいですよねぇ。

ちなみに蒲郡には親戚がおりまする。

by メリーの昼寝 (2008-06-21 20:59) 

おとうたま

メトロンちゃん

そう・・・
おとうが恐れているのはソレです。。。

もし万が一カレーが見えなかったら・・・
もし皿に乗っているのが真っ白いライスだけであったら・・・
そんな不安が「透明カレー」へのチャレンジを鈍らせているのです。。。

でもいつか,いや次回こそ「透明カレー」の真実をこの手で!
by おとうたま (2008-06-21 23:45) 

おとうたま

メリ昼さん

いや実質的には今回も安ホテ価格なんですけどね。
でも良かったですね。

豪華云々は別にして,「良さ」を感じられるところっていろんな意味で他との違いを感じられるものですね。

普段使っているところはそういう意味では違いの少ないホテルであった気がしております。
by おとうたま (2008-06-21 23:52) 

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