アイルトン・セナ ～音速の彼方へ～

　豚足の貴公子といえば・・・
　そう，おとうですね！

　音速の貴公子といえば・・・
　そう，あのアイルトン・セナですね！

　そのセナがサーキットではなくシアターに帰ってきました。

　今年はセナの生誕50周年。
　この年にアイルトン・セナ財団が中心となって，彼のドキュメンタリー映画を作ってくれたようです。

　アイルトン・セナ　～音速の彼方へ～
　　→ http://senna-movie.jp/

　1994年5月1日の事故でこの世を去ってしまったセナ。
　彼のレースを愛し，彼の考え方を愛し，そしてもちろん彼を愛し・・・
　そんな10数年前にタイムスリップしたくて劇場に行ってまいりました。

　狙ってでしょうが，日本グランプリの開催と合わせたこの映画の公開。
　テレビで見る鈴鹿サーキットのコース上に，黄色いヘルメットのドライバーが操る赤/白のマシンを被せて観ていたのはきっとおとうだけではなかったと思います。

　映画はセナの思い出を振り返るシーンからはじまります。
　なんのしがらみもなく，純粋にレースに勝つことだけ，速く走ることだけでマシンを操ることのできたあの日・・・

　この作品のベースに描かれたセナの心の葛藤は，まさにここに現されているのでしょうか。
　そして映画ははじまって行きます。
　セナの栄光に満ちたF1での活躍を！
　セナが戦ってきたいろんなものを！
　セナが信じていたものを。。。

　あとは何も書きません。
　観に行ってください。
　観に行ってください。

　画像は基本的に当時のテレビ映像でしょう。
　ざらついてます。
　ハイクォリティーではありません。
　もちろん3Dでもありません。

　でも観に行ってください。
　観に行ってください。

　あの日，F1にセナに熱くなっていた自分がきっとそこにいます。
　そしてしみじみと何かを思い出してくるはずです。

　映画はドキュメンタリーですから，ある意味淡々と進みます。
　が，いろんな現実がまるで脚本がある映画のようにセナに襲い掛かっていきます。
　映画のトーンは暗めですかね。
　でもね。
　スクリーンにはあの日のセナがいるんです。
　いるんですよ。

　映画館に行ったのは，最終回の20時過ぎの回。
　小さめのスクリーンでしたけどそれでも1/3くらいは埋まっていましたかね。
　みんな懐かしい目でスクリーンを観ていましたよ。

　家に帰ってから過去に（主に嫁だがねが）集めたセナグッズを広げ，16年前のあの日を思い出していました。
　生中継だったか，中継録画だったかもう忘れてしまいましたが，夜中に観ていたテレビ画面の中でおきたことが理解できず・・・
　目には情報として伝わってきているのに理解することを頭が拒否していたのかな。。。

　当時は1号が生まれて半年くらい。
　ちょうど手間がかかる盛りだったでしょうか。
　そんな時期でなかったら，きっと嫁だがねはイモラやサンパウロに飛び出していたことでしょう。
　それくらいセナの活躍が心の支えになっていましたからね。

　いつか落ち着いたら改めて行ってみよう。
　そんな話をしていたかと思います。
　まだ，セナ巡礼の旅には出れておりません。
　当面見込みもありません。
　定年後ですかね・・・

　でも，改めて行かなくっちゃ！って思いましたよ。。。

　　　　　　【セナモデルのレプリカステアリング】

　レプリカものも結構良いお値段していたので，当時は吟味した上でステアリングだけ買ったんですよね。
　当時でもハイテクだったはずですけど，今のモデルと比べると圧倒的に電子装備はないですね。
　スイッチのポジションがこれだけですから・・・

　　　【ブラジルの切手だったと思う】

　これはなんかで貰ったんですよね。
　ブラジルの切手を飾ったものだと思います。

　　　【1993年マクラーレン・フォードで使ったF1タイヤ（Car No.8)】

　唯一の本物。
　セナの亡くなる前年，マクラーレンフォードで使っていたタイヤですね。

　　　　　【セナ・プロ時代の昭和シェル石油の幟】

　うちの「やくみつお」ならぬ「やくみつこ」の嫁だがねが，セナプロ時代のスポンサー昭和シェル石油のガソリンスタンドにお願いしてもらって来た幟。
　楯100cm×横440cmくらいあります。
　でけーの。。。

　久々にいろいろ広げて見直しちゃいました。
　もちろんこの映画がDVDになったら買いますよ。
　うん！

追伸
　バリチェロが若くてびっくりした。
　おとうがファンだったサーキット外での活躍？が多いベルガーも写ってて嬉しかった。

タグ：アイルトン・セナ アラン・プロスト ゲルハルト・ベルガー マクラーレン ウィリアムス トールマン ロータス F1

コメント 2

セナっていえば思い出すのは　当時の開発チームが「うちのタイヤ」をセナに履かせれば向かうところ敵なし！と言ってたことですかね。
なにせ「モータースポーツ命」が社是ですから、だれもが音速の貴公子とのコラボを見たかったと思います。
（甥っこは履いてるけど）
by ぐ@煙ください。。 (2010-10-16 11:43) 

ぐ＠煙は諦めなさい

えっと。
豚足の貴公子はいつでもコラボOKなんですけどいかがですか？

貧乏ゆすりも得意なので，セナ足もどきくらいだったらなんとか・・・
by おとうたま (2010-10-16 23:50)