故郷が遠く小さくなる。。。 [おとうの独り言]
生まれ育った西荻窪を離れて何年ですかね。。。
もう20年以上経ってるのかな。。。
もう20年以上経ってるのかな。。。
当初は府中・調布と転々とし,今は下野・宇都宮に居を構えております。
それでもおとうがおとうとして出来上がるほとんどの時間は,やはり幼いころから暮らした西荻窪で過ごしておりましたからね。。。
おとうの中身のほとんどは西荻窪なわけですよ。
で,そこを離れて幾年月・・・
いろんなところが変わってきました。
ビルが建ち,マンションが建ち,知らないおされなお店がチラホラと・・・
なんかテレビとか雑誌の取材が来るようなところもあるそうで・・・
昔はなんもないただの街だったんですけどね。
ふつーの家族がふつーの家やアパートで暮らすふつーの街。
特別なものは何もない。
子供が遊び,チャリンコが行き交い,近所の親父が怖くて,犬が吠えてるふつーの街だったんです。
そんな中ではふつーに近所の皆さんとは仲良くなり。
どこの家にも平気で上り込んでましたね。
第一カギなんてしめてる家が近所にはなかったし・・・
もちろん上り込んだ家でも怒られたり褒められたり・・・
自分の家が方々にあるような感覚ですかね。
ま,どの家も古くてビンボ臭かったですけど。。。
ですからね。
ご近所さんはみんな家族みたいなもんでした。
みんなに育ててもらったんだと思ってますよ。
えぇ,実の親は別にいなくても変わんなかったかも・・・
そんな西荻から離れて随分と経ち。
ビルや街並みが変わっていくのは特に何とも思っておりませんでした・・・
でもね。
家族が減っていくですよ。
血のつながりのない・・・
でも間違いなくおとうを育ててくれてきた多くの家族がどんどんどんどん減っていくですよ。
床屋のじじぃ,すし屋のおやじ,パン屋のおばちゃん,どっかの家の九官鳥。。。
みんな遠くに行ってしまいました。
もちろん本物のおとうのパパ上,ママ上もさっさといっちまってますけどね。
そーゆー家族が減るたびに。。。
なんか自分の中での故郷が小さく小さくなっていってしまうような気がしています。。。
つい先週も親戚でもなんでもない家族の不幸の話を耳にし,
ちょっとさびしくなったおとうでした。。。
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