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雅002:「ワンポイント・ガンロッカー」 [《雅工房》]

 雅先生より,第2稿をいただきました。

 今回の作品は工芸作品というよりかはワンポイントアイデアのご紹介といったところでしょうか?
 ついついテレビショッピングで買い物をしてしまうような貴方には最適なアドバイスではないかと思われます。

 それでは雅先生の出番でございます・・・

 通常ガンロッカー内に銃を格納すると思いますが、今回のネタはガサツなあなたに(ダレ)にぴったりのアイディアを紹介します。
 市販品のガンロッカーです。
 ○ろ○うさんが一目見てガンロッカーだと分かるようにGUNメーカーのステッカーが貼ってあります。


【吾一ガンロッカー!!!】

 おとうは一瞬,角張ったトコさん(所ジョージ)のモニュメントかと思ってしまいました・・・

 で、扉を開けると・・・・空っぽでした。


【秘密が隠されている・・・】

 ではなく、扉の奥に注目!!
 白い物は、単なるビニールテープです。
 皆さんもテープの貼ってある位置にステー(こじ開け防止)が出ていませんか?
 結構これが邪魔者で、何度銃床を傷つけたことか・・・・その度に銃床油塗って誤魔化していました。
 しかしある時(SKBの上下を使用していた時)にガリッとおもいっきり銃床を削ってしまいました。
 そこで、ビニールテープでぐるぐる巻きにして銃床が当たってもキズがつかないようにしました。
 ただそれだけです。

 大事な銃床を最新の注意をもって守る!シューターの鏡です。
 そういえばおとうもアジャスタブル・・・思い出したくない・・・

 雅工房ではオリジナル作品だけではなく,市販品のちょっとしたアイデア利用,工夫等,いろいろなアプローチで「安い!上手い!おもしろい!」シューティングライフを皆様にお届けします。
(先生に断りなく勝手な宣伝・・・)


雅001:「AR用ベンチレスト製作」 [《雅工房》]

 さて,今回よりご紹介いたします新カテゴリーは“クラフトマスター”雅吾一先生の華麗なる製作日誌?他,でございます。
 大邸宅の2階に設営された幅130cmのファクトリー(ベランダとも言う)から創り出される芸術的工芸作品の数々!
 作品(ネタ?)公開の栄誉を受けたおとうが若干の(邪魔にならない程度の)コメントを加えつつ皆様にご紹介いたしましょう!

 なお,製作に関するご意見ご質問はコメント欄を通じてやらかして頂ければ,ゴッドハンドのクラフトマスターより神のアドバイスが頂けることでございましょう〜


【1】
これが車の解体屋からただで貰ってきた軽自動車用のジャッキです。
意外ときれいな出物でした。
うんうんよしよし!!

『いかなる作品もまずは材料がなければできません。雅先生の見立にかなったジャッキのようでございます。』


【2】
メッキのかかった長角鋼材です。
本来はホームセンターで角鋼材を購入する予定で行ったのですが、端材(捨て材)置き場になにやらよろしいものが・・・
それが、この長角鋼材でした。しかもメッキかかってるし!!
結局、店員に話したらただで貰えることになり、予備も含め4本貰ってきました。
後は、この鋼材に合わせ残りの材料を購入していきます。

『雅先生はタダ若しくは安価にとことんこだわります。庶民の鏡です。値切り?のテクニックもいつか紹介して頂きたい・・・』


【3】
金折(かねおり)で両方の鋼材をネジ止めします。
本来は溶接しようかと思いましたが、鋼材の肉厚が薄いのでうまく溶接できないかも?
また、溶接後の「ソリ」が出るのでやっぱりこうなりました。この後も部材は全てネジ止めで行きます。

『一般の方々も溶接よりはネジ止め系の作業の方がやりやすいかな?さすが雅先生!みなさんに優しい工法をチョイスです!』


【4】
T字のベースができました。今日はここまで!!

『すばらしい出来映えです。どこから見てもT字です。ん,真横から見るとIかな・・・』

※先生が今日はここまで!!と書いているのでまずはここまで!

・・・・次の日になりました・・・・

続きです。


【5】
T字のベースにジャッキを固定する為のベースをネジ止めします。

『いよいよジャッキの出番も間近です。どのように取り付けられるのでしょう?ワクワクですね!』


【6】
でベースにジャッキを載せボルトで固定します。
だんだんそれらしくなってきました。 

『おぉ〜!!まさにそれ(何よ?)ですね!』


【7】
ジャッキの受け台に銃を載せるV字のブラケットを取り付けます。
フラットバーにL字の金折をネジ止めです。(これにはちょっとしたコツがいります)
完成間際にV字の内側にキズ防止のスポンジを張ります。

『このちょっとしたコツを知りたい方は特価10万円の吾一の壷をご購入下さい。もれなく壷の中にコツが入っております。(コツ壷・・・)』


【8】
3箇所にアジャスタボルトを取り付けます。
後方には銃床受けのベースが付けてあります。

『どうです!ハンドルをグルグル回すと空を飛びそうでしょう!この飛行機のデザインは宮崎駿の飛行機デザインにも活かされているんですよ!(大ウソ)』


【9】
これが、銃床受けのベースです。
同じ長角パイプを一段追加してあります。
銃床保持用のアジャスタボルトを長めにしてあるので、懐を大きく取るためです。

『おとうてきには懐は大きめよりも温かめがよろしゅうございます・・・はい。』


【10】
と言うわけで完成です。
先台、銃床の載るところはスポンジを張っておきました。

『冷たい金属加工だけでなく,スポンジを貼るというソフトで温かな工作アイデアまで!雅工房は人に優しいファクトリーでございます。』


【11】
早速銃を乗せて見ます。
なかなかのできです。(じぶんで言うのもなんですが・・・)

『早くできること風の如し,静かに作れること林の如し,激しく撃てること火の如し,銃が安定すること山の如し・・・まさに風林火山とも言えるベンチレストの完成でございます。』


【12】
今回の一体型のベンチレスト製作ですが、材料費は1,800円くらいで出来ました。
失敗点は、貰った部材がメッキものだっだのでそれに合わせ他の材料を購入したら、硬い材質(正式名はわからんが)の物になって、切断、穴あけ、タップ立てなど苦労しました。
今後の課題は、実際に使用してみて修正を加えることと、ジャッキを上下させるハンドルを現状より良いものにしたいですね。

『銃の下にボウガンがおいてあるわけではありません。あくまでもベンチレストです。完成したその時から次の作品へ向けてアイデアを走らせる!これがクラフトマスターの称号(そんなもん無いでしょう)を持つ者の資質でございます。』

さあ,次の工作はなにかな?
みんな楽しみだね〜!工作リクエストのお手紙をだしたらどうかな?


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