Red Bull AIR RACE 2016 CHIBA =決勝ラウンド= #RBA #airrace #redbull #室屋義秀 [おとうの独り言/お出かけ系]
レッドブルエアレース
予選ラウンド予定の土曜日は荒天のため全フライトキャンセル!
なかなか日程すべてが順調には行かないものですね。。。
来年こそは・・・
来年もやりますかね?
6月5日(日) 決勝ラウンド
【開場直前まで雨降ってましたけど,止んで風も弱くなった!】
【端っこの方だけど最前列ゲットです!】
【すぐお隣はセレブなシートエリアの観戦場所っす。。。】
このエリアは後光が差してますよね。。。
ざっと観戦席を見回してみましょうかね。。。
【心なしか昨年の決勝日より人が少ない気がします・・・】
正式な入場人数知りませんけどどうだったんですかね?
あ,そうそう忘れてましたけど,今年はグッズ販売は先行してネット予約販売していたので,昨年のようなトラブルもなく順調であった気がします。
ここは素直に運営さんをほめてあげましょう!
昨年はアホみたいに長い行列ができて,やっと売店にたどり着いたらこの売店では扱っていませんとか,売り切れですとか,それは酷かったですもんね。
行列の裁き方すら素人なスタッフさんばかりでしたから,横入りもし放題でしたしね。
さあ,決勝ラウンドです!
わき目もふらずにドンドン紹介していきますよ!
0.テストフライト
【飛行コンディション確認のためのテストフライトです】
いざフライト見始めるとどんどん興奮してきますね!
1.チャレンジャークラス決勝
まずはチャレンジカップ!
昨日予選在りませんでしたからいきなり決勝レースのガチンコ対決です!
おとう的な注目は,やはりサイン貰ってツーショット写真も撮ってもらった,エアレース初の女性パイロット・メラニーちゃんですよね!
是非とも表彰台に上がって欲しい!
それでは動画で一気にチャレンジャークラス決勝の模様を観ていただきましょう!
以下は,個別にお写真で紹介!
1-1 メラニー・アストル 1:17.730 4位
1-2 ベン・マーフィー 1:18.496 5位
1-3 クリスチャン・ボルトン 1:15.747 優勝
1-4 ケビン・コールマン 1:16.304 準優勝
1-5 ルーク・チェピエラ 1:17.514 3位
1-6 フランシス・バロス 1:21.439 6位
(パイロンヒット+3秒)
一発勝負でのレースですからね。。。
かなり白熱したレース展開であったかと思います。
応援していたメラニーちゃん。。。
残念ながら4位で表彰台には届きませんでした。。。(ノ_<。)
優勝 クリスチャン・ボルトン
準優勝 ケビン・コールマン
3位 ルーク・チェピエラ
2.マスタークラス準々決勝
= ROUND OF 14 =
続いてマスタークラスの準々決勝。
2組ずつのマッチアップで7人が勝ち上ります。
それと敗者の中で最速の1名が更に準決勝に行けるわけです!
まずは HEAT 1 から HEAT 4 までを動画でどうぞ!
2-1 Heat 1
先攻) #37 ピーター・ポドランセック 1:11.608 LOSE
(パイロンヒット+3秒)
チャレンジャークラスと比べると一目瞭然でスピードが違うのがわかります!
速い!鋭い!
これがマスタークラスのフライトなんですね。
トップバッターのポドランセック選手。
1周目でパイロンヒット!
後攻) #10 カービー・チャンブリス 1:06.509 WIN
チャンブリス選手はポドランセック選手のパイロンヒットのアドバンテージがありますから,無理のないフライトですね。
でも速いっす!
パイロンヒット無くても勝ってましたね!
2-2 Heat 2
先攻) #31 室屋義秀 1:06.022 WIN
(スモーク無+1秒)
室屋機,トラブルでスモークが出せず+1秒のペナルティー!
正直スモーク無でスタートゲートをくぐったときは,もうダメだと思ってしまいました。
でもね。。。
室屋選手は1秒のペナルティーなどものともしない見事なフライトで皆をわかせてくれましたよ!
後攻) #84 ピート・マクロード DNF LOSE
(オーバー10G失格)
たぶんね。
+1秒のペナルティーでありながらもアグレッシブに攻めてきた室屋選手に危機感を感じたんでしょうね。。。
それなりに攻めなければ負けるという焦りからオーバー10Gのペナルティーが生まれたんだと思います。
室屋選手の強気の攻めが生んだ勝利ではないでしょうか?
2-3 Heat 3
先攻) #99 マイケル・グーリアン DNF LOSE
(オーバー10G失格)
なんとなんとまたもやオーバー10GによりDNF!
積極的に攻めているからこそのオーバー10Gなんでしょうね。
後攻) #9 ナイジェル・ラム 1:05.552 WIN
ラムおじさん!
この時点ではトップタイム!
今季引退なんてもったいない。。。
表彰台目指して頑張ってほしい!
2-4 Heat 4
先攻) #6 マルティン・ソンカ 1:04.352 WIN
でたぁ~~~!!!!
1分4秒台!
まさしくファステストラップ!
見事なフライトです!
幕張に完全にマッチしたフライトであったかと思います!
後攻) #22 ハイネス・アルヒ 1:05.356 LOSE(敗者復活)
アルヒ!
タイム的には勝者になっていてもおかしくない速さ!
相手がファステストラップであったので敢え無く敗者に。。。
しかし敗者の中ではトップタイムだったので,ROUND OF 8 へ進出です!
続いて HEAT 5 から HEAT 7 までを動画でどうぞ!
2-5 Heat 5
先攻) #95 マット・ホール 1:05:029 WIN
マット・ホール!
これも4秒台が出るかという程の速さ!
文句なしの準決勝進出です!
後攻) #12 フランソワ・ルボット 1:11:064 LOSE
(水平レベル外+2秒)
水平ターンに入る前のパイロンですかね?
インコレクトレベルのペナルティーでタイム加算。
若干精彩を欠いたフライトとなってしまいましたね。。。
2-6 Heat 6
先攻) #26 フアン・ベラルデ 1:06.602 WIN
なんと対戦相手のイワノフがリタイヤのため,フライト時点から完走すれば準決勝進出が確定。
慎重なフライトで勝ち残ります!
後攻) #22 ニコラス・イワノフ DNS LOSE
(STARTできず)
【なんと・・・飛ばずにリタイヤ。。。残念だったでしょうね】
2-7 Heat 7
先攻) #18 ペトル・コプシュタイン 1:11.064 LOSE
(水平レベル外+2秒)
コプシュタイン機は空でも映えますよね!
インコレクトレベルのペナルティーも重なり,タイムは今一つでした。。。
後攻) #21 マティアス・ドルダラー 1:06.752 WIN
ドルダラーはコプシュタインのタイムを知った後でのフライトなので,無理をしないフライトでしたかね。
今季絶好調での貫録は見せてくれましたよ!
そして ROUND OF 8 での対戦相手は室屋義秀!
う~~ん。
できればファイナルで観たかった対戦です。。。
【ROUND OF 8 の組合せ発表!】
3.サイドアクト
レースの合間合間で観客を楽しませてくれる数々のサイドアクト!
全ては紹介できませんが,いくつかを紹介しますね!
3-1 モーターパラグライダー
たまに河川敷とかを飛んでいるのは遠目で見たことはありますが,間近で見るのは初めて。。。
小回りが利く!
意外と急上昇,急降下もあり!
着水ぎりぎりでのパフォーマンスは見事なものでした!
3-2 XFLAGパイロンストライク
当初一番なにやるんだか分らなかったのがこちらのサイドアクト!
チャレンジカップのスポンサーにもなっているモンスターストライクに模して,飛行機がパイロンを破壊させる(ような)パフォーマンスを見せてくれます!
会場で放映されていた映像上では,滑走路で引っ張って引っ張って引っ張って弾きだした機体が,見事パイロンを撃破する!って感じに編集されています!
3-3 ジェットデッキ
こちらは昨年好評であったジェットデッキのパフォーマンス!
今回はデラックスシート前とAエリア前の2か所に分かれてのパフォーマンスでした!
2回あったのですが,どうせだったら1回目と2回目で人を入れ替えてくれれば良かったのにね。。。
3-4 消防ヘリコプターデモ
こちらも昨年に引き続き・・・
働く車ならぬ働くヘリコプターのデモンストレーションは迫力ありますよね!
3-5 アクロバット飛行(AEROBATICS)
ある意味サイドアクトの中では今年の目玉ですよね!
かつては開催されていたエアロバティック選手権を彷彿させてくれます。
いろんなマヌーバ(演技)を魅せてくれて圧巻!
こうして改めてエアロバティックをみると,曲技飛行はベースとしては随分と高いところで演技をするのに対し,エアレースは高さ25mのパイロンを越えないように高度を保ってタイムを争うのですから,パイロットの腕とかフライトを観客が楽しめる近さとか,観戦レースとして特化されたものであることが良くわかりますね!
4.マスタークラス準決勝 = ROUND OF 8 =
準決勝!
室屋は今期絶好調の強敵ドルダラーとの対戦!
これが最高のマッチアップだ!
4-1 Heat 8
先攻) #9 ナイジェル・ラム 1:05.128 WIN
ラムおじさん!
準々決勝のタイムを上回る5秒台前半の好タイム!
素晴らしい!
後攻) #22 ハイネス・アルヒ 1:06.144 LOSE
(START速度超過+1秒)
アルヒ,スタートゲート通過速度が少し早かったようです。
これも前走のラムおじさんのタイムが良かったからこそ与えたプレッシャーなのでしょうね。
しかしペナルティー加算がなかったとしてもラムおじさんの勝利!
4-2 Heat 9
先攻) #31 室屋義秀 1:04.610 WIN
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ブラボー!ブラボー!ブラボー!
準々決勝のソンカのタイムには劣りますが,それに次ぐ4秒台のフライト!
室屋が幕張に向けて準備してきたものがしっかりとモノになってきた証明ともいえるタイムだと思います!
さあ,室屋はベストを尽くした!
あとはドルダラーがどんなタイムを出してくるかだ!
後攻) #21 マティアス・ドルダラー DNF LOSE
(オーバー10G失格)
まさにドルダラーらしい果敢な攻めと,室屋を上回るほどのラップタイム!
会場スクリーン上では室屋のタイムで飛行するゴーストとデットヒートを繰り広げてくれます!
そして水平ターンで。。。
室屋の4秒台のプレッシャーが呼び込んだオーバー10Gペナルティーでしょうか。。。
室屋義秀決勝進出決定です!
4-3 Heat 10
先攻) #10 カービー・チャンブリス 1:05.352 WIN
チャンブリス。。。
これまたベテランの貫録を見せつける安定したフライトです!
そしてタイムも5秒台前半!
攻めていかなければこれを超えるタイムは出ないはずです!
後攻) #95 マット・ホール DNF LOSE
(オーバー10G失格)
ホール速い!
スクリーン上でのゴーストとの対決は本当に面白い!
しかし・・・
これまたオーバー10Gでの失格。。。
攻めてこその結果でしたね。
4-4 Heat 11
先攻) #26 フアン・ベラルデ 1:06.143 LOSE
準々決勝は不戦勝であったベラルデ。
本気のタイムはここから!
って言いたかったんですが,少しタイムが伸びませんでしたね。。。
後攻) #6 マルティン・ソンカ 1:05.144 WIN
ソンカ速い!
5秒台前半!
ROUND OF 8 での最速タイムは室屋がとりましたが,準々決勝,準決勝のトータルでの安定感は群を抜いてソンカが良い感じです!
おそらくはFINALではソンカに勝たなければ優勝はない。。。
ガンバレ!
室屋義秀!
【FINAL 4 スターティング順】
5.マスタークラス決勝 = FINAL 4 =
さあ,いよいよ決勝 FINAL 4!
母国で初優勝の栄誉を勝ちとれるか室屋!
一人,また一人とアタックを終えていくにつれ入れ替わる順位!
白熱した最後のHEATを見逃すな!
5-1 #9 ナイジェル・ラム 1:05.734 4位
フライトは刻一刻と変化する風や温度とか気圧とか,いろんな影響の結果で決まるので,厳密には比較できるものではありませんが,ラムおじさんのファイナル,5秒台後半。。。
どうなんだろう?
わかんないけどラムおじさんにも表彰台には乗って欲しい!
でも室屋の下にはなって欲しい!
5-2 #31 室屋義秀 1:04.992 優勝
うぉぉぉぉ~~~~!!!
むろやぁ~~!
むろやぁぁ~~~!!
むろやぁぁぁ~~~~!!!
またもや4秒台でたぁ~~!!!
そしてラムおじさんを上回ったので,表彰台は確定だぁ~~~!!!
(ノ ̄□ ̄)ノ
5-3 #10 カービー・チャンブリス 1:05.618 3位
チャンブリス。。。
速いぞ。。。
会場スクリーンの映像では抜きつ抜かれつ。。。
応援している皆が息をのんでおります!
そしてゴールタイムは・・・
現段階で2位!
つまり室屋の準優勝以上確定!
うぉ~~~!!!
勝てるぞ!
いや勝ってくれぇ~~!!!
神様勝たせてくれぇ~~!!!
地元日本での優勝!
それもエアレースに参戦してからの初優勝!
夢じゃない!
いける!いけるぞ!
しかし相手は今日の絶好調男マルティン・ソンカ!
幕張にベストマッチした調整の出来ている2人のまさにガチンコ勝負と言っても良いでしょう!
5-4 #6 マルティン・ソンカ 1:05.097 準優勝
会場スクリーンではゴール直前までソンカが僅かにリードしていたように見える展開。。。
最後の伸びはどっちが速かったのか。。。
どっちだ。。。
どっちが速かったんだ。。。
うぉぉぉぉ~~~~!!!!!
\( ~∇~)/
勝ったぁ~~~!!!
室屋優勝ぉぉぉ~~~!!!!
【なんと0.105秒差の勝利!】
【勝利の瞬間は会場は大歓声と興奮に包まれましたね!】
優勝のその瞬間にこの幕張に居れてなんと幸せなことか!
優勝 #31 室屋義秀
準優勝 #6 マルティン・ソンカ
3位 #10 カービー・チャンブリス
エアレースというエキサイティングなレースを観れることになって2年目。。。
14人という限られたマスタークラスパイロットの中で,唯一の日本人として活躍する室屋義秀。
日本ではまだまだマイナーであったエアロバティックのパイロットとして,地道に日本での基盤を作り,さらに海外で活躍する場を求め・・・
どれだけの努力と苦労をしてきたのでしょう。。。
昨年からは母国日本での開催も決まり,当然ここで結果を出すことを期待され。。。
期待に応えるべくこれまで以上の努力をしてきたのでしょう。。。
2015年,新たな機体を用意するも日本のレースまでにはブラッシュアップの期間が足りなかったでしょうか。。。
今年度に入っても,1戦目,2戦目と思った結果は残せず。。。
しかし,きっとこれまでにない手ごたえはきっと得て来たものだと思います。
2016年6月5日。。。
努力は必ず報われる!
たかみなの言葉ではありませんが,全てはこの日,この時のために集約していったように思えます。
後日談として聞いた話では,タイヤカバーの空気抵抗を減らすため,レース直前まで工夫をこらしていたこと。。。
そしてその工夫は,地元福島の町工場の皆さんの努力によって結実したこと。。。
優勝という結果は,室屋義秀一人だけではなく,彼のチーム。
そしてチームをとりまく仲間。
さらにそこを支える人々。
本当に多くの方々の力,愛情が結実した形として,Red Bull AIR RACE 2016 第3戦 千葉の勝利をもぎとることができたのだと思います。
そしてその結実した力は,千葉の1戦だけに限らず,少なくとも今期のエアレースシリーズでは大きな旋風として暴れまくってくれるものと信じております。
願わくば,今期のシリーズチャンピオンを掴めるように!
これからも室屋義秀の活躍を見守っていきたいと思っております!
6.おまけ
【パイロンと同じくらいの東京スカイツリー!】
【会場側からのレース観戦も大型の船から楽しめるようになったんですね】
【熊本・大分震災復興支援のため,くまもんが来てました!】
【最後に会えたレースクイーンのみなさん!】
【イメージガールの皆さん!真ん中の水谷望愛ちゃんは前にサイン貰いました♡】
【今回はプレゼンター役のようですね】
今回は各パイロットに1人づつのレースクイーンさんが付いているそうで,14人のクイーンから投票でエアレースクイーン大賞を選ぶイベントになっていたそうで。。。
【第3位: #31チームファルケン・藤木由貴ちゃん!】
室屋選手のチーム付きのレースクイーンですね!
正直おとうのイチオシさんだったので,3位は少し残念な結果でした。。。
【第2位: #18チームシュピールベルグ・斉藤絢女ちゃん!】
よほど感激したのでしょうね。。。
涙でぐしゃぐしゃになってましたね。
そして・・・
【優勝: #8チームソンカ・西村いちかちゃん!】
をぉ,レースでは室屋に負けたチームソンカですが,レースクイーンでは優勝したのですね!
【みんなで記念写真!】
レース終わった後のレースクイーンコンテストのそれこそ最後のちょっとしか会えなかったのですが,もともとレースクイーンの皆さんどこに居たんでしょうね?
まったく見かけませんでした。
来年ももしあるなら,レースクイーン情報も漏らさずチェックするようにします!