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第41矢:「鬼退治!吉備路は遠く果てしなく(全日本選手権)/ぷろろーぐ」 [Shooter日記-2]

 今年は本部公式でさえ一回もダブルトラップが開催されず,現金書留で日クレ宛に送金したお金も毎回返金手続きを受ける始末。
 悲しいものです。
 このままでは日本のダブルトラップは本当に絶滅してしまいます。

 いかん,こんなことではいかんのだよ!
 しかし当初の計画で行けると踏んでいた本部公式三大会(二本松,花巻,宮城)はいずれも定員に満たずに中止,こうなったら意地でも全日本に行くしかない!

 しかし開催地岡山は遠い,あまりに遠い・・・
 常識的に考えても2泊3日で行くべきところだろう。(秋田に実質日帰りしているヤツの言う言葉ではない)

 上司に哀願したものの9月・10月は某ISO/IECとやらのサーベイランスのため猫の手も借りたい時期。
 DT開催の22日の一日のみは許可されたものの,前日はかなりの難色!
 さらに運の悪いことに翌23日はお子〜たま1号の学校関連行事ときたもんだ。
 もはや全日本エントリーは不可能か・・・

 いや,まだ車で日帰りという手が・・・
 でもさすがに岡山は気が引けるなぁ〜,ざっと見積もっただけで高速代のみで約35,000円(ETC割引フルで約25,000円)往復約1,800kmだから,ガソリン代を入れたらさらに30,000円近くかかってしまうことになります。
 運転する疲労を加味したらもはや日帰りの距離は十分に超越した世界であろう。

 がっくりとして猛暑の8月の日々を過ごしていると,元テッちゃん(鉄道研究会)のお友達からレール&レンタカーで寝台列車使えばいいじゃん!というアドバイスが・・・
 なるほどその手があったか!
 レール&レンタカー(通称トレン太くん?)を使うと運賃2割引,特急料金も1割引,レンタカーも割引価格という至れり尽くせりのパック内容!
 いろいろ制限事項もあるようだけど,まずはちょっと調べてみませう!ってことになりました。

 全日本DTが午後に開催される前提で考えれば,22日の朝の始発の東北新幹線で出発しても,東京からのぞみかひかりに乗り換えて午前中にはJR岡山駅に到着できるハズ。
 帰りも19時頃の新幹線に乗れば宇都宮までの最終新幹線に連絡できる。

 ムムッ,完全日帰りプランができるでないかい!
 でもせっかくですから多少はお楽みもくっつけたい。
 ってことでやっぱり寝台列車を調べると・・・
 あるじゃない,サンライズ出雲・瀬戸っていうのが〜。



 実は小学生の頃はブル〜トレインにあこがれ,いつかは一人旅で九州・西鹿児島まで寝台特急富士に乗っていくんだ〜!って夢をもっていたんですよ。

 でもね,小学生はお金持ってないんですよ。
 特に幼い頃の我が家は東京の住宅地でありながら薪で火を起こす風呂に入り,ギッタンバッコンの汲み上げ式井戸で毎日の生活用水を汲み上げる生活をしていたくらいですから・・・
 一時は本当に明日の米を買う金もないという時期もありました。

 ですから小学生一人がただ単純に乗りたいだけでブルートレイン往復九州の旅なんかできなかったわけですよ。
 ですからね,当時は時刻表で旅をしていたんですよ。
 何時だかに東京をでて,瀬戸内海で朝日を拝み,各地の名物駅弁を楽しんで,帰りははやぶさに乗って帰ってくる。
 涙ぐましい旅です。けなげです。

 でも当時のブルトレ(ブルセラでないよ)に憧れた小学生の大部分はこんなもんだったはずです。
 で,随分話が脱線しましたがその寝台列車に乗れるチャンスが今来たのです。
 これを逃したらもう一生寝台列車にのることはないかも知れません。
 乗るしかありません。いや乗るんです!

 料金なんか・・・多少高くってもいいです。
 レール&レンタカーではどうもグレードによっては寝台料金は割引対象にならないみたいですな,まあいいです。運賃は2割引ですから。
 帰りはおとなしく特急料金も割引のきくひかりで帰ってくることにします。

 さて,お目当てのサンライズ出雲・瀬戸ですが,なにやら最新式の寝台特急のようです。(もはや主たる目的が全日本DTから寝台列車に移行しつつある・・・)
 この列車で一人で使える寝台は,A寝台個室1人用(シングルDX:13,350円/夜),B寝台個室1人用(シングルツイン:9,170円/夜),B寝台個室1人用(シングル:7,350円/夜),B寝台個室1人用(ソロ:6,300円/夜)の4種類があるようです。

 別に二人用の個室やノビノビ座席というフルフラットな座席(お得,寝台料金不要!)などもあるようですが,あくまでも射撃に行く旅ですので安全のために鍵の閉まる個室をチョイスです。
 えっ,思い出したように射撃に行くって言うな,本当は個室に乗りたいだけだろうって?
 ハイ,その通りです。素直に認めます。
 実際に利用する際にはこれに乗車券(2割引)と特急券(3,000円位?)がプラスされるわけですね。

 でも寝台利用で行けるのはあくまでも22日の午後,若しくは午前中でも駅レンタカーを借りてから射撃場に向かって着けるくらいの時間(9時位ですかね?)に受付される場合のみです。
 当日朝7時に受け付け終了です!っていう事態も念のため想定しておきましょう。
 駅レンタカーは多分22日から押さえているので前の日の営業終了時間位なら借りることは可能でしょう。
 ですから寝台列車を新幹線に変更し,差額で泊まれるくらいのホテルを探せば対応可能となるはずです。
 えっその日の仕事はどうするのかって?その時はその時です。

 こんな時のために子供を飼っているのです。
 熱の一つも出してもらいましょう!(非道な親だ・・・)
 善は急げで早速楽天トラベルにアクセスし,駅近で駐車場の予約できるホテルを押さえます。
 1泊4074円,キャンセルは当日15時まで無料!文句なしです。

 これで全てパーフェクト!
 あとは全日本DT選手権が9月22日にさえ開催されれば問題なしです。
 でもね・・・開催されない場合は,トレン太くんのキャンセル代(1000〜2000円位)だけは無駄金になっちゃうんですよ。
 トホホ・・・

 電車で行くことを考えると多少は荷造りについて考えないといけません。
 いくらなんでもいつものL.L.BeanのソフトケースにX Trapちゃんを放り込んでいくのは忍びないので,今回はX Trapちゃんを買ったときに付いてきた純正ハードガンケースで行くことにいたします。

 ん,待てよ・・・買ったとき以来使ってないからガンケースの鍵のナンバー忘れたぞ・・・
 いいやこれから1ヶ月かけてじっくりと開けようっと!
 3桁の鍵だから,1日30組くらいずつ試せば1ヶ月であくだろう(大バカ野郎でございます)。

 でも「Beretta」ってデカデカと書いてあるガンケースをそのままで大衆の面前を歩き回るのもちょっと気が引けるなぁ〜,持ちにくいしネ〜。
 まあ普通の人は何とも思わんだろうし,Beretta知っててもモデルガンくらいにしか考えないだろうけどね・・・

 で,なんかいいもんないかなぁ〜とネットを物色していたらあったんですよ,お客さん!(誰のことだ?)
 楽器のキーボードケースが結構具合の良いサイズなんですよ!
 キーボードにもいろいろ大きさがあるそうなんですが,61鍵盤用?っていうのかな?このサイズがガンケースごと放り込むのにジャストサイズ!?(長さ約90〜100cm×幅35〜40cm×奥行10〜15cm位,ちょっと奥行あるからガンケースが二つ位入るかも?)

 ナイロンみたいな材質ですが,耐荷重20kgまでOKとのこと。
 そんで何より安いのですよ!
 定価は7000円位からみたいですが,ネットで安いお店を探したら2000円ちょっと位から売ってます。
 これなら買っても良いでしょう。
 グレードを選べば,見た目も豪華な合成皮革製のモノ(5000円位)や,キャスター付きのセミハードケースタイプのモノ(10000円位)もありましたが,おとうには安物で十分でございます。
 いろいろ吟味したところ,値段(3600円)とデザイン(他のより個性的),そして手でもって良し(持ち手付)・肩に掛けて良し(ショルダーにもなる)・担いで良し(両肩リュックベルト付)の機能でコイツをゲットいたしました。



 ガンケースを放り込むとこんな感じ。
 ソフトなクッションで全体ができているので多少は緩衝能力も高まるかな?
 内寸的にもちょっと厚みがあるのでコレ一個でガンケースだけでなく,お着替えやお手入れ道具一式も入りそうですな!



 実際に背負ってみるとこんな感じ。
 モデルのゴジさんもGood!と親指(どれだ・・・)を立てております。

 出撃準備は万全だ,さあ鬼退治に岡山へ行くぞ!
 キジは毎朝家の前を散歩してたな,猿は日光か,我が家の犬は連れてって役に立つのか〜?(その前にそんだけ連れてたら寝台列車乗せてくれんだろう・・・)

~ to be continued


隠し矢:「2005年ベレッタメンバーズカップⅧ」 [Shooter日記-2]

 ご存じBeretta正規代理店のJGTさん主催のユーザーさん感謝お祭り大会でございます。7月23日の土曜日にニッコー栃木のトラップ6面,スキート1面を借り切ってのマンモス大会ですね。パォ〜ン!おとうは昨年に引き続き2回目の参加となります。前日からの雨が心配されましたが開始時刻にはピタリと止まり,曇天ながらも暑くもなく風もさしてふかない射撃日よりな一日でございました。

 さて,Berettaカップといえばまずは参加賞です。これが無くては始まりません。(何がだ・・・)10000円の参加費と引き替えにもらったモノは,食券+お楽しみ抽選券+ゼッケン(21です。歳といっしょかな!大嘘)+参加賞です。今年は取り付け金具付きのハンドタオルとリストバンド,ネックストラップの三点セットでございました。いずれもBerettaロゴ入りの実用品です。特に腰に付けるタオルとリストバンドは汗かきおとうが近日中に買おうと思っていたモノなので大変重宝いたします。まずは◎な出足です。(何の出足だ・・・)ざっと番号を見渡した限りでエントリー数はトラップで190人を超え,スキートで30人位だったでしょうか?トラップは6面を一気に使い,各面6組くらいでグループ分けされていたと思います。すごい人数ですね。おとうはD面スタートの1組目3番射手でございます。この組み分けは事前に葉書で各自に知らされており,この時間めがけて皆さん集合されて来るわけですね。何か良いことがあるのか2年連続でゼッケン1番のA面スタート1組目1番射手をゲットされる方(ベ●ストさん)もいらっしゃいます。来年も1番とるって張り切ってましたからいっそ永久欠番にしてもらえばいいのに・・・(笑)

 そんなこんなで1組目のスタート時間7:30となりました。早速D面に行って射撃準備です。いつもなら万全の準備で大会に臨むのです(おぉ〜初耳だ・・・)が,今回は訳あってぶっつけ本番状態。はなからスコアなど出るわけもないと思っているので逆に気分は楽です。狙いはあくまでも「お楽しみ抽選」,去年はTDRのチケットとかあったけど今年の賞品はどうなのかな・・・射台につきながらも心は撃つことに関係のない邪念で一杯になっておりました。もはや煩悩の固まりです。撃ち始めて気が付きましたが,やはりぶっつけ本番は怖いです。どこ撃ってるんだか身体がピンときていません。運良く偶然に1枚目は当たりましたが2つめは失中,このままでは泥沼モードになりそうですな・・・んでもどうにか20枚目位から撃ち方を思い出し(19枚目までどうやって撃ってたんだ・・・),終わってみればなんと24枚!正直まぐれもいいところです。少なくとも半分は外れていた筈のものでしょう。でも後半〜後1/5位で身体が思い出してきてくれたので2R以降はなんとかなるかな?って感じでしたね。
 今年は6面貸し切り(去年は5面くらいじゃなかったかな?)のおかげか,参加人数の割には進行が早く感じました。待ち時間1時間半〜2時間弱位かな?あっちこっちに遊びに行ってたらすぐ次の順番まわってきましたから・・・さて今年のお友達の参加状況はどうでしょ〜。1番のオヤジ(左)はいつも通り(笑)として,三進の店長(中)さんはかっこいいASEのハイリブ銃で参戦(いらなくなったらください),ベレストさんのお友達のSaltyMacさん(右)はまだまだ射歴が短いとお伺いしましたが,なんのなんのどうどうとした撃ちっぷりです!フォームもきれいですしまあ今年中にはおとうよりも上手になるでしょう・・・悲しい。

 栃木のMさん(左)は1R満射で好発進!お約束のずっこけが無けれが表彰台は間違いなし!同僚N(右)もおとうと一緒に2年連続参戦,目標は抽選でモノをもらうこと!うちの職場は謙虚な人間ばかりだねぁ〜。

 射場で初めてお会いしたくまさん(左),ベンさん(右)。お二人ともその実力はトラップだけにとどまることなくスキートでもその片鱗を見せつけることができるとのこと!次回ベレッタカップでは是非Beretta社トラップ銃でスキート部門に参戦してもらいたいものです・・・(Skeet銃はB社でないものねえ)

 アオノスケさんは堂々のスキート部門2位!最終ラウンドなんか満射狙いのオーラを周りに振りまき,一射一射集中しながらの射撃でしたからおとうカメラマンの存在はミジンコほどにも気が付いておりません。見習わなければ・・・最後の8番マークは見事に撃破!

 Berettaの大会は正直夏祭りみたいなものです。花火(クレーが割れる様子)があがったり,お楽しみくじ引きがあったり,アトラクション(銃砲店対抗団体戦)があったり,あとは色つきのカラーひよこや金魚すくいがあればもう100%お祭りですね。そんで今年のお祭りの目玉の抽選は・・・Berettaロゴ付本革財布でございました。昨年まではなんか抽選でTDRチケットとか野球の観戦券とかあった気がしましたけど,この辺も経費削減なのかな〜・・・でも最後にラストチャンス抽選で液晶テレビが1名様に当たってましたけどね!団体戦は毎年大にぎわい!当たった外れたで試合中に大騒ぎするのを許されるのはコレ以外では味わえないでしょうね。おとうの銃砲店は残念ながらエントリーしていないのですが,来年こそはエントリーしてほしいものです・・・さて,最終的にどうだったかというと・・・なんと24-21-22-24で91(Aクラス8位)というまれに見る好スコア!やっぱり練習しちゃいけないんですかね〜・・・ぶっつけ本番で良い成績が出ると,気合いを入れて練習してから本番に臨む公式戦などなんだったんだろうとか思っちゃいますね。今日90出なくてもいいので公式で80出て欲しいモノです・・・切実。

 今回の好成績?の原因はなんでしょうかねぇ〜,実力の開花?運?お守りのピンズのおかげ?抽選の賞品目当てでスコアと順位に全く関心がなかったから?いろいろありますね〜。まあ1番目の話はないでしょうが,最後の要因は考えられますかね。それと自分で今回撃つときにすごく「自分の時間」を作れた気がしていますね。『前の人が撃ってから自分が撃ち終わるまでの時間は何者にも邪魔されない【自分だけの時間】。だからこの時間はじっくりと納得ゆくまで構え,ポイントチェックし,集中し,狙い,自分の間でコールする。』これをブツブツと頭の中で撃つたびごとに唱えていましたね。結果としてこれが一番自分としては良かったのかな?と思っております。3R目の前半で団子3兄弟が登場し,いつもなら3兄弟のアンコール劇場が二度三度と繰り返すところもなんとこの3枚抜きのみでクリア!この大会で1Rの内容としてここがこれ以上崩れずに撃ち終えれたことが自分的には大変自信がついたところではありました。(その前に団子出すなよ!)紆余曲折があって所謂大会参加スコアとしては初の90台を記録することができたのは大変うれしいことでございました。これが長い射撃人生の中で最初で最後のベストスコアとならないことを切に祈る次第です・・・

P.S.そうそう自分のモノ以外のDT-10 X-Trap初めて見ましたよ!さすがベレッタメンバーズカップ!でもアジャスタブルベントのネジ穴が2つのタイプでしたね〜。おとうと同じ3つ穴タイプは少ないのかな?


第40矢:「経験者講習」 [Shooter日記-2]

 今週の月曜日に猟銃等講習会(所謂経験者講習会)に行って参りました。教本は1冊で3人の講師の方が各1時間ずつの講義,最後に小テストを実施するというスタイルでありました。他県では講義だけでなく,実際の射撃を含めた銃の取り扱いなどに関する講習を行っているところもあるそうです。講義の内容を聞く限りではやはりこうした実際の銃の取り扱いを含めた実技講習もあっても良いのではないかなぁ〜と実感いたしました。
 講習当初に栃木県の猟銃所持許可状況についてお話がありましたが,散弾銃に関して言えばこの10年で所持者は2/3に減少,年々100〜150人程度のダウンとなっており,今年中には3000人を切るのではないかという感じでしたね・・・でもライフルとか空気銃とかは微増なんですよね・・・
 講義の内容の多くは事故防止と盗難防止に関するお話でしたかね・・・特に事故防止に関係するお話として,皆さんどんどん射撃場に行って練習しましょう!ってお話がありました。これは主に狩猟しかしていない方に話されていたにだと思いますが,たまにしか銃をさわらないようでは安全に銃を取り扱うことはできないだろう。ってことです。これは事故を起こされている方の多くが射撃練習の機会が少ない方であることから言われていることのようですね。このことは「射撃技能の維持向上義務」ってことで,銃刀法の第10条の2に記載されています。
 また,標的射撃を主にしている人たちに対しては,より良いシューターの方を見習って自分も銃の取り扱いの模範となるようにがんばって下さい。とのお話がありました。これは心にとどめておきたいですね!
 最後には無事講習修了証明書をいただくことができ,これで11月くらいになったら更新手続きができるようになりました。しかし,元はといえばX-Trapちゃんの納期で4ヶ月も待たされていなければ,多分昨年中に最初の更新手続きをしていただろうから講習修了証明書も初心者講習のモノで済んでいたはずだったのに・・・


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第39矢:「国体出場への道!」 [Shooter日記-2]

 今年度の栃木県国体選手選考の基準が決まったようです。
①.まずは第1次予選として県クレが別途主催する2つの大会のうち,どちらかで基準点(75点かな?)を越えること。
②.次に7月の初めまでに実施される栃木公式において各射場毎(ニッコー栃木・宇都宮・那須国際)の100個撃のスコアの合計(300個分)と他県の2射場での100個撃のスコアの合計(200個分)これに第1次予選のスコア(100個撃)のスコアを合わせた計600個での上位6名となること。
③.②の者が関東ブロック選手権に出場し,この成績と②までの成績を勘案して最終的に国体出場選手を選抜する。らしいです。
 いずれにしてもまだまだマダマダまだまだマダマダまだまだマダマダ実力不足なので,国体云々を語るには100万年早い状況でございます。ただ自分の今年度の目標としては①のクリアだけは何とかしたいと考えております。
 と今年度の所信表明演説をのたもうた上で,本日4月23日は第1回目の第1次国体予選の当日です。なんと嬉しいことにホーム射場の羽黒での開催です。今日この日に第1次予選を突破せずしていつ突破する!というくらいおとうにとっては好条件です。もう一度ニッコー栃木で第一次予選はあるのですが,そんなものはもう眼中にありません。今日が全て!背水の陣で臨みます。救命胴衣も着用の上です。大丈夫,背中から水に落ちても皮下脂肪はいっぱいなので水には浮けます。
 朝羽黒に到着すると,先日の韓国のワールドカップ・スキートで見事ファイナル進出を決めたO原選手が,ちょうどその時の話をMOONさんとしておりました。う〜ん,レベルの高い話だなぁ〜。さて,試合開始です。ここのところの練習具合からすれば少なくとも8割は突破できるであろうともくろんでおりました。しかしですね,人間欲をかいてはいけません。見事背中から水に落ちることとなりました・・・それも清水の舞台の上から落ちたくらいでしょうか・・・いや,もう話す(書く)言葉もありません。自信を持って射台に立てるまで練習あるのみだ!


第38矢:「国際競技会選手選考とはいかに」 [Shooter日記-2]

 4月中旬のとある日になにげに日クレのホームページを覗くと「平成17年度国際競技会への選手選考会実施について」との項目が立ち上がっておりました。将来は国際大会への参加も視野に入れている(どの目がそんなものを入れているんだ?)おとうは,参加しないまでも内容を把握しておかなければなりません。早速記載事項を確認しておきましょう!なお,以下はおとうなりの勝手な解釈なので,解釈に間違いがある場合もございます。ちゃんと知りたい方は日クレさんに聞いてね!
 まずは本年度の選手派遣の対象になる大会ですが,世界クレー選手権大会,ワールドカップ大会(4回開催),アジアクレー射撃選手権大会というものがあるようです。オリンピックはありません。当たり前です。これらの大会に派遣されるためには,各大会でファイナリストとなりうる実力を持っていなければなりません。そこで選考基準として過去4年間(2001〜2004年)のファイナル6位進出者のスコアを集計し,各大会毎の平均を選考の基準点として算出してあるようです。今年度の国際大会については4月(二本松)と5月(岡山)の2回行われる選考会において,この基準点を上回る者の中から派遣選手を選出するというルールのようです。今回の選考はあくまでも平成17年度に限定したものらしいとのこと。2006年以降については今後の本部公式やら全日本やら国体やらのスコアがものを言うようになるようです。
 さて,この基準点ですが概ね「世界クレー選手権大会>ワールドカップ大会>アジアクレー射撃選手権大会」といった感じで点数が高くなっております。なんと世界クレー選手権は男子でトラップ・スキート共に96%以上のスコア!女子でも90%以上となります。男子のDTは92%以上!おとうのスコアの何倍でしょう!(そこまで卑屈に・・・)いずれにしても現段階のおとうからは天上人のお話であることには変わりません。万が一スコアがこの基準点を満たしていた(万が一とは随分大きくでたもんだ!本当は無量大数が一くらいだろうか?)としても,基準点を満たした方が複数いらっしゃればその時のスコアだけでなく,過去の実績やら何やらも加味された上で派遣選手として選考されるわけでしょう。まずは実績を作らないといけませんね!
 そうそう,派遣には二種類あるようで,協会派遣と自費派遣というのがあるそうです。多分派遣費用を協会持ちとするのか個人持ちとするのかの違いなのだと思います。派遣もお金かかりますからね,協会も全ての大会には出費できないのでしょう。個人で行くのももっと大変だけど・・・
 まあ,今のところは雲をつかむようなレベルのお話なので,ふ〜んそうなのか〜といった感じで読み物として見ただけだけど,いつかは真剣に考えられるレベルになりたいものです。